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ALFA ROMEO アーカイブ

2006年04月18日

ALFA156V6とルーテシア16V

そろそろ暑くなってくる季節にはトヨタが有難い。エアコンの室内機みたいにルーバーが左右に動くのは(風に直接当たりたくないので)やりすぎだという気もするけれど、壊れそうな気配が皆無な点とか、ボディサイズのわりに室内がゆったりしている点とか、押し出しが強すぎず弱すぎず適当な点など「日本のセダン」の基本だと感じます。とくに豊田市に用事があって元町工場の前をクラウンで通ると、まさに故郷に帰ったようでほっとします。(笑) これ以上クラウンのインプレッションは書けそうにないので輸入車に移ります。

ALFA156V6の左ハンドルのMTは、トルクもあるし、踏めば速いという156の中ではGTAに継ぐ俊足モデル。それでいてしっかり4ドアセダンなので実用的。お父さんのためのイタリア車です。それをRENAULT LUTECIA 16Vに乗り換えると、ボディのコンパクトさと軽さが印象的。それにエンジンの回り方が気持ちいい。踏み込んだときのヒューンという吸気音もソソります。156に比べるとちょっと古いモデルなのですが、走らせる愉しみという点では156V6に負けていません。 このルーテシアはE-wayamaが「絶対売りません」と申しておりますが、ちょっと古いモデルにきちんと手を入れて気軽に楽しむというのもお勧めです。わたしの愛車 E32 BMW735iもその路線です。(笑)

2006年04月30日

ALFA SZのインシュレーター

SZのボンネット裏側のインシュレーターがボロボロになってしまった場合、純正品は欠品で入手できないため、汎用の耐熱・断熱ウレタンを貼っています。

ALFA ROMEO SZ

カットも貼り付けも手作業になりますが、きれいに貼れたかな。

2006年05月06日

ITOのALFA155Q4

「連休でタイベルとウォポン交換します!」と張り切っていたITOですが、休みが明けてもなぜか155はリフトにかかったまま。

ALFA155Q4

じつは、右フロントタイヤ奥のクランクシャフトプーリーのボルトを外そうとしたら、すごく固くて「これはまずいな」と思っていたら折れてしまったそうです。

ALFA155Q4

その場で作業は中断。ボルトは週明けに入荷予定。それまでは動かせません。(必要ならタイヤをつけてリフトから下ろしますが)
下の写真が折れたボルトです。 こういうこともあるんですね。

ALFA155Q4

あとはエアコンが効かないのも直す予定だとか。不具合をそのままにしておかない姿勢は(メカニックとしては当然かもしれませんが)好感がもてます。がんばってねー!

2006年05月08日

ALFA147TS エンジン不調

ALFA147TSセレスピードが3台並んでいます。手前のロッソはETC取付中。

奥のシルバーは、LUSSOホームページの「ガレージレポート」第1回でクラッチ交換とミッションO/Hをご紹介した、わたしたちにとって記念すべき147です。現在71,000kmでオーナーさんが乗り換えられたので下取入庫したのですが、セレスピードオイルが減ってシフトできなくなる現象が出ています。

ALFA147

ブルーはCHECK ENGINE警告灯が点灯し(写真下)、実際にエンジンの回転にムラがあって明らかに調子が悪い。ABS/VDCエラーも同時に起きています。

ALFA147

CHECK ENGINEが点灯する原因の多くはO2センサーかエアフロメーター。ブルー147のエアフロメーターを交換し、テスター(Examiner)でエラー消去して試運転に出ました。 

ALFA147

試運転コースを延長して遠回りしてみましたがエンジンは快調そのもの。エラーは出ません。ただ、ちょっと乗っただけで判断することはできないのでE-wayamaにも試運転してもらい、お客様に事情をご説明したうえでお返ししました。

2006年05月12日

ALFA147 エアフロメーター

エンジン不調のALFA147のエアフロメーターを交換したらピタッと直ったのには驚きました。クルマは正直です。
古いエアフロメーターを分解してみました。(分解大好き!)

エアフロメーター

エアフロメーターは空気の流入量を測定する装置。吸気温センサーも一体になっています。
エアインテークとスロットルの中間に黒いパイプがつながって、そこに横からセンサーが差し込まれています。パイプの入口に格子状の網があるのは整流用だそうです。

エアフロメーター

いちばん上とその下に空気が入る穴があります。
背面のシールを強引に破ったら基板が出てきました。透明なゼリーで封入してあります。

エアフロメーター

先端がフイルムセンサーでしょうか。下のほうにあるダイオードみたいな部品がおそらく吸気温センサーだと思われます。

エアフロメーター

聞くところによると、吸気温センサーがすこしずつ狂ってきていた車両のエアフロメーターを交換すると、エンジンが見違えるように元気になるそうです。吸気温が実際とズレていても補正されてしまうので、徐々に変化していくため気づかないのでしょう。

2006年05月13日

ALFA155 V6 水温上昇

「水温が高いんです」と入庫してきたALFA155 V6(手前)と ROVER 600(奥)。

ROVERは冷却水が減っていないので、エンジンをかけたままにしておいたのですがラジエターが暖かくなりません。ラジエターに水が回らないとオーバーヒートします。水温が上昇するとサーモスタットが開いてラジエターに冷却水を回して冷やすのですが、サーモスタットが開かなくなっていたため交換して解決。

ALFA155 V6

一方のALFA155 V6は以前サーモスタットを交換しています。今回のROVERとは逆にサーモスタットが開いたままになって高速道路を走ると水温が下がるという現象が出ていました。だから「サーモスタットの問題ではないはず」という仮定してトラブルシュートします。ラジエターにちゃんと水が回っても水温が上がるなら「電動ファンが回ってないのかな?」。

エンジンをかけたままにすると95℃くらいで電動ファンが(LOWで)回ります。エアコンをONにするとファンはHIGHで回ります。ファンの回り方にはLOW(弱)とHIGH(強)の2段階があるのです。ファンが回るということはファンスイッチは問題ないのかな。

そういえばお客様のお話では「水温計の針が130℃まで振り切れたことがある」とか。しばらく水温計とにらめっこしていると振り切れちゃいました。一旦エンジンを切って、イグニッションをONにしただけで水温130℃。コレ、水温計がおかしいです。

ALFA155 V6

結果、上の写真にある水温センサーを交換して解決。下の写真の黄矢印のところについています。

ALFA155 V6

水温が90℃を超えるとエンジンルームから時折ブーンという電動ファンが回る音がするはず。もしも水温が100℃を超えて上昇が止まらないときは「冷却水は入っているか」「電動ファンは回っているか」を確かめてみてください。万一オーバーヒートしたときは路肩に寄せてエンジンを切り、ボンネットを開けて冷やしながらレスキューを呼びましょう。慌ててラジエターやサブタンクのキャップを触るとやけどしますからご注意ください。

トラブルが起きたときは安全な場所に退避して、まず頭を冷やすことが大切です。

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2006年05月15日

ALFA147 セレスピード・アクチュエータ交換

先日の記事の後日談です。
セレスピード・オイルが減ると1速やバックにギアが入りにくくなり、たとえ入ってもすぐにニュートラルに抜けてしまいます。

ALFA147TS

セレスピードのアクチュエータからオイル漏れが見られたので交換しました。

ALFA147TS

エンジンルームに向かって右側にアクチュエータがついています。これは取り外しているところ。

ALFA147TS

作業完了後、E-wayamaとわたしで試運転しているのですが、すこぶる調子がいい。やはり147は軽快です。

セレスピードはクラッチレスのマニュアルミッション車ですから、CITYモードでAT車のように走るのもいいけれど、シフトレバーとステアリングパドルスイッチを使って積極的に運転に関わるのも愉しいものです。

2006年05月19日

ALFA166 カーナビ取付け

ALFA ROMEO 166 にカロッツェリアのインダッシュナビをつけました。
ダッシュボードの小物入れのうえにケースを作って取り付けてあります。

ALFA166

リアのナンバープレート脇にバックモニターもついています。 CCDカメラも小型化が進んでいます。

ALFA166

Rレンジに入れると自動的に後方の風景が映ります。
とても便利ですが、カメラだけに頼らずに自分の眼でも確認しましょう。

ALFA166

166のオーディオは生かして、カーナビだけ新しいものを付けたいのであれば、オンダッシュタイプにしてモニターをもうすこし低い位置につける手もあります。ご相談ください。

2006年05月22日

ALFA166 トルクロッド交換

ALFA ROMEO 166のトルクロッドを交換します。

ALFA166

エンジンの右側に2本ついていて、アクセルを踏んだときにエンジンが揺れるのを抑えます。

ALFA166

黒い(手前黄矢印)ほうがトルクロッド、奥の受け側がブラケットです。
写真下がトルクロッドの新(下)と旧(上)です。すでにゴムが切れてしまっていました。

ALFA166

ブラケットの新(右)と旧(左)。こちらもゴムが切れています。

ALFA166

どうもALFA166は切れやすいようです。消耗品だと考えたほうがよいかもしれません。

2006年05月25日

ALFA156 GTA 車検整備

車検整備のために入庫したアルファロメオ156GTA(右)と初代ロータス・エリーゼ(左)。

ALFA156GTA

156GTAは最初の車検ですから3年で走行距離 27,000km。車検整備としてはとくに大きな費用はかかりませんが、35,000kmまでにタイミングベルト一式の交換をするようお勧めする予定です。

ALFA156GTA

上の写真は、エンジンのうしろ側についているオイルフィルターを締め付けているところです。

マセラティを含めて、クルマによってはオイルフィルターを外すのが「パズル」みたいになっていることがあります。どうやっても抜けない場合は邪魔なホース等を外します。そういうわけで、オイル交換の作業費用も所要時間に応じて多少差がございます。どうかご理解くださいませ。

2006年05月30日

ALFA ROMEO リセット相談

「アルファを購入したのですが(ホームページを見て)リセットをお願いできないでしょうか」というお電話を時々頂戴します。

たいへん有難いことなのですが、お車の状態がまったくわからない上に過去の整備記録がないことも多々あります。そうなるとリセット以前にまず健康診断が必要です。「12ヶ月点検相当の点検を受けていただき、その結果必要だと思われる整備内容のお見積書をお渡しします。その結果リセットに当たる整備をご依頼いただくか、参考に留めていただくかはご自由です」というようにお話させていただいています。 十分に納得してからご用命いただきたいのです。

ALFA ROMEO 155

憧れのアルファが手の届く価格帯に下りてきたことは喜ばしいのですが、売る側も買う側も新車の状態を知らずに売買していることが多いように感じます。ディーラー車だとしても安心はできません。クルマは生まれより育ちなのです。「タイミングベルト交換済ということで買いました」とおっしゃるので点検してみたら肝心なテンショナーベアリングを交換してなかったこともあります。言葉だけのメンテナンスでは意味がないのです。

エンジンをかけてリフトまで動かしただけで「わ、キテるなー」と思うこともあります。10年前後で7?8万km走った個体は、2度目のタイミングベルト交換と初回のクラッチ交換の時期にあたります。これから先、10万kmを超えて乗り続けるのであれば、そこできちんと整備(リセット)すべきです。そうしないと本来の調子を発揮できないままコンディションが順番に崩れていって早晩イヤになります。初めてのアルファロメオとの出会いをそんな不幸な結末にしたくないので、本気でクルマを良くしたいとお考えの方のお力にはなりたいと願っております。

アルファに乗るコツをひとつご伝授いたしましょう。それは「愛車を信じること」。いつ壊れるかと疑っているとほんとに壊れます。(笑)
ちゃんとメンテナンスしてあるならビクビクする必要はありません。いきなり自走できなくなるようなことにはなるはずがないと信じてあげていいと思います。逆に、あなた自身が愛車を信じられるように整備すべきなのです。壊さない扱いを心がけることで、よりシアワセなカーライフを送ることができるはず。

輸入車の中古車に上手に、安く乗るにはノウハウが必要です。車両価格が「安いから」と飛びつくと逆に高い買い物になる恐れがあります。いちばん良いのは弊社からご購入いただくことですが(笑)、原則として前オーナーがわかっている車両しか販売していないため、都合よく入庫するとは限りません。 マセラティやフェラーリが入庫しているために敷居が高いとお感じになる方もいらっしゃるようですがクルマの値打ちは車両価格だけで決まるものではありません。オーナーの思い入れやメンテナンス、楽しみ方で決まります。どんなクルマでも楽しく乗りたい。そのためのお手伝いをさせていただいております。

わたしが乗っている 1988 BMW 735i も他人様は「すごい(高そうな)クルマに乗っとるねー」とおっしゃるのですが、決してそんなことはないのです。ただ、無駄なお金をかけたくないので程度の悪い車両には手を出しません。E-wayamaが勧めないクルマを避けることで泥沼に足を踏み入れずに済んでいます。ちょっとマニアックなクルマを買うとき、直すとき、どうすべきかをユーザーの立場に立ってアドバイスしてくれる人の存在は貴重です。そういった情報の価値を見直していただけると幸いです。

2006年06月02日

ALFA155TS 16V 車検整備

1997年式のアルファ155TS 16Vの車検整備を承りました。
すでに13万kmを超えていますが、前回の車検時にタイミングベルト、クラッチ、ミッションO/H済みですし、その後、エアコン回りとパワステも手を入れてありますので大きな問題はありません。

ALFA155TS

久しぶりにツインスパーク16Vに乗りましたが、運転するのが楽しいセダンです。155はある意味でわたしの原点でもあります。

ALFA155TS

最近の車はドライバーからエンジンがどんどん遠のいていくようで寂しいのですが、ツインスパークに乗ると旧友に出逢ったようでうれしくなります。

2006年06月19日

ALFA 147 セレスピードを選ぶ理由

ルッソあてにこんな投書を頂戴しました。
「知り合いの女性がアルファロメオ147セレスピードを欲しいというのですが、セレスピードはATが欲しい人に向いているのでしょうか?」
個人的には「いいんじゃないですかー」という軽いお返事になるのですが、ここは「LUSSO JAM」ですから、この問題を深ーく掘り下げてみたいと思います。モチロン E-wayama も巻き込んで。

下の写真が147セレスピード右ハンドルの運転席です。
足元にはアクセルペダルとブレーキペダル、その左にあるのはクラッチペダルではなく、フットレストです。そして、運転席の左側に黒いシフトレバーが生えています。これでニュートラル、バック、1?5速までシフトチェンジすることができます。面倒な人は「CITY」というボタンを押しておけば、セレスピードが勝手にシフトアップしてくれるモードもあります。

ALFA 147 セレスピード

セレスピードの注意点は3つ。

  1. 坂道発進時、ブレーキから足を離すとズズっと動きます。すぐにアクセルを踏みましょう。
  2. バックで車庫入れする際、アクセルワークに馴れが必要。踏みすぎるとドンと動きます。
  3. 通常のATのPレンジの変わりに1かRに入れたままエンジンを切りましょう。

ここまでわかっていればセレスピードは誰でも乗れます。

が、もうすこし詳しく知りたい方のために補足しておきます。面倒な方は読み飛ばしてください。

  1. セレスピードは通常の5速ミッション+クラッチをドライバーに代わって動かしています。ですから、停止時、1速にギアが入っていてもクラッチは切れているためエンジンはアイドリングしています。クラッチはアクセルを踏んだときにつながる仕組みになっているため、坂道でブレーキを離すとクルマは動き出しますが、すぐにアクセルを踏めばクラッチがつながって前進を始めます。
  2. セレスピードは通常のATのようなクリーピング現象がありません。問題はクラッチのつながり加減なのです。ちょっと踏んだだけではクラッチがつながらず動かないのですが、ガバっと踏むと急にクラッチがつながって猛然とダッシュする恐れがあります。ですから、バックするときは馴れるまでじわーっとアクセルを踏むようにしてください。セレスピードを誘導する際、決してクルマの真後ろ、真正面に立たないこと。危険です。
  3. サイドブレーキを過信しないこと。引き方が弱いと坂道に停めたときに無人のクルマが動き出すかもしれません。ATではPレンジに入れるようにMTとセレスピードでは1速かRに入れるクセをつけましょう。その場合、エンジン始動時、MTではクラッチを踏んでセルを回したほうがいいですが、セレスピードではブレーキを踏んだままセルを回せば、自動的にニュートラル(N)に切り替えてくれます。(かしこい)

ALFA 147 セレスピード

イタリア旅行で147を見かけて「コレしかない!」と決めた方や「カワイイから」「カッコいいから」という方が多いようです。アルファロメオの裾野を広げた功労者は、アルファロメオのラインアップの中では最もコンパクトですが、リアシートに大人を乗せることもできる実用性も備えています。あとは「壊れなければ言うことなし!」ですよね。その点についてはE-wayamaに振りたいと思います。(おいおい)

ALFA 147 セレスピード

純正のCDデッキに満足できればステアリングスイッチから選曲、ボリューム調整ができるので大変便利。エアコンも基本的にちゃんと効きます。

セレスピードには2つの側面があります。
ひとつは、AT限定免許で乗れるという点。もうひとつは、クラッチペダルレスという気軽さを備えている一方で、通常のトランスミッションを積んでいるので上手に操れば小気味良いドライビングを楽しめる点。セレスピードに優しい、無駄のない操作というのは意外と難しいのです。一部には「セレスピード・コンテスト」を開こうという案もあります。(笑)

一方で「セレスピードは好きじゃない」という人もいます。「そんなまどろっこしいものに乗るくらいならMTのほうが潔い」、「クラッチが切れたり、つながったりガチャガチャするより、ふつうのATのほうがいい」。セレスピードは第3の選択肢なのです。選ぶかどうかはユーザーの自由です。

さて、冒頭のご質問に対する、わたしなりの回答です。
147が気に入ったのであればセレスピードを敬遠する理由はありません。ただ、安心して安く乗るにはクルマに対する思いやりも必要になるので、しっかりサポートしてくれる販売店から買いましょう。

2006年06月24日

ALFA155TS 16V リセット作業

ホームページをごらんいただいて、155の「リセット」と車検整備をご用命いただきました。
まず12ヶ月点検相当の健康診断を受けていただき、必要と思われる作業のお見積書を作成しました。走行距離86,000kmで「前回いつタイミングベルト交換したかわからない」ということで、まずはタイミングベルト一式交換から進めることになりました。

ALFA155TS 16V

エンジン右側のベルトカバーを開きました。右手前に写っているのはラジエターのサブタンク。

ALFA155TS 16V

カムカバーから漏れたオイルがプラグホールに溜まっていたこともあってプラグはかなりひどい状態。それでなくても古いので8本とも交換します。

ALFA155TS 16V

プラグブーツも前回無理に押し込んだのか、だめになっていたので交換します。

ALFA155TS 16V

1番シリンダーの上死点を出した状態でカムを固定して新しいタイミングベルトを張ります。

ALFA155TS 16V

タイミングベルトと同等かそれ以上に重要なのがテンショナーベアリング(左)とアイドラーベアリング(右)。ベアリングが壊れてベルトが外れることもあるので、これも新品(下)に交換します。

ALFA155TS 16V

新しいタイミングベルトとバランスベルトを張って、ようやく安心して踏めるようになりました。タイミングベルトをいつ交換したかわからないクルマはエンジンをかけるのが怖いです。

ALFA155TS 16V

他にクラッチ交換とマウント交換もお勧めしているのですが、一度にはむずかしいでしょうから順番に行きましょう。

「リセット」といっても特別なことはしていません。そのクルマの弱点を理解したうえで、悪くなった部分を良くしているだけです。吸排気系や足回りのチューニングも好きですが(笑)、それよりもクルマのコンディションを維持する、あるいはより良くしていくことのほうが重要だと考えています。 きちんと手と愛情をかけてやれば突然壊れたりはしません。遠方の方でもご興味がおありの方はお問合せください。

2006年07月01日

ALFA 145 エアコンホース交換

アルファロメオ145のお客様からお電話で「外出先の駐車場にとめてエンジンを切った途端、前からパン!と音がして煙が出たんです」。甘い匂いがするということで最初、冷却水のキャップかホースが弾けたのかと思ったのですが、サブタンクとキャップは前回交換してありますし、車の下に水溜りがほとんどできていないとのこと。だとするとクーラントじゃない。

ALFA 145

入庫した145を調べたところ、エアコンホースが弾けていました。

ALFA 145

これがクロースアップです。そのときエアコンは使っていなかったということなので劣化していたホースが偶然破れたのでしょう。「あまりエアコンは使いません」ということなので、このホースだけ交換してガスチャージしましたが、他の2本のホースもいつまでもつかわかりません。

ALFA 145

「今度ガスが漏れて、きちんと直すとなるとある程度お金がかかります」ということはお客様にお伝えしました。この夏を無事乗り切ることを願っています。

2006年07月13日

ALFA GTV デスビキャップ交換

6ヶ月点検でお預かりしたアルファロメオGTV 2.0 TBのデスビキャップとローターが消耗しているので交換することにしました。

ALFA GTV 2.0 TB

エンジンの左側、黄矢印がディストリビューター(デスビ)です。

ALFA GTV 2.0 TB

デスビキャップを取り外したところ。

ALFA GTV 2.0 TB

下の写真がデスビキャップ(左)とローター(右)の新(上)と旧(下)です。

ALFA GTV 2.0 TB

古いキャップ内の端子のアップ。ローターの端子とは非接触ですが、プラグのように火花が飛ぶので磨耗するのです。

ALFA GTV 2.0 TB

新品キャップ内の端子のアップ。さすがにピカピカ!

ALFA GTV 2.0 TB

アルファロメオとしては貴重なターボユニット。どうぞ大事にしてくださいませ。

2006年07月18日

ALFA RZ ブレーキローター交換

アルファロメオRZが2台、車検整備のために入庫しました。SZに続いて今度はRZが並びました。

ALFA RZ

手前の黒のRZは車検整備のみ。

ALFA RZ

奥の赤いRZは前後ブレーキローターおよびパッド交換も行います。

ALFA RZ

お客様ご指定のTAROXのローター、パッドに交換しました。さて、効き具合はどうでしょうか。今日はあいにくの雨模様なので、試運転は明日以後になります。結果は後日「追記」したいと思います。

雨降りは困りますが、涼しいので助かります。

2006年07月22日

ALFA RZ 幌を開ける

アルファロメオRZのシフトレバーの手前に5つ並んでいるボタンの右端を押すと、カチンと音がして幌のうしろのフックが外れます。

ALFA RZ

Aピラー左右のフックを外すためにレバーをうしろに倒します。

ALFA RZ

幌のうしろを一旦上げます。(電動ではありません。手動です)

ALFA RZ

運転席の背もたれのうしろにあるノブを押しながらリアのカバーを引き上げます。

ALFA RZ

全開にしたらリアスクリーンがきれいに2つ折りになるように注意しながら落とし込んでいきます。寒い冬はリアスクリーンが割れる恐れがあるので開閉しないほうが無難です。

ALFA RZ

これで幌が収納できました。

ALFA RZ

カバーを閉じたら、左右のステイが通っていた部分のカバーをパタンと閉めます。

ALFA RZ

オープンエアの出来上がり!
幌を閉めても雨漏りするとか、ルームミラーでは後続車が見えないとか、いろいろありますが、何物にも似ない造形とアルファロメオ伝統のSOHC 3リッター V6ユニットが魅力。なにげなくステアリングを握っても思わずワクワクしてしまう快感系エンジンです。ロメオのファンがたどり着く最後のクルマのひとつといえるでしょう。

ALFA RZ

前後ともTAROXのブレーキローターとパッドに交換したのですがブレーキテストまではできませんでした。後日オーナーにお会いしたときにインプレッションをお聞きしたいと思います。

2006年07月26日

ALFA155TS 16V クラッチ交換

前回のタイミングベルト交換に続くリセット作業の一環として今回クラッチ交換を承りました。現在87,000km。

ALFA155TS 16V

トランスミッションを下ろすために外したフロント足回りのパーツたち。

ALFA155TS 16V

するとエンジンとミッション周辺はこんな具合。

ALFA155TS 16V

ミッションが下りました。さすがに真っ黒。

ALFA155TS 16V

フライホイール研磨が必要かと心配していたのですが、うっすらと焼けているくらいなので研磨するまでのことはないでしょう。手作業でペーパーで磨いておきます。

ALFA155TS 16V

クラッチ3点セットの新(右)と旧(左)。クラッチ板は磨り減っていましたし、レリーズベアリングもかなり傷んでおり、限界が近い状態でした。

ALFA155TS 16V

ミッションのO/Hはしませんが、きれいに清掃しました。

ALFA155TS 16V

ミッションが載って、再びマフラーも付きました。

ALFA155TS 16V

試運転して問題ないことを確認して完成です。

ALFA155TS 16V

155のお客様とHONDA NS400Rの話で盛り上がっていたら、メカニックのITOがぼそっと「ぼくのそばでバイクの話題で盛り上がらないでください」。彼もバイクが気になって仕方ないのですが、二輪まで手を広げると収拾がつかなくなるので我慢しているそうです。(笑)

2006年07月30日

ALFA 147 インチアップ

アルファロメオ147のタイヤ交換のご相談を受けた際、E-wayamaが「TI ホイールがあるので17インチにしてみませんか?」。

ALFA ROMEO 147

純正TI ホイールにミシュラン・パイロット・プレセダ PP2 を履かせました。

ALFA ROMEO 147

デザインのせいか、17インチよりも大きく見えます。以前よりも精悍な感じになりました。

TI ホイールはまだ1セットありますのでお問合せください。

2006年08月22日

ALFA 155V6 タイミングベルト交換

走行12万kmのALFA155V6の車検およびタイミングベルト一式交換、エアコン修理等を承りました。乗り換えも検討されたのですが、乗りたいクルマがないということでヴイロクを乗り続けることにされたわけですのでルッソとしても精一杯応援させていただきます。

ALFA 155V6

フロントタイヤを外して、エンジン回りを分解していきます。

ALFA 155V6

右フロントタイヤハウスから覗いたところ。クランクシャフトの上にウォーターポンプを外した跡が見えています。

ALFA 155V6

写真下が外したウォーターポンプ。LLCの赤が付着している部分で水漏れしていました。

ALFA 155V6

カムカバーを開いた2.5L V6ユニットを右側から見たところ。タイミングベルトは既に外してあります。

ALFA 155V6

イリジウムプラグも交換しましょう。

ALFA 155V6

カムカバーやインテークなど、外したときでないと洗えないパーツはできるだけきれいにしてから取り付けます。

ALFA 155V6

前バンクのカムのアップ。

ALFA 155V6

閉店後、シャッターを下ろした奥で、まだ作業は続いていたりします。

ALFA 155V6

走行距離や年式だけでなく、きちんと手の入っているクルマと、そうでないクルマは極端な場合、数メートル動かしただけでわかります。前者には安心を、後者には不安を感じます。

2006年09月06日

ALFA SPIDER シフトレバー交換

1999年式アルファロメオ・スパイダーにお乗りのお客様から「バックに入らなくなりました」。調べたところ、シフトレバーユニットが壊れており、交換することになりました。

ALFA SPIDER

シフトレバーの縦方向と横方向の動きを2本のワイヤーでトランスミッションに伝える仕組みになっているのですが、写真下の金色のフック(横方向)が固定軸が手前方向に抜けてきてしまい、シフトレバーの動きを伝達できなくなったのがトラブルの直接の原因です。奥側の銀色のフックはシフトレバーに直結しており、縦方向を制御します。つまり、スパイダーは3速と4速にしかギアを入れることができなかったわけです。

ALFA SPIDER

写真下の黄矢印で樹脂台座が割れて、横方向フックの軸(水色矢印)が抜けて、シフトレバーから飛び出しているバー(紫矢印)が届かなくなっていました。

ALFA SPIDER

重い荷物をぶつけたり、シフトレバーにあまり強い力を加えるとこのようなことになります。ご注意ください。

2006年09月07日

ALFA 145 点検

エンジンルームから異音がするとのことで、1997年式アルファロメオ145TS 16V の点検を承りました。現在67,000km。明らかな異音というのではありませんが、たしかにエンジンをかけるとギュンギュンと騒々しい。ベルトか、あるいはベアリングか。

ALFA 145

調べたところ、ドライブベルトを外してアイドラーベアリングを手で回すと「ガラがらガラ」。異音の原因はこれです。もしもアイドラーが壊れてベルトが外れるとオルタネーターで発電できなくなるのでバッテリーが空になった時点で自走できなくなりますし、高速走行中に起きたらと思うと怖いです。

「41,000km時にタイミングベルト交換済」とのお話でしたが、記録簿を拝見するとすでに5年経過しています。しかも「タイミングベルト」と「タイミングベルトテンショナーベアリング」しか換えていないようです。つまり、ドライブベルトもバランスベルトも未交換。この先、乗り続けられるのであればタイベルを含めてベルトとベアリング一式交換をお勧めしました。ここで換えておけば、ベルトに関してはこの先3年、3万kmは安心して乗ることができます。

タイミングベルトは3?4年あるいは3?4万kmごとの交換をお勧めしています。4万kmを超えたら即トラブルを起こすとは限りませんが、5万km、6万kmまで耐久テストをするのは危険です。万一のことがあると自走できなくなりますし、場合によってはエンジンが致命的なダメージを受けます。エアコンのホースが劣化していても、ガスが漏れてから替えればよいでしょう。でも、壊れる前に交換しなければならない部品もあるのです。

「タイミングベルト交換済」車両を購入される場合、その内容を確認されることをお勧めいたします。

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2006年09月13日

ALFA GT ブレーキパッド交換

今日のルッソは、フェラーリ328、F355、ロータス・エリーゼにエスプリ2台、ミニ、ディアブロとアルファGT。あ、表にロータス・コルティナもあります。イタリアとイギリスのおいしいところが集まってて、なかなか壮観です。ディアブロもリアからみると大きい。エリーゼが小さいので余計に目立ちます。

LUSSO

アルファGTのお客様が「ブレーキダストの少ないパッドに替えたい」とのことで(ノーマルパッドは残っていたのですが) GIGA's BASIC に交換しました。

ALFA GT

もったいない気もしますが、ホイールの汚れが気になる方にとって解決方法のひとつです。

2006年09月21日

ALFA 155TS 8V の 10万km

10万kmを超えた8Vに乗りました。全体のヤレは隠せませんが、独特のエンジンフィールという「味」は残っていました。

ALFA155TS 8V

2速、3速で走らせていると(決して軽いクルマではないものの)アクセルのツキが良いので軽快感があります。グッと踏み込むとクォーンっと盛り上がっていくエンジン音に痺れます。低速トルクは細いし、決してパワフルとはいえないのですが、エンジンの快感度は高い。最初だけ甘いガムではなく、噛むほどに味が出てくるスルメかな。

BMWのエンジンも好きなのですが、どちらかというと左脳で感じるのに対して、アルファロメオやフェラーリのそれは右脳で感じるのです。 納得できる楽しさと、理屈を超えた楽しさ。あなたはどちらがお好きでしょうか。

2006年09月23日

ALFA 156 V6 Q-System 車検整備

アルファロメオ156 2.5 V6 24V Q-System の車検整備とあわせてタイミングベルト交換を承りました。

ALFA 156 V6 Q-System

走行距離 69,000km で2回目のタイミングベルト交換になります。

ALFA 156 V6 Q-System

写真下は古いドライブベルト。内側がごらんのように痛んでいました。でも「すぐに切れる」というわけではありません。

ALFA 156 V6 Q-System

ベルトよりもベアリングが先に力尽きる場合もあります。

ALFA 156 V6 Q-System

エンジンの健康管理の基本は定期的なオイル交換ですが、タイミングベルト、ドライブベルト、ベアリングも(一部ではなく)セットで交換することをお勧めしています。

2006年09月27日

ALFA BRERA インプレッション

アルファ・ブレラ スカイウィンドウ 2.2 JTS が入庫しました。ディーラーから購入してナンバーをつけたもので、最新のアルファをスタッフで体験しようという次第。

ALFA BRERA

写真で見るよりも断然実車のほうがカッコイイ。GTVと比べるとひと回り大きいけれど、手に余るほどではありません。車検証では4人乗り。

ALFA BRERA

メーターパネルやダッシュボードも「イマ風」でスッキリと洗練されています。縦長のキーホールにキーを差し込んでSTARTボタンを押すとエンジン始動。6MTで操る2.2リッター直列4気筒エンジンはクラッチも軽く、低速トルクがやや細いものの、3,000rpmも回っていれば十分パワフル。ただ、アルファロメオに155TS 8Vで開眼したわたしにとっては、エンジンフィールは可もなく不可もなし。「再びタイミングチェーン駆動になってタイミングベルト交換から解放されたんだな」と思うばかり。

これはアルファロメオに限ったことではありませんが、それぞれのモデルにファンがいるため、世代交代のたびに賛成派と反対派に分かれます。個人にとっては自分が選んだアルファがベストのはず。ニューモデルに食指が動くとは限りません。75や155を大事に乗り続ける方がいる一方でニューモデルには新しいファンができてつながっていくのです。ブレラもデザインとブランドで選ぶクルマとしては十分魅力的だと思います。「ぜひ間近で見てみたい」という方はグースネック名古屋までお気軽にお問合せください。

2006年09月30日

ALFA156 SW と FIAT PANDA 4x4

手前のアルファロメオ 156 SWは車検整備、奥のフィアット・パンダはクラッチ交換とエアコン修理のため入庫しました。

FIAT PANDA 4x4

パンダの下回り。ほんとに四駆だ!

FIAT PANDA 4x4

エンジンの真上にあるエアフィルターを外すと「これはなに?」「インジェクターです」。昔でいう「シングルキャブ」みたいなものですか。

FIAT PANDA 4x4

ショールーム(グースネック名古屋)に AUDI RS4(新車)、BMW 645Ci カブリオレALFA 166 等が入庫しています。興味がおありの方はお運びくださいませ。

2006年10月19日

ALFA SPIDER 3.0 V6 復活宣言

E-wayamaに始まって、幾人かのオーナーを経て戻ってきた916スパイダー。整備が必要ですがまだ4万km弱。今後の身の振り方を案じていたのですが、このバトンを受け取ってくださる方が現れました。

ALFA Spider 3.0 V6

じつは「ALFAを155倍楽しむ方法 - No.2」でご紹介したスパイダーなのです。この記事は当時のNIFTY-Serveに投稿したものなので画像はありません。あれから11年、E-wayamaにとっても、ルッソにとっても「歴史」のある1台。きちんとリセットしてお渡しする予定ですが、ボディのお化粧直しから戻ってきたスパイダーは「まるで新車みたい」。むちゃくちゃきれいです。ボクのBMW735もきれいにしたいなー。

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2006年10月26日

ALFA155 V6 ラジエター交換

アルファロメオ155 V6の車検整備とあわせて、以前から懸案だったラジエター交換を行うことになりました。

ALFA155V6

水漏れの原因はラジエターの腐食。155に長く乗ると一度は交換を経験するはず。

ALFA155V6

ラジエターだけでなくホース類も新品に交換しました。

ALFA155V6

155は水の管理がひとつのポイント。水漏れだけでなく、サーモスタットや電動ファンリレーのトラブルでオーバーヒートすることがあります。水温計は時々チェックしてください。当時わたしはファンリレーが焼き付いて、イグニッションキーを抜いても電動ファンが止まらず、仕方なくバッテリーのマイナス端子を外したことがあります。(苦笑)

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2006年10月28日

ALFA155 V6 オルタネータ交換

アルファロメオ155 V6の「バッテリーが突然上がってしまいました」とご連絡を受けて(新品バッテリーを持参して)引き上げました。前回の交換時期から考えて、バッテリーの寿命ではありません。問題はなぜバッテリーが上がったのか、その理由です。

ALFA155 V6

新品バッテリーに載せ替えればエンジンがかかって走行できたのですが、イグニッションをOFFにしてキーを抜いてもバッテリーマークの充電不良警告灯が点灯しており、その日はバッテリー端子を外しておきました。

ALFA155 V6

これはどこかでショートしています。オルタネーターが怪しいということで接続端子を外したら警告灯は消えました。オルタネーター内部でショートしている可能性があるため交換することにしました。

ALFA155 V6

155のオルタネーターはエンジンの右後ろにあって、かなり交換しづらいのですが、写真上は交換後の様子です。警告灯も消えて、試運転でも異常なし。そのままひと晩おいてもバッテリーの消耗は見られないので納めさせていただきました。

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2006年11月01日

ALFA155 V6 タイミングベルト交換

アルファロメオ155 V6 の車検整備を承りました。走行距離が37,000km。

ALFA155 V6

3?4万kmで交換をお勧めしているタイミングベルトですが、この155の場合、高速走行で距離が伸びているため「45,000kmくらいでもよいでしょう」とお伝えしたのですが「それならいっそ車検と同時に交換してほしい」とのご要望を受けて作業しました。

ALFA155 V6

古いタイミングベルトは、それなりに使用感がありました。でも、ほんとうに心配なのはベアリングのほうです。

ALFA155 V6

新しいタイミングベルトを張ったところ。作業の過程で取り外したカムカバーやインテークなど、きれいに清掃してから組み付けます。アルファロメオのV6は「見せる(魅せる)エンジン」なのできれいにしておきたいのです。

2006年11月07日

ALFA GTV V6 TB タイミングベルト交換

アルファロメオGTV V6 TB の車検整備とタイミングベルト交換を承りました。

ALFA GTV V6 TB

希少なターボモデル。アルファロメオというと「NAが気持ちいい」というイメージがありますが、このターボは軽快な加速感が魅力です。

ALFA GTV V6 TB

写真上は右フロントのタイヤハウスからエンジン側面を覗いたところ。新しいウォーターポンプを取り付けて、タイミングベルトを張ったところです。テンショナーベアリングも交換済です。

ALFA GTV V6 TB

これはエンジンを左下から見上げたところ。右上に見えているのがトランスミッション。エンジン前部にターボがあります。

2006年11月11日

ALFA GIULIA SPIDER メモ

アルファロメオ・ジュリア・スパイダー・ヴェローチェです。隣のロータス・コルティナよりも古い。ルッソが「古いアルファロメオも始めました」というわけではなく、お客様から車検整備をご用命いただいたのです。

ALFA JULIA SPIDER

イグニッションキーはステアリングの左側にあって(ポルシェみたい)右に捻るとエンジンがかかるのですが、そのままキーを抜いても止まりません。それはともかく、シートベルトがないぞ。

ALFA JULIA SPIDER

エンジンは安定しています。細身の大径ステアリングにクラシックな3連メーター。60年代の雰囲気が漂っています。クラッチを踏んで2速をなめてから1速へ。さて、発進と思ったらお、重いんです、ハンドルが。径が大きいのには理由があったんですね。小径ステアリングだと車庫入れが大変です。 それとウィンカーレバーがデリケート。これくらい古いクルマに乗ってみれば、クルマにやさしい扱い方が身に付くかもしれません。

ALFA JULIA SPIDER

走るとエンジンはゴゴゴ、グォーン! 各部からいろんな音も響いてきてたいそうにぎやか。機械としての自動車らしさ満点。絶対速度ではBMW M5などに比べるべくもありませんが、スピード感はありますし、交差点でふつうに曲がったつもりでも165 R15のタイヤが鳴きますから、スピードを出さなくても十分楽しめそう。115スパイダーの先祖だということを実感しました。

ALFA JULIA SPIDER

ステアリングから右手を離すとすぐそこにシフトノブがある。秋空の下をマイペースでピョコピョコ流していると自然に頬が緩んできます。他車に追い越されようと、割り込まれようと許せてしまう。クルマの価値はスピードで決まるものではないと教えてもらいました。

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2006年11月12日

ALFA と ROMEO の DNA

アルファロメオのジュリア・スパイダーとGTVカップ。

ALFA ROMEO 101 & 916

おなじく 101スパイダーと、納車整備(リセット)中の916スパイダー。

ALFA ROMEO 101SP & 916SP

FFになり、エンジンが変わっても受け継がれているものがあります。それが伝統であり、陽気さなのではないでしょうか。 アルファロメオは明るく乗りましょう!

2006年11月18日

ALFA SPIDER TS16V 車検整備

アルファロメオ・スパイダー 2.0TS 16V の車検整備にあわせてタイミングベルト、ウォーターポンプ交換を承りました。

ALFA SPIDER TS16V

イグニッションコイルを外すと4番シリンダーのプラグがエンジンオイルに没しておりました。

ALFA SPIDER TS16V

16V ツインスパークエンジンはタペットカバーの構造上、4番シリンダーのプラグホール部分のパッキンの当たりが弱く、エンジンオイルが漏れやすいのです。それにしてもここまでひどいのは初めてです。

ALFA SPIDER 2.0TS 16V

写真上の左端にあるのが裏返したタペットカバーで、その右がタペットカバーパッキン。4番シリンダーは外周部分にくっついいてるのですが、1番から3番は別体になっています。プラグ、パッキンは新品に交換します。

ALFA SPIDER TS16V

SST(専用工具)でカムを固定してタイミングベルト交換を行います。

ALFA SPIDER TS16V

写真上がベルト、ベアリング、ウォーターポンプの新(上)と旧(下)。

ALFA SPIDER TS16V

新しいベルトを張りました。もうすぐ7万kmなので、タイミングベルトは10万kmを超えるまで大丈夫。つぎに時期が来るのはクラッチ交換でしょうか。ただ、あまり神経質にならなくても、1速でクラッチをつないで発進する際、ガガガっとジャダー(振動)が出るなど、なんらかの異常が出てきてから交換しても遅くありません。

2006年11月19日

ALFA 115 SPIDER VELOCE メモ

アルファロメオ・スパイダーといっても歴代のどのモデルを指すのかわかりづらいので、先日ご紹介したALFA GIULIA SPIDER を「型式」の数字をとって「101SP」(SP=スパイダー)と表記するならば、今日ご紹介するスパイダー・ヴェローチェは「115SP」になります。

ALFA 115 SPIDER VELOCE

101SPを知ったあとでは115SPも古さを感じません。「乗りやすい、新しいクルマ」だと思えます。この感覚って一般的じゃないかもしれませんけど、わかってくださる方もいらっしゃると思います。(笑)

ALFA155に乗り始めた当時、周囲に「アルファロメオを買った」というと「オープンカー?」。どうも「アルファロメオ=スパイダー」というイメージが一部にはあるようです。1967年に製作されたダスティン・ホフマン主演の映画『卒業』に登場したのは66年式 Spider 1600 Duetto。115SPはその流れを汲む最後のモデルになるのでしょうか。

ALFA 115 SPIDER VELOCE

FRのスパイダーに乗ると「スロードライブ」を楽しむことができます。信号などでの発進時、1速でガリっと鳴かないように2速の入口でクッと押さえてから1速に入れるので半テンポ遅れるのですが、それがスパイダーのリズム。急がなくていいから、ちょっとした外出もドライブになる。知らず知らずに移動の過程を楽しんでいる自分に気づきます。速く走ることで見過ごしている風景があります。

スパイダーとGTVの「916」が3台並んだので記念撮影しました。じつは3台とも車検整備とタイミングベルト一式交換を終えたところ。こうして眺めていても、ちゃんと整備してあるクルマ特有の安心感があります。その安心感がクルマへの信頼につながり、愛車に対する信頼があれば、いつ壊れるかとビクビクしたりしません。

ALFA 115 SPIDER VELOCE

「101SP」と比べるとFFの「916SP」は(当たり前ですが)ものすごく現代車。大きく重くがっちりパワフルで快適かつ乗りやすい。アルファロメオも着実に進歩しています。

クルマには長く大切に乗ることで出てくる味があります。オ