1992 ジャガー XJS 4.0 が下取入庫しました。V12ではなく4リッターの直列6気筒モデル。走行距離は約63,000km。昔、XJS 4.0 に乗りたくてE-wayamaに相談したものの300万円もしたため断念したことがあります。そもそも乗ったことがないので興味津々。あいにくの雨ですが乗って帰らせてもらうことにしました。
ロングノーズで、全体に低く構えたシルエットが素敵。
この後姿が好きなんです。でも、メッキモールにスモークレンズなんてむちゃくちゃワルそう。ひとつ間違うと単なる「柄の悪いクルマ」に堕ちるところをジャガーの気品で支えているという絶妙かつ、危ういバランス感覚が好きです。(笑)
自宅の駐車場にとめて気づいたのですが、リアのオーバーハングはBMW735以上に大きい。トランクは広いものの、スペアタイヤが載っているので容積はそこそこ。ついでにリアシートは物置きスペースと割り切ったほうがよいでしょう。
初めてインテリアを見たとき「あ、ダブルシックスと同じだ!」。
ATシフトレバーが同じなのです。灰皿も同じかも。XKシリーズ同様、サイドブレーキは運転席の右側についているし、あちらこちらに「いまのジャガーと似てるー」という点が多々あります。(あたり前ですか)
イグニッションをONにして、セルを回すとダブルシックスのV12よりも軽くエンジンが目覚めるので「あ、6発なんだ」。軽やかに吹け上がるとはいえませんが、アクセルのつきは悪くない。E24 BMW 635iの感覚と似ています。ジャガーとBMW、英国車とドイツ車という次元ではなく、1990年前後のスペシャルティ・クーペという土俵で生きている2台なのでしょう。それにしてもセダンよりもクーペのほうが軽快に作ってあるのでしょうか?
グースネック名古屋(弊社ショールーム)からルッソまで乗ったときは前述のとおり「アクセルのつきは良いな」というくらいしか思いませんでした。スタイル以外、取り立ててどーこー言うこともないかな、と。
このまままっすぐ帰宅したのではつまらないので名古屋高速を1周することにしました。すると予想以上に快適。若干ぽよん、ぽよん跳ねるのが気になるものの、乗り心地は悪くないし、そこそこスピードも出る。SPORTモードにすればエンジン音も楽しめます。左肘を幅広のアームレストに預けて、FMラジオでピアノを聴きながらハイウェイクルーズ。腰から下はジャガーらしくタイトですが、上半身はゆったり。身長170cmのわたしの頭上、こぶし1個分余裕があるので狭苦しい感じはありません。クーペらしいクーペです。
いーじゃないですか、XJS! かっこよくて、乗り味も悪くない。気に入りました。
明日メカニックのITOくんに下回りを点検してもらおっと。(笑)