MASERATI GHIBLI のマフラー
来店されたギブリの排気音がやたら勇ましいので「大きな穴が開いたかなー」。
リフトアップしてみると、穴が開いたというより溶接部が外れてしまっています。反対側も同様。これでは交換するしかありません。
しかし、困ったことに純正マフラーが欠品で手に入りません。ステンレスで製作する予定です。
来店されたギブリの排気音がやたら勇ましいので「大きな穴が開いたかなー」。
リフトアップしてみると、穴が開いたというより溶接部が外れてしまっています。反対側も同様。これでは交換するしかありません。
しかし、困ったことに純正マフラーが欠品で手に入りません。ステンレスで製作する予定です。
現行クアトロポルテとギブリの2ショットです。
丸みを帯びた、ややクラシカルな雰囲気をまとったクアトロポルテ。
一方、エッジの効いたスクエアなボディにブリスターフェンダーが妖しいギブリ。
クアトロポルテの運転席に座った途端、VIPの気分。ベンツにもセルシオにもない、このクルマだけがもつ華やかさに浸ることができます。イグニッションを捻ると「キュルキュル、ヴォォォォー」というサウンドはモデナそっくり。音だけ聴いていたらフェラーリだと思うでしょう。それが4ドアのサルーンなのですから堪りません。
いまルッソはギブリと先代クアトロポルテが集まりつつあります。
1枚目の写真のギブリは車検を終えたところで、お客様に納める際、今後のメンテナンスプランをお伝えしました。7万kmでタイミングベルト+ウォーターポンプ+ラジエター交換、その後タイヤ4本とタイロッドエンド交換時にアライメント調整もしましょう、と。コンディションを維持するためにお金のかかるクルマであることは否めません。
ただ、ギブリのようなクルマは他にありません。ちょっとワルそうで凶暴ともいえるパワーを秘めながら、儚げで危うく華やか。北方謙三の「傷だらけのマセラッティ」の世界です。小説に登場したのはビトルボでしたがギブリはその末裔。血は受け継いでいます。そこに在るだけで絵になるクルマって少なくなったような気がします。
今朝ルッソの工場内はギブリが縦に4台並んでいました。
「ギブリ屋さんみたいだなー」と思っていたら、もう1台やってきて計5台になりました。
納車待ち、部品待ち、車検、整備等、理由はそれぞれですが、同時に5台ギブリが集まったのは初めてではないでしょうか。
下の写真は、フロントの純正ブレーキローターにGIGA's BASIC(ジガ・ベーシック)というブレーキパッドを取り付けたギブリです。
ギブリの純正ホイールは貴重なので、ブレーキダストの少ないパッドへの交換をお勧めしています。
バックミラーに注目してください。
手前がアルファロメオ 166、奥が先代クアトロポルテなのですがバックミラーはまったくおなじ形状です。
でも、なぜかマセラティの箱に入ると値段が上がるんです。(苦笑)
ちなみに、バックミラー下面にみえる黒い突起は外気温センサー。アルファは右側にしかないのですが、マセラティは左側にもついています。調べたわけでありませんが、実際に配線されているのは片方だけのような気もします。(そんなことない?)
こういう細かいことに気がつくのはクアトロポルテのオーナー様でした。
先代マセラティ・クアトロポルテの右リアについている電動式ラジオアンテナを途中で曲げてしまい伸縮できなくなったので交換します。
このアンテナは現地仕様のモデルにはついていません。ギブリも同様で、ディーラー車には日本で取り付けているそうです。アンテナがなくてもFMはある程度聞こえますがAMはだめです。アンテナがないと聞こえません。
トランクの内張りを外すと電動ユニットがついています。(写真上)
これを新品(写真下)に交換します。
先週までマセラティが集結していましたが、今週はロータスも来ています。エリーゼなんです、だから晴れてちょーだい!
春になって真夏日があると電話が鳴ります。「エアコンが効かないんですけど」。
先代マセラティ・クアトロポルテ Evo.6 のエアコンが効かず、ガスをチャージしてもすぐに抜けてしまうということで入庫しました。調べてみたところ、コンプレッサーの軸から漏れています。これではコンプレッサーのオーバーホールか交換になります。
右側のリフトに上がっているマセラティ・ギブリは車検整備中です。
今回は気持ちよくコンプレッサーを交換することにしました。
取り付け前の様子。水色のエンジンオイルフィルターの向かって左あたりにコンプレッサーがつきます。
(完成写真を撮りそこないました)
ペキペコと真空引きして1時間放置し、漏れ(圧力抜け)がないことを確認してからガスチャージして完成。
どうも先代ポルテのEvoモデルのエアコンがいけません。ガス漏れが多発しています。一方、今日入庫したギブリのエアコンは温度設定をLO(最低)にすると寒いくらい効きましたから、マセラティが効かないわけではありません。 (念のため)
春になって真夏日があると電話が鳴ります。「エアコンが効かないんですけど」。
先代マセラティ・クアトロポルテ Evo.6 のエアコンが効かず、ガスをチャージしてもすぐに抜けてしまうということで入庫しました。調べてみたところ、コンプレッサーの軸から漏れています。これではコンプレッサーのオーバーホールか交換になります。
右側のリフトに上がっているマセラティ・ギブリは車検整備中です。
今回は気持ちよくコンプレッサーを交換することにしました。
取り付け前の様子。水色のエンジンオイルフィルターの向かって左あたりにコンプレッサーがつきます。
(完成写真を撮りそこないました)
ペキペコと真空引きして1時間放置し、漏れ(圧力抜け)がないことを確認してからガスチャージして完成。
どうも先代ポルテのEvoモデルのエアコンがいけません。ガス漏れが多発しています。一方、今日入庫したギブリのエアコンは温度設定をLO(最低)にすると寒いくらい効きましたから、マセラティが効かないわけではありません。 (念のため)
マセラティ・クアトロポルテ V6 のワイパーリレーを交換する際、 ワイパーカウルを外したのです。(写真下)
裏返すと「お、ファイバーじゃん」。研磨した形跡があります。手作りっぽいですね。
「96年9月24日」という日付が手書きしてありますが、このクルマは98年式ですから、カウルを製作した日付のようです。
「TIR」というのは名前?
マセラティ・クアトロポルテが車検整備のために入庫しました。
その折に「助手席エアバッグのカバーの革が縮んでめくれてきているので張り替えてほしい」というご依頼をいただきました。
助手席エアバッグユニットを取り外しました。
写真下のユニットの上端がめくれて黒い本体が見えていたのです。
革の折り返しが短いのでどうしてもこうなってしまうようです。
革を張りかえるとAIRBAGというエンボスが消えますが、それは承知の上。
(写真下)張り替えて同色に塗装してもらったものです。多少縮んでも大丈夫なように対策してあります。
マセラティのインテリアは重要な装備。大事にしてあげてください。
マセラティ・クアトロポルテのデフからオイル漏れしているのでシールを交換することになりました。
このクアトロポルテは「SNAP the LUSSO 188」でご紹介した、すでに17万km近く走行している車両です。
デフ(デファレンシャル・ギア)はエンジンからの回転を左右のリアタイヤに伝える仕組み。左右の回転の差も吸収(というか配分)します。写真下の左前に見ているのがプロペラシャフトがつながる部分で、右手に見えている部分にドライブシャフトがつながります。
赤いインテークからスロットルとアイドルバルブを外して清掃します。
スロットルも真っ黒。
アイドルバルブもかなり汚れていました。
高速道路の走行で距離が伸びているとはいえ、年数も経っていればエンジンも回り続けているのでどうしても汚れます。このクアトロポルテがどこまで走り続けてくれるか楽しみです。
マセラティ・ギブリのマフラーが錆びて排気漏れしているので交換することになりました。
このようにテールマフラー前部のつなぎ目が錆びて外れてしまうのです。 こうなると床下から爆音が響きます。
純正マフラーが欠品ということで「オオニシ・ヒートマジック」さんにステンレスで作っていただきました。純正同様のものと、前のタイコがないものと2種類あります。今回はお客様のご要望で後者を取り付けます。
取付完了。排気音はノーマルよりは大きめですが思ったよりは控えめ。ノーマルでは寂しい方にはちょうどよいかもしれません。
ご要望があればチタンで製作することも可能です。じつは純正品同等にコストを抑えるために無理を言ってステンレスで作っていただいたのです。 (感謝)
マセラティ・ギブリのお客様からお電話で「チャージランプがついたり消えたりしていたのですが、エンジンがかかったので乗って出たら、帰りにエンジンが止まってしまいました」。
ギブリや先代クアトロポルテはチャージランプが点灯したら、すぐに戻るか、販売店に電話してください。ほとんどの場合、オルタネーターの故障なので、充電されずバッテリーを使い果たしたらおしまいです。ギブリにとってチャージランプは文字通り「警告灯」です。
このDELCO製オルタネーターはバッテリーが弱ってくると無理して発電して壊れてしまうことがあります。ですからオルタネーターを交換するときは同時にバッテリーも交換します。そうしないとまたオルタネーターが壊れてしまいます。
上の写真は、エンジンルームから覗いた、交換後のオルタネーター(黄矢印)です。
トランク右側に納まっているバッテリーも交換しました。
これは推測ですが、オルタネーターが弱いのはアンダーカバーが付いておらず、水がかかるせいもあるのではないでしょうか。先代クアトロポルテでもEvo以後はアンダーカバーがあるせいか、いまのところオルタネーター交換の事例はありません。DENSO製に変わったからかもしれませんけど。
「左ウィンカーがハイフラッシャー(通常の2倍の速度で点滅)になって、左のバックランプと右のストップランプが点かないんです」と入庫したマセラティ・ギブリです。同時にいくつもバルブが切れるとは思えません。トランクを開けて内張りをめくってテールランプユニットを調べると、樹脂の一部が割れてアースの金属板が外れかけていました。これではランプが点かないはず。修理しておきました。
「それとフロントのロービームが黄色くて暗いのをなんとかできませんか?」ということだったので、BOSCH Blue Mercury に替えてみました。色が白く、やや明るくなります。写真下の透明なバルブが古いもの、青いバルブが新品です。
次の写真はおまけです。なんとなく似てませんか? (ボディカラーだけ?)
左がアルファロメオ・スパイダー、右がポルシェ911 (993)。ちなみに、どちらもマニュアルシフトです。
マセラティ・ギブリの(チャージランプは点灯していないけれど)電圧計が急に下がってきたとのことでお預かりしました。
充電量を調べてみると、オルタネーターの発電量が不足しており、夜間ヘッドライトを点灯していると赤字。つまり、バッテリーが蓄えている電気がすこしずつ減っていく状態。そうなるとオルタネーターにますます負担がかかって悪循環に陥ります。
このギブリは約1年前にオルタネーターとバッテリーを交換しているのですが、ふだんあまり乗らないためにバッテリーが弱っていたようです。それでもオルタネーターを交換するには早いので、小径プーリーに換えることにしました。これで発電量が増えて赤字が解消されるはず。
写真上が小径プーリーをつけたオルタネーター。右にあるのが元のプーリーです。
元通りに取り付けて、充電量を測定して作業完了です。
マセラティ・ギブリGTのFブレーキローター&パッド交換、Rブレーキパッド交換を行います。
右フロントのローターとパッドを外したところ。
ブレーキダストの少ないパッドをご希望だったのでクランツのGIGA's BASICにしました。パッド面にスリットが入っているのは鳴き止め効果を出すためだとか。まったく鳴かないわけではありませんが、派手に鳴くという声は聞きませんから許容範囲なのでしょう。
マセラティ 純正ローターはこのようにドリルドローターです。
せっかくダストの少ないパッドに換えるのですから、タイヤを外している間にホイールを内側からも洗いました。
ダストも皆無ではありませんが、圧倒的に少ないうえに焼き付く可能性が低い。実際「ホイールが汚れてるな」と感じることが減るので精神衛生上もよろしいかと存じます。
写真上はアクセルワイヤーの新(右)と旧(左)。古いワイヤーはステイの丸穴をワイヤーが上に向かって削っていました。
そもそももアクセルワイヤーの戻りが悪かったのですが、それはワイヤー先端のゴムブーツを噛み込んでいたせいでした。新しいアクセルワイヤーを取り付けて作業完了です。
マセラティ 2.24V が点検のために入庫しました。手前はギブリGT、奥が2.24Vです。他にブルーセラのギブリが2台とクアトロポルテが1台入庫中なので今日のルッソはマセラティが5台あります。そこへクアトロポルテのお客様が遊びにいらして、ギブリのお客様が「電圧が低いみたいなんですけど」とご来店され(2年ぶりのバッテリー交換となりました)、マセラティ濃度の高い一日でした。
この2.24Vも貴重な「名古屋33」ナンバー。コンパクトで直線的なボディが素敵。レーシーなムード満点なんだけど色気のある内外装を纏ってる。 夜、ライトを点けて走っている姿はすごくカッコいい!
前から見上げたところ。まずバッテリーとエンジンオイルを交換しました。タイロッドエンドにガタが出ているので交換します。
こちらはリアから見上げたところ。スペアタイヤが吊ってあります。
この2.24Vは5速MT。左上がリバースで、左下が1速というレーシングパターン。馴れの問題なのですが、マニュアルシフトは左ハンドルのほうがいい。利き腕の右手でシフトできるのと、頻繁に使う1速が近いから。
点検入庫したマセラティ2.24Vはエアコンが効かないので修理することになりました。
調べてみると低圧側が真空状態。どこかで詰まっているわけで、これでは冷えません。
詰まっているのはおそらくエキスパンションバルブ(右)なのですが、原因はリキッドタンク(左)内の活性炭が古くなって配管内に出てくることだと思われるので、両方とも交換します。 リキッドタンクはいわゆるフィルターなので消耗品です。
写真上は助手席の足元。ヒーターバルブ(黄矢印)の奥にエキスパンションバルブがあるらしいのですが見えません。
リキッドタンクはエンジンルームの右前方、バッテリーの脇にあります。
部品交換後、真空引きしてからエアコンガスを入れて動作確認。ちゃんと冷えるようになりました。
整備を終えたマセラティ 2.24V を納めさせていただきました。シフト操作はもちろん、ステアリングの回し方からパワーウィンドウの動かし方まで、無理のないように優しく扱うように気をつかいます。そうしないと壊れるとか乗れないというわけではなく、慣れると意識しなくても自然とそうなってしまうのです。習慣です。
1速はほとんど発進専用で、2速で加速して3速で巡航。トゥルルルル...というエンジンフィールが心地いい。前方視界が開けたらクッとスロットルを開いて過給を愉しむ。すると心の奥の湖に小石が投げ込まれて波紋が広がっていくように、胸がざわざわするのです。甘さと香りに惹かれてもガムみたいにすぐに味気なくなるクルマとはちがって、噛めば噛むほど味がある、スルメみたいなクルマ。メーターからも目を離せないから決して退屈しません。
一見してマセラティのエンジンだとわかりますが、ギブリとは異なる部分もちらほら。スロットルがすこし傾いで付いているのはデスビを避けるため?
クルマを自分に合わせようとするのではなく、自分がクルマに合わせてあげることができれば、ちょっと旧いクルマとも上手に付き合えるはず。そんなことを思い出させてくれたマセラティでした。
マセラティ・ギブリがアイドリング時にエンジンの振動が出ることがあるというご相談を受けました。アイドルエアバルブの動きが悪い可能性があるので、スロットルとアイドルエアバルブ(黄矢印のところについていました)を外して清掃することにしました。
クリーナーでカーボンを取り除きます。アイドルエアバルブ(黄矢印)も同様に清掃します。
結構汚れています。写真下のようにスロットルが全閉時にアイドリングするように空気を送り込む装置がアイドルエアバルブ。空気の量はバルブ開度によって制御されているのですが、弱いバネでバルブを押すようになっているのでカーボンが溜まると動きが悪くなる可能性があります。清掃しても状態が改善しない場合は部品交換も検討します。
清掃後、組み直して作業完了です。
ルッソのお客様はこのブログをよくごらんくださっていて、オルタネーターの小径プーリー化もご要望いただいて作業しました。バッテリーを助けるという意味では太陽電池式の充電器も使えると思います。222系で使っている方がいらっしゃいました。ご参考まで。
マセラティ・クアトロポルテV6のタイミングベルト一式交換を行います。
主に高速道路で使用されるため、走行距離はすでに178,300km。
タイミングベルトとウォーターポンプを取り外したところ。
新しいウォーターポンプとベアリングを取り付けて、タイミングベルトを張りました。
これで20万km突破は確実でしょう。
もしも「うちのクアトロポルテはもっと走ってるぞ」という方がいらっしゃいましたらコメントくださいませ。
白いクルマが2台並びました。ボディコーティングを終えたマセラティ3200GTはオイル交換中。左のロータス・エリーゼはエンジン点検中。
新しいエンジンオイルを入れているところ。
他にETC取付も承りました。
マセラティ・ギブリのフォグランプのガラスがぐらぐらしていました。シールが剥がれると落ちて割れる恐れがあるので修理のために入庫しました。
ユニットごと取り外して、ガラスを再度シール剤で貼り付けます。ひと晩乾かしてから取り付けます。
ギブリでは落ちませんでしたが、ザガート・スパイダーは落ちて割れた例があります。オーナーのみなさんはフォグランプを時々手で触ってグラグラしないかどうか確かめてください。
ショールームに入庫したポルシェ 996 カレラ(ティプトロ)をガソリンスタンドまで乗っていって「7万km走っているけどナビもETCもついていて気軽に乗れそうで、こんなクルマで通勤できたらいいなー」。
その後、車検整備のためにお預かりしたマセラティ 3200GT アセットコルサ(写真上)を回送したところ「なんて素晴らしいクルマなんだ!」。
初めてではないのですが感激しました。クラッチペダルがやや重く、上手にクラッチをミートしないとぎくしゃくするので乗りにくい印象がありますが慣れれば問題なし。一旦走り出してしまえば「どこからでもかかってきなさい!」。負ける気がしません。(笑)
それくらいターボの加速は強烈。ガォ?っと吼えるんです。ただ速いだけでなくブレーキの効き、タッチともに良く、安心感がある点が他のモデルと一味ちがいます。 Assetto Corsa(レース仕様)というネーミングのとおり、足回りが強化されていることを実感できます。
ポルシェ911と同じクーペではあるけれど、エンジンのテイストが全然ちがう。異質といってしまえばそれまでだけど、アセットコルサのそれは魅力というより魔力。ハマると抜け出すのはむずかしいでしょう。
先代マセラティ・クアトロポルテ Evo.V8 に乗りました。クアトロポルテやギブリというとツインターボの強烈なイメージが強いようですが、空いた国道を流していると、乗り心地も操作感も滑らかで、とっても快適。華やかでジェントルな、大人のクルマです。
つぎに、まだ走行5,000kmのギブリGTに乗りました。年月を経てはいますが、新車時はこうだったのかと想像できるほどコンディションは良好。乗り味だけでなく、ステアリングフィールがスムーズで滑らかなのに驚きました。ウッドステアリングの手触りそのままだったのですね。もちろん、踏めばターボが目を覚まします。
2台とも納車準備中。1台でも多くのマセラティを良い状態で残していくお手伝いができれば幸いです。
マセラティ・ギブリのメーターパネルを覆っているフードの縁が反り返ってしまうことが多々あります。写真下の右側のフードの黄矢印部分も反っているのがわかるでしょうか。ベースの樹脂が変形しているので直すのはむずかしい。反対側も同様で、クルマの前から見るとたいへん見苦しいことになります。ここまでひどくない場合でも、革が縮んで端がめくれてくることもあります。
そこで新品(左側)を入手して、そちらにメーターパネルを組み替えました。このパーツは最後の一個だったとか。もしそうだとしたら古いフードも貴重なので、きれいに修正して納車整備用予備パーツにしたいと考えています。
マセラティ 3200GT に ECLIPSE AVN075HD を取り付けました。
シフトレバーがPレンジにあっても、なんとかモニタを出すことができます。
モニタが出るとエアコンの調整ツマミが隠れてしまいますがご容赦ください。
マセラティ・スパイダーに乗りました。キュルキュルキュル、ボォォォォ?といきなりハイテンションなクルマです。
カンビオコルサ(セミAT)には苦手意識があったのですが、しばらく乗っている間に馴れました。アルファロメオのセレスピードと同様の仕組みなので操作感も近いのですが、エンジンのパワーが違うのでアクセルのON/OFFがクラッチのON/OFFにつながるとクラッチが磨耗するような気がして心配。「減ったら替えればいい」という割り切りがないと楽しく乗れません。
そういえばタイヤも減ります。大通りに出る手前で一旦停止して左折、なんていうシチュエーションではアクセルを注意深く開けないとキュキュキュっとリアタイヤが鳴きます。こういう部分はギブリよりもはるかに過激。アクセルワークがすべて。このあたりの感覚は3200GTと似ています。エンジンはまったく異なるのに不思議です。
マセラティ・スパイダーもカンビオコルサの壁を乗り越えれば、基本的に華やかで快適なオープンカーであることがわかります。たとえば、BMW 645ci カブリオレはひたすら快適で、どっしりと安定して速い。長距離をこなすならBMWに軍配が上がるでしょうけれど、楽しくドライブしたいのであればマセラティのほうが刺激的。ターボがお好きなら 3200GTもお勧めです。
マセラティ・クアトロポルテ Evo. が2台リフトに並びました。
手前はエアコン修理(コンプレッサー交換)、奥はブレーキローター研磨、ブレーキパッド交換(クランツのGIGA)を行います。メカニックのITOは画面左に置いてあるランチア・デルタのエアコン修理中。朝晩は涼しくなってきましたがエアコン修理は続きます。
マセラティ・クアトロポルテ Evo.V8 のセンターコンソールの押しボタンが陥没しました。
ハザードスイッチの右3個(給油口、トランク、パーキング)が奥に入ってしまっています。
裏のスイッチユニットの固定台が片側外れてしまったのが原因。木片がパネルに接着してあるだけです。ボタンを強く押すと外れても不思議はありません。エアコンのパネルも同様です。
パネルの裏側はこんな感じ。木工細工の世界です。E-wayamaいわく「家具みたいだな」。
ボタン陥没修理のためにここまで分解しなければなりません。クアトロポルテに限らず、マセラティのボタンは「押す」のではなく「軽く押さえる」感じでやさしく操作するよう心がけてください。壊れることがあるのは仕方ありませんが、自分で壊してしまわないようにご注意ください。
弊社ショールーム(グースネック名古屋)にフェラーリ・サンタ・ベア (3,990円)がやってきました。
マセラティ・グランスポルト MC Victory もやってきました。
ボディカラーはビアンコFUJI。いわゆるパールホワイト。クロームグリルを選んでみました。ヘッドライトはもちろんキセノンです。
このMC12バケットシートがカッコいいのです。惚れました。マセラティはレーシーなモデルもまた魅力的。
シリアルプレートには 030 / 180 と刻まれています。トランスミッションは6速カンビオコルサ。
4.2リッターV8エンジンは400psを発揮します。文字通りフェラーリに匹敵するモデルです。
雨が降り出したので今日は屋外での撮影ができませんでした。ご興味のある方はグースネック名古屋まで。
マセラティ・レーシングが帰ってきました。どの程度整備が必要か点検して、エンジンオイルとオイルフィルターだけは交換しておきます。
久しく入庫していないのであちこち手を入れないといけませんが予想よりは良い状態でした。お金をかければコンディションを取り戻すでしょう。じつはメカニックのITOが「ボクが乗ります」と言っているのですがどうなることやら。彼に個人的にコンディション作りをしてもらうという手もあります。(笑)
レーシングの引取りに同行して、初めて東海環状自動車道を走ったのですがきれいな道路ですね。気持ちよかった。街中の混雑とは裏腹にすごく空いていました。うしろから見ていて「やっぱりカッコいいなー」。コンパクトですっきりしたデザインがいい。男っぽいクルマなんだけど、自分のスタイルを淡々と貫く潔さを感じます。
先代クアトロポルテのEvo.V6、Evo.V8の6速マニュアルに続いてレーシングと、ここに来てマセラティのMTモデルが並びました。クアトロポルテについては「グースネック名古屋」までどうぞ。扱い方から乗り方、楽しみ方までご案内させていただきます。
マセラティ・クアトロポルテ V6 の車検整備にあたって、タイミングベルト、ウォーターポンプ等の交換も承りました。
乗った感じは悪くありません。滑らかで、ターボもスムーズにかかります。ただ、タイミングベルト交換時期のクルマは(わたしたちは)怖くてスロットルを開けることができません。実際、カバーを開けるとベルトは結構痛んでいました。結果的に良いタイミングだったようです。
整備を終えると仕上げにエンジンルームをきれいにします。といってもスチームを吹いたりはしません。あれはイタリア車には毒。あとで錆が大量発生する恐れがあります。
小さなお子さんをリアシートに乗せて走るクルマです。安全を祈って納めさせていただきました。
マセラティ・クアトロポルテ Evo.V6の納車点検整備を行っています。
油脂類交換後、プラグの状態を見てみましたが、ちゃんと焼けています。
今週は車検整備とあわせてタイミングベルト交換も行ったのがアルファロメオ145と916スパイダー(いずれもTS 16Vエンジン)。日ごろからメンテナンスしてあれば車検だからといって特に費用はかかりませんが、逆にタイミングベルト交換などが車検時期と重なるとどうしてもコストがかさみます。
3,000-5,000kmごとのオイル交換の際に気になるところがあれば見てもらって、年に一度12ヶ月点検をしておけばほとんどのクルマは安心して乗ることができるはずです。愛車にある程度の費用と時間を割いてあげることから始めてみませんか?
マセラティ 3200GTのシートの背もたれを前に倒すと、電動シートが自動的に前に寄り、背もたれを元に戻すとシートが後ろに戻るのですが、助手席シートは動きが悪い(時々動く)のです。
シート座面裏側についているコントロールユニットを運転席と入れ替えてみたところ、ちゃんと動きました。ということはコントロールユニット不良の可能性があります。一体いくらするのでしょう?
アルファロメオと比べてもマセラティは部品が高いのがつらいところ。今回も電動シートが動かないわけではないので手動で動かしてやればよいのです。物は考えようであります。ダメ?
マセラティ・ギブリ 2.8 が「漏れている形跡はないのに冷却水が減る」とのことで入庫しました。調べたところ、エンジンオイルに冷却水が混じっています。
ヘッドガスケットが抜けたか、ヘッドが歪んだかが考えられるのでヘッドを下ろすことにしました。
「なんとかエンジンを下ろさずにできんかなー」と思案しながら分解していくITOですが「ムリっぽいなぁ」。
マセラティ・ギブリGTのお客様から「自宅の駐車場に入れようとしているんだけどギアがバックに入らない」とのお電話。しばらくお話を伺っているうちにクラッチがちゃんと切れていないと判断し「エンジンを切ればバックギアに入ると思います。ただしクラッチが切れていないとセルを回した途端クルマが動き出すので注意してください」。
入庫したギブリをリフトアップし、エンジンとミッションの隙間から覗くと、レリーズベアリングの突起の一方が曲がって飛び出していました。過去の「ガレージレポート」と同じ状況です。クラッチのレリーズベアリングを交換するにはトランスミッションを下ろさなければなりません。そのためにはセルモーターを外す必要があります。
そのセルモーターはギブリの場合、エンジンのVバングの間についているためインテークを外さなければなりません。そう、手間がかかるのです。
写真上の黄矢印がセルモーターです。
次にマフラーを外し、パワステラックを外し、プロペラシャフトも外しました。
エンジンマウントを緩めて、エンジンの位置を下げつつ、トランスミッションをうしろにずらして抜きました。クラッチディスクやクラッチカバーはまだ使えます。
写真上がゲトラグ製トランスミッション。
写真上がクラッチレリーズベアリングの新(左)と旧(右)。交換後2万kmちょっとで折れてもらっては困ります。オーナーさんは「ぼくの乗り方が悪いのかなー」。いえ、部品の強度の問題だと思いますが、自衛策としては信号待ちなどではギアをニュートラルに抜いてクラッチから足を離すようにしましょう。
1速やバックにギアが多少入りにくいだけならばミッションオイルの劣化も考えられますが、ギアが抜けにくいとなるとクラッチがちゃんと切れていない可能性が高くなります。クラッチペダルを意識して奥まで踏み込んでも状況に変化がなければ早めに工場で点検を受けることをお勧めします。
連休明けの名古屋は快晴。暑くなりそうです。
マセラティ・クアトロポルテの「パワステが効いたり効かなかったりする」とのことで入庫しました。左のリフトではロータス・エリーゼの納車整備中。タイミングベルト一式に続いて、水回りのホース交換中です。
パワステラックを調べてもオイル漏れはありません。ハンドルを回したときに重くなる場所が決まっているのでユニバーサルジョイントの問題かもしれません。
ただ V8 Evo.のパワステラックを交換したこともあるので、オイル漏れがないからといって(現時点では)問題がないとは断言できません。調べた結果(所見)と部品価格等をE-wayamaに伝えて方針を決めます。
マセラティ・クアトロポルテ V8 Evo.のハンドルがおかしいのはパワステラックよりもユニバーサルジョイントの不具合だろうということでステアリングコラムロアーシャフトを交換することにしました。(奥リフトではロータス・エスプリのミッションを載せています)
ステアリングコラムロアーシャフトの新(下)と旧(上)。60センチほどのシャフトの両端がユニバーサルジョイントになっています。
古いほうのシャフト(左)の下側ジョイントが左右には軽く動いても、上下にはすごく固くて素手では動かせない状態でした。こうなるとハンドルを切っていくとふつうに回るところと固いところが交互に出るようになります。ギブリでは何台か見たことがありますがクアトロポルテでは初めてです。
写真下は運転席の足元。黄矢印が交換したシャフトです。
ブログでは「部品を交換したら直りました」というご紹介になってしまいがちですが、実際にはあの手この手でトラブルシュートして、部品の在庫の有無や価格などを調べていく過程で驚いたり、悩んだりする中に発見があったりします。知識や技術、経験も必要ですが、最後は「きっちり直すぞ」という情熱が大事なのだと思います。