今朝、アルファロメオ155 V6にお乗りのお客様から「クラッチペダルが外れました」。メールしていただいた写真(下)を拝見すると、クラッチマスターのアームがクラッチペダルから外れてしまっています。本来一体でなければならないゴムのブッシュだけペダル側(黄矢印)に残っています。
「すぐに伺います」と出向いて、現地で割りピンを抜いてゴムのブッシュからボロボロになっているゴムを除去し、クラッチマスターのアームを仮止めしてルッソまで乗って帰りました。その途中ブレーキの警告灯がついたり消えたり。これはサイドブレーキを引いたときにも点灯しますが、ブレーキフルードが減ったときにも点きます。つまりブレーキ(クラッチ)フルードがどこかから漏れている可能性があります。
ルッソに戻り、メカニックITOにクラッチレリーズシリンダーも点検してもらいます。過去に交換した記録がないのと、ここは155の弱点のひとつなので要注意なのです。お客様に状況をご説明したところ「必要ならばレリーズシリンダーも交換してください」。結果、ブレーキフルード漏れが見られるため、クラッチマスター(ブッシュだけは部品が出ないためアセンブリー交換)といっしょに交換することにしました。
写真上の黄矢印がクラッチレリーズシリンダーです。右側につないであるホースでフルードを抜いているところです。
写真上が新品のクラッチマスター(上)とクラッチレリーズシリンダーです。クラッチマスターのゴムブッシュ(黄矢印)がだめになって外れたのです。155では比較的珍しいケースですが、走行距離72,000kmですからありえないことではありません。
2点とも部品を在庫していたのでITOがすぐに交換してくれて、夕方にはお客様に納めさせていただきました。あらゆる部品を在庫しているわけではありませんが、アルファロメオとマセラティのよく出る交換部品は在庫するよう心がけています。部品さえあれば、今回のように即日修理してお返しすることが可能になるからです。
いまグースネック名古屋ではALFA155/147/156/75/SPIDERといったモデルを集めてご案内しています。「古いアルファロメオはトラブルが怖くて手が出せない」という壁を打ち壊して「ちゃんと整備すれば乗れます」ということをお伝えしたいのです。そのためにルッソがあり、「LUSSO JAM」という、このブログでご紹介しているのです。
常に今回のような対応ができるかどうかは諸事情にもよりますのでお約束できかねますが、わたしたちはお客様のために最善を尽くします。それこそがルッソの存在価値ですから。