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ALFA ROMEO アーカイブ

2006年04月18日

ALFA156V6とルーテシア16V

そろそろ暑くなってくる季節にはトヨタが有難い。エアコンの室内機みたいにルーバーが左右に動くのは(風に直接当たりたくないので)やりすぎだという気もするけれど、壊れそうな気配が皆無な点とか、ボディサイズのわりに室内がゆったりしている点とか、押し出しが強すぎず弱すぎず適当な点など「日本のセダン」の基本だと感じます。とくに豊田市に用事があって元町工場の前をクラウンで通ると、まさに故郷に帰ったようでほっとします。(笑) これ以上クラウンのインプレッションは書けそうにないので輸入車に移ります。

ALFA156V6の左ハンドルのMTは、トルクもあるし、踏めば速いという156の中ではGTAに継ぐ俊足モデル。それでいてしっかり4ドアセダンなので実用的。お父さんのためのイタリア車です。それをRENAULT LUTECIA 16Vに乗り換えると、ボディのコンパクトさと軽さが印象的。それにエンジンの回り方が気持ちいい。踏み込んだときのヒューンという吸気音もソソります。156に比べるとちょっと古いモデルなのですが、走らせる愉しみという点では156V6に負けていません。 このルーテシアはE-wayamaが「絶対売りません」と申しておりますが、ちょっと古いモデルにきちんと手を入れて気軽に楽しむというのもお勧めです。わたしの愛車 E32 BMW735iもその路線です。(笑)

2006年04月30日

ALFA SZのインシュレーター

SZのボンネット裏側のインシュレーターがボロボロになってしまった場合、純正品は欠品で入手できないため、汎用の耐熱・断熱ウレタンを貼っています。

ALFA ROMEO SZ

カットも貼り付けも手作業になりますが、きれいに貼れたかな。

2006年05月06日

ITOのALFA155Q4

「連休でタイベルとウォポン交換します!」と張り切っていたITOですが、休みが明けてもなぜか155はリフトにかかったまま。

ALFA155Q4

じつは、右フロントタイヤ奥のクランクシャフトプーリーのボルトを外そうとしたら、すごく固くて「これはまずいな」と思っていたら折れてしまったそうです。

ALFA155Q4

その場で作業は中断。ボルトは週明けに入荷予定。それまでは動かせません。(必要ならタイヤをつけてリフトから下ろしますが)
下の写真が折れたボルトです。 こういうこともあるんですね。

ALFA155Q4

あとはエアコンが効かないのも直す予定だとか。不具合をそのままにしておかない姿勢は(メカニックとしては当然かもしれませんが)好感がもてます。がんばってねー!

2006年05月08日

ALFA147TS エンジン不調

ALFA147TSセレスピードが3台並んでいます。手前のロッソはETC取付中。

奥のシルバーは、LUSSOホームページの「ガレージレポート」第1回でクラッチ交換とミッションO/Hをご紹介した、わたしたちにとって記念すべき147です。現在71,000kmでオーナーさんが乗り換えられたので下取入庫したのですが、セレスピードオイルが減ってシフトできなくなる現象が出ています。

ALFA147

ブルーはCHECK ENGINE警告灯が点灯し(写真下)、実際にエンジンの回転にムラがあって明らかに調子が悪い。ABS/VDCエラーも同時に起きています。

ALFA147

CHECK ENGINEが点灯する原因の多くはO2センサーかエアフロメーター。ブルー147のエアフロメーターを交換し、テスター(Examiner)でエラー消去して試運転に出ました。 

ALFA147

試運転コースを延長して遠回りしてみましたがエンジンは快調そのもの。エラーは出ません。ただ、ちょっと乗っただけで判断することはできないのでE-wayamaにも試運転してもらい、お客様に事情をご説明したうえでお返ししました。

2006年05月12日

ALFA147 エアフロメーター

エンジン不調のALFA147のエアフロメーターを交換したらピタッと直ったのには驚きました。クルマは正直です。
古いエアフロメーターを分解してみました。(分解大好き!)

エアフロメーター

エアフロメーターは空気の流入量を測定する装置。吸気温センサーも一体になっています。
エアインテークとスロットルの中間に黒いパイプがつながって、そこに横からセンサーが差し込まれています。パイプの入口に格子状の網があるのは整流用だそうです。

エアフロメーター

いちばん上とその下に空気が入る穴があります。
背面のシールを強引に破ったら基板が出てきました。透明なゼリーで封入してあります。

エアフロメーター

先端がフイルムセンサーでしょうか。下のほうにあるダイオードみたいな部品がおそらく吸気温センサーだと思われます。

エアフロメーター

聞くところによると、吸気温センサーがすこしずつ狂ってきていた車両のエアフロメーターを交換すると、エンジンが見違えるように元気になるそうです。吸気温が実際とズレていても補正されてしまうので、徐々に変化していくため気づかないのでしょう。

2006年05月13日

ALFA155 V6 水温上昇

「水温が高いんです」と入庫してきたALFA155 V6(手前)と ROVER 600(奥)。

ROVERは冷却水が減っていないので、エンジンをかけたままにしておいたのですがラジエターが暖かくなりません。ラジエターに水が回らないとオーバーヒートします。水温が上昇するとサーモスタットが開いてラジエターに冷却水を回して冷やすのですが、サーモスタットが開かなくなっていたため交換して解決。

ALFA155 V6

一方のALFA155 V6は以前サーモスタットを交換しています。今回のROVERとは逆にサーモスタットが開いたままになって高速道路を走ると水温が下がるという現象が出ていました。だから「サーモスタットの問題ではないはず」という仮定してトラブルシュートします。ラジエターにちゃんと水が回っても水温が上がるなら「電動ファンが回ってないのかな?」。

エンジンをかけたままにすると95℃くらいで電動ファンが(LOWで)回ります。エアコンをONにするとファンはHIGHで回ります。ファンの回り方にはLOW(弱)とHIGH(強)の2段階があるのです。ファンが回るということはファンスイッチは問題ないのかな。

そういえばお客様のお話では「水温計の針が130℃まで振り切れたことがある」とか。しばらく水温計とにらめっこしていると振り切れちゃいました。一旦エンジンを切って、イグニッションをONにしただけで水温130℃。コレ、水温計がおかしいです。

ALFA155 V6

結果、上の写真にある水温センサーを交換して解決。下の写真の黄矢印のところについています。

ALFA155 V6

水温が90℃を超えるとエンジンルームから時折ブーンという電動ファンが回る音がするはず。もしも水温が100℃を超えて上昇が止まらないときは「冷却水は入っているか」「電動ファンは回っているか」を確かめてみてください。万一オーバーヒートしたときは路肩に寄せてエンジンを切り、ボンネットを開けて冷やしながらレスキューを呼びましょう。慌ててラジエターやサブタンクのキャップを触るとやけどしますからご注意ください。

トラブルが起きたときは安全な場所に退避して、まず頭を冷やすことが大切です。

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2006年05月15日

ALFA147 セレスピード・アクチュエータ交換

先日の記事の後日談です。
セレスピード・オイルが減ると1速やバックにギアが入りにくくなり、たとえ入ってもすぐにニュートラルに抜けてしまいます。

ALFA147TS

セレスピードのアクチュエータからオイル漏れが見られたので交換しました。

ALFA147TS

エンジンルームに向かって右側にアクチュエータがついています。これは取り外しているところ。

ALFA147TS

作業完了後、E-wayamaとわたしで試運転しているのですが、すこぶる調子がいい。やはり147は軽快です。

セレスピードはクラッチレスのマニュアルミッション車ですから、CITYモードでAT車のように走るのもいいけれど、シフトレバーとステアリングパドルスイッチを使って積極的に運転に関わるのも愉しいものです。

2006年05月19日

ALFA166 カーナビ取付け

ALFA ROMEO 166 にカロッツェリアのインダッシュナビをつけました。
ダッシュボードの小物入れのうえにケースを作って取り付けてあります。

ALFA166

リアのナンバープレート脇にバックモニターもついています。 CCDカメラも小型化が進んでいます。

ALFA166

Rレンジに入れると自動的に後方の風景が映ります。
とても便利ですが、カメラだけに頼らずに自分の眼でも確認しましょう。

ALFA166

166のオーディオは生かして、カーナビだけ新しいものを付けたいのであれば、オンダッシュタイプにしてモニターをもうすこし低い位置につける手もあります。ご相談ください。

2006年05月22日

ALFA166 トルクロッド交換

ALFA ROMEO 166のトルクロッドを交換します。

ALFA166

エンジンの右側に2本ついていて、アクセルを踏んだときにエンジンが揺れるのを抑えます。

ALFA166

黒い(手前黄矢印)ほうがトルクロッド、奥の受け側がブラケットです。
写真下がトルクロッドの新(下)と旧(上)です。すでにゴムが切れてしまっていました。

ALFA166

ブラケットの新(右)と旧(左)。こちらもゴムが切れています。

ALFA166

どうもALFA166は切れやすいようです。消耗品だと考えたほうがよいかもしれません。

2006年05月25日

ALFA156 GTA 車検整備

車検整備のために入庫したアルファロメオ156GTA(右)と初代ロータス・エリーゼ(左)。

ALFA156GTA

156GTAは最初の車検ですから3年で走行距離 27,000km。車検整備としてはとくに大きな費用はかかりませんが、35,000kmまでにタイミングベルト一式の交換をするようお勧めする予定です。

ALFA156GTA

上の写真は、エンジンのうしろ側についているオイルフィルターを締め付けているところです。

マセラティを含めて、クルマによってはオイルフィルターを外すのが「パズル」みたいになっていることがあります。どうやっても抜けない場合は邪魔なホース等を外します。そういうわけで、オイル交換の作業費用も所要時間に応じて多少差がございます。どうかご理解くださいませ。

2006年05月30日

ALFA ROMEO リセット相談

「アルファを購入したのですが(ホームページを見て)リセットをお願いできないでしょうか」というお電話を時々頂戴します。

たいへん有難いことなのですが、お車の状態がまったくわからない上に過去の整備記録がないことも多々あります。そうなるとリセット以前にまず健康診断が必要です。「12ヶ月点検相当の点検を受けていただき、その結果必要だと思われる整備内容のお見積書をお渡しします。その結果リセットに当たる整備をご依頼いただくか、参考に留めていただくかはご自由です」というようにお話させていただいています。 十分に納得してからご用命いただきたいのです。

ALFA ROMEO 155

憧れのアルファが手の届く価格帯に下りてきたことは喜ばしいのですが、売る側も買う側も新車の状態を知らずに売買していることが多いように感じます。ディーラー車だとしても安心はできません。クルマは生まれより育ちなのです。「タイミングベルト交換済ということで買いました」とおっしゃるので点検してみたら肝心なテンショナーベアリングを交換してなかったこともあります。言葉だけのメンテナンスでは意味がないのです。

エンジンをかけてリフトまで動かしただけで「わ、キテるなー」と思うこともあります。10年前後で7?8万km走った個体は、2度目のタイミングベルト交換と初回のクラッチ交換の時期にあたります。これから先、10万kmを超えて乗り続けるのであれば、そこできちんと整備(リセット)すべきです。そうしないと本来の調子を発揮できないままコンディションが順番に崩れていって早晩イヤになります。初めてのアルファロメオとの出会いをそんな不幸な結末にしたくないので、本気でクルマを良くしたいとお考えの方のお力にはなりたいと願っております。

アルファに乗るコツをひとつご伝授いたしましょう。それは「愛車を信じること」。いつ壊れるかと疑っているとほんとに壊れます。(笑)
ちゃんとメンテナンスしてあるならビクビクする必要はありません。いきなり自走できなくなるようなことにはなるはずがないと信じてあげていいと思います。逆に、あなた自身が愛車を信じられるように整備すべきなのです。壊さない扱いを心がけることで、よりシアワセなカーライフを送ることができるはず。

輸入車の中古車に上手に、安く乗るにはノウハウが必要です。車両価格が「安いから」と飛びつくと逆に高い買い物になる恐れがあります。いちばん良いのは弊社からご購入いただくことですが(笑)、原則として前オーナーがわかっている車両しか販売していないため、都合よく入庫するとは限りません。 マセラティやフェラーリが入庫しているために敷居が高いとお感じになる方もいらっしゃるようですがクルマの値打ちは車両価格だけで決まるものではありません。オーナーの思い入れやメンテナンス、楽しみ方で決まります。どんなクルマでも楽しく乗りたい。そのためのお手伝いをさせていただいております。

わたしが乗っている 1988 BMW 735i も他人様は「すごい(高そうな)クルマに乗っとるねー」とおっしゃるのですが、決してそんなことはないのです。ただ、無駄なお金をかけたくないので程度の悪い車両には手を出しません。E-wayamaが勧めないクルマを避けることで泥沼に足を踏み入れずに済んでいます。ちょっとマニアックなクルマを買うとき、直すとき、どうすべきかをユーザーの立場に立ってアドバイスしてくれる人の存在は貴重です。そういった情報の価値を見直していただけると幸いです。

2006年06月02日

ALFA155TS 16V 車検整備

1997年式のアルファ155TS 16Vの車検整備を承りました。
すでに13万kmを超えていますが、前回の車検時にタイミングベルト、クラッチ、ミッションO/H済みですし、その後、エアコン回りとパワステも手を入れてありますので大きな問題はありません。

ALFA155TS

久しぶりにツインスパーク16Vに乗りましたが、運転するのが楽しいセダンです。155はある意味でわたしの原点でもあります。

ALFA155TS

最近の車はドライバーからエンジンがどんどん遠のいていくようで寂しいのですが、ツインスパークに乗ると旧友に出逢ったようでうれしくなります。

2006年06月19日

ALFA 147 セレスピードを選ぶ理由

ルッソあてにこんな投書を頂戴しました。
「知り合いの女性がアルファロメオ147セレスピードを欲しいというのですが、セレスピードはATが欲しい人に向いているのでしょうか?」
個人的には「いいんじゃないですかー」という軽いお返事になるのですが、ここは「LUSSO JAM」ですから、この問題を深ーく掘り下げてみたいと思います。モチロン E-wayama も巻き込んで。

下の写真が147セレスピード右ハンドルの運転席です。
足元にはアクセルペダルとブレーキペダル、その左にあるのはクラッチペダルではなく、フットレストです。そして、運転席の左側に黒いシフトレバーが生えています。これでニュートラル、バック、1?5速までシフトチェンジすることができます。面倒な人は「CITY」というボタンを押しておけば、セレスピードが勝手にシフトアップしてくれるモードもあります。

ALFA 147 セレスピード

セレスピードの注意点は3つ。

  1. 坂道発進時、ブレーキから足を離すとズズっと動きます。すぐにアクセルを踏みましょう。
  2. バックで車庫入れする際、アクセルワークに馴れが必要。踏みすぎるとドンと動きます。
  3. 通常のATのPレンジの変わりに1かRに入れたままエンジンを切りましょう。

ここまでわかっていればセレスピードは誰でも乗れます。

が、もうすこし詳しく知りたい方のために補足しておきます。面倒な方は読み飛ばしてください。

  1. セレスピードは通常の5速ミッション+クラッチをドライバーに代わって動かしています。ですから、停止時、1速にギアが入っていてもクラッチは切れているためエンジンはアイドリングしています。クラッチはアクセルを踏んだときにつながる仕組みになっているため、坂道でブレーキを離すとクルマは動き出しますが、すぐにアクセルを踏めばクラッチがつながって前進を始めます。
  2. セレスピードは通常のATのようなクリーピング現象がありません。問題はクラッチのつながり加減なのです。ちょっと踏んだだけではクラッチがつながらず動かないのですが、ガバっと踏むと急にクラッチがつながって猛然とダッシュする恐れがあります。ですから、バックするときは馴れるまでじわーっとアクセルを踏むようにしてください。セレスピードを誘導する際、決してクルマの真後ろ、真正面に立たないこと。危険です。
  3. サイドブレーキを過信しないこと。引き方が弱いと坂道に停めたときに無人のクルマが動き出すかもしれません。ATではPレンジに入れるようにMTとセレスピードでは1速かRに入れるクセをつけましょう。その場合、エンジン始動時、MTではクラッチを踏んでセルを回したほうがいいですが、セレスピードではブレーキを踏んだままセルを回せば、自動的にニュートラル(N)に切り替えてくれます。(かしこい)

ALFA 147 セレスピード

イタリア旅行で147を見かけて「コレしかない!」と決めた方や「カワイイから」「カッコいいから」という方が多いようです。アルファロメオの裾野を広げた功労者は、アルファロメオのラインアップの中では最もコンパクトですが、リアシートに大人を乗せることもできる実用性も備えています。あとは「壊れなければ言うことなし!」ですよね。その点についてはE-wayamaに振りたいと思います。(おいおい)

ALFA 147 セレスピード

純正のCDデッキに満足できればステアリングスイッチから選曲、ボリューム調整ができるので大変便利。エアコンも基本的にちゃんと効きます。

セレスピードには2つの側面があります。
ひとつは、AT限定免許で乗れるという点。もうひとつは、クラッチペダルレスという気軽さを備えている一方で、通常のトランスミッションを積んでいるので上手に操れば小気味良いドライビングを楽しめる点。セレスピードに優しい、無駄のない操作というのは意外と難しいのです。一部には「セレスピード・コンテスト」を開こうという案もあります。(笑)

一方で「セレスピードは好きじゃない」という人もいます。「そんなまどろっこしいものに乗るくらいならMTのほうが潔い」、「クラッチが切れたり、つながったりガチャガチャするより、ふつうのATのほうがいい」。セレスピードは第3の選択肢なのです。選ぶかどうかはユーザーの自由です。

さて、冒頭のご質問に対する、わたしなりの回答です。
147が気に入ったのであればセレスピードを敬遠する理由はありません。ただ、安心して安く乗るにはクルマに対する思いやりも必要になるので、しっかりサポートしてくれる販売店から買いましょう。

2006年06月24日

ALFA155TS 16V リセット作業

ホームページをごらんいただいて、155の「リセット」と車検整備をご用命いただきました。
まず12ヶ月点検相当の健康診断を受けていただき、必要と思われる作業のお見積書を作成しました。走行距離86,000kmで「前回いつタイミングベルト交換したかわからない」ということで、まずはタイミングベルト一式交換から進めることになりました。

ALFA155TS 16V

エンジン右側のベルトカバーを開きました。右手前に写っているのはラジエターのサブタンク。

ALFA155TS 16V

カムカバーから漏れたオイルがプラグホールに溜まっていたこともあってプラグはかなりひどい状態。それでなくても古いので8本とも交換します。

ALFA155TS 16V

プラグブーツも前回無理に押し込んだのか、だめになっていたので交換します。

ALFA155TS 16V

1番シリンダーの上死点を出した状態でカムを固定して新しいタイミングベルトを張ります。

ALFA155TS 16V

タイミングベルトと同等かそれ以上に重要なのがテンショナーベアリング(左)とアイドラーベアリング(右)。ベアリングが壊れてベルトが外れることもあるので、これも新品(下)に交換します。

ALFA155TS 16V

新しいタイミングベルトとバランスベルトを張って、ようやく安心して踏めるようになりました。タイミングベルトをいつ交換したかわからないクルマはエンジンをかけるのが怖いです。

ALFA155TS 16V

他にクラッチ交換とマウント交換もお勧めしているのですが、一度にはむずかしいでしょうから順番に行きましょう。

「リセット」といっても特別なことはしていません。そのクルマの弱点を理解したうえで、悪くなった部分を良くしているだけです。吸排気系や足回りのチューニングも好きですが(笑)、それよりもクルマのコンディションを維持する、あるいはより良くしていくことのほうが重要だと考えています。 きちんと手と愛情をかけてやれば突然壊れたりはしません。遠方の方でもご興味がおありの方はお問合せください。

2006年07月01日

ALFA 145 エアコンホース交換

アルファロメオ145のお客様からお電話で「外出先の駐車場にとめてエンジンを切った途端、前からパン!と音がして煙が出たんです」。甘い匂いがするということで最初、冷却水のキャップかホースが弾けたのかと思ったのですが、サブタンクとキャップは前回交換してありますし、車の下に水溜りがほとんどできていないとのこと。だとするとクーラントじゃない。

ALFA 145

入庫した145を調べたところ、エアコンホースが弾けていました。

ALFA 145

これがクロースアップです。そのときエアコンは使っていなかったということなので劣化していたホースが偶然破れたのでしょう。「あまりエアコンは使いません」ということなので、このホースだけ交換してガスチャージしましたが、他の2本のホースもいつまでもつかわかりません。

ALFA 145

「今度ガスが漏れて、きちんと直すとなるとある程度お金がかかります」ということはお客様にお伝えしました。この夏を無事乗り切ることを願っています。

2006年07月13日

ALFA GTV デスビキャップ交換

6ヶ月点検でお預かりしたアルファロメオGTV 2.0 TBのデスビキャップとローターが消耗しているので交換することにしました。

ALFA GTV 2.0 TB

エンジンの左側、黄矢印がディストリビューター(デスビ)です。

ALFA GTV 2.0 TB

デスビキャップを取り外したところ。

ALFA GTV 2.0 TB

下の写真がデスビキャップ(左)とローター(右)の新(上)と旧(下)です。

ALFA GTV 2.0 TB

古いキャップ内の端子のアップ。ローターの端子とは非接触ですが、プラグのように火花が飛ぶので磨耗するのです。

ALFA GTV 2.0 TB

新品キャップ内の端子のアップ。さすがにピカピカ!

ALFA GTV 2.0 TB

アルファロメオとしては貴重なターボユニット。どうぞ大事にしてくださいませ。

2006年07月18日

ALFA RZ ブレーキローター交換

アルファロメオRZが2台、車検整備のために入庫しました。SZに続いて今度はRZが並びました。

ALFA RZ

手前の黒のRZは車検整備のみ。

ALFA RZ

奥の赤いRZは前後ブレーキローターおよびパッド交換も行います。

ALFA RZ

お客様ご指定のTAROXのローター、パッドに交換しました。さて、効き具合はどうでしょうか。今日はあいにくの雨模様なので、試運転は明日以後になります。結果は後日「追記」したいと思います。

雨降りは困りますが、涼しいので助かります。

2006年07月22日

ALFA RZ 幌を開ける

アルファロメオRZのシフトレバーの手前に5つ並んでいるボタンの右端を押すと、カチンと音がして幌のうしろのフックが外れます。

ALFA RZ

Aピラー左右のフックを外すためにレバーをうしろに倒します。

ALFA RZ

幌のうしろを一旦上げます。(電動ではありません。手動です)

ALFA RZ

運転席の背もたれのうしろにあるノブを押しながらリアのカバーを引き上げます。

ALFA RZ

全開にしたらリアスクリーンがきれいに2つ折りになるように注意しながら落とし込んでいきます。寒い冬はリアスクリーンが割れる恐れがあるので開閉しないほうが無難です。

ALFA RZ

これで幌が収納できました。

ALFA RZ

カバーを閉じたら、左右のステイが通っていた部分のカバーをパタンと閉めます。

ALFA RZ

オープンエアの出来上がり!
幌を閉めても雨漏りするとか、ルームミラーでは後続車が見えないとか、いろいろありますが、何物にも似ない造形とアルファロメオ伝統のSOHC 3リッター V6ユニットが魅力。なにげなくステアリングを握っても思わずワクワクしてしまう快感系エンジンです。ロメオのファンがたどり着く最後のクルマのひとつといえるでしょう。

ALFA RZ

前後ともTAROXのブレーキローターとパッドに交換したのですがブレーキテストまではできませんでした。後日オーナーにお会いしたときにインプレッションをお聞きしたいと思います。

2006年07月26日

ALFA155TS 16V クラッチ交換

前回のタイミングベルト交換に続くリセット作業の一環として今回クラッチ交換を承りました。現在87,000km。

ALFA155TS 16V

トランスミッションを下ろすために外したフロント足回りのパーツたち。

ALFA155TS 16V

するとエンジンとミッション周辺はこんな具合。

ALFA155TS 16V

ミッションが下りました。さすがに真っ黒。

ALFA155TS 16V

フライホイール研磨が必要かと心配していたのですが、うっすらと焼けているくらいなので研磨するまでのことはないでしょう。手作業でペーパーで磨いておきます。

ALFA155TS 16V

クラッチ3点セットの新(右)と旧(左)。クラッチ板は磨り減っていましたし、レリーズベアリングもかなり傷んでおり、限界が近い状態でした。

ALFA155TS 16V

ミッションのO/Hはしませんが、きれいに清掃しました。

ALFA155TS 16V

ミッションが載って、再びマフラーも付きました。

ALFA155TS 16V

試運転して問題ないことを確認して完成です。

ALFA155TS 16V

155のお客様とHONDA NS400Rの話で盛り上がっていたら、メカニックのITOがぼそっと「ぼくのそばでバイクの話題で盛り上がらないでください」。彼もバイクが気になって仕方ないのですが、二輪まで手を広げると収拾がつかなくなるので我慢しているそうです。(笑)

2006年07月30日

ALFA 147 インチアップ

アルファロメオ147のタイヤ交換のご相談を受けた際、E-wayamaが「TI ホイールがあるので17インチにしてみませんか?」。

ALFA ROMEO 147

純正TI ホイールにミシュラン・パイロット・プレセダ PP2 を履かせました。

ALFA ROMEO 147

デザインのせいか、17インチよりも大きく見えます。以前よりも精悍な感じになりました。

TI ホイールはまだ1セットありますのでお問合せください。

2006年08月22日

ALFA 155V6 タイミングベルト交換

走行12万kmのALFA155V6の車検およびタイミングベルト一式交換、エアコン修理等を承りました。乗り換えも検討されたのですが、乗りたいクルマがないということでヴイロクを乗り続けることにされたわけですのでルッソとしても精一杯応援させていただきます。

ALFA 155V6

フロントタイヤを外して、エンジン回りを分解していきます。

ALFA 155V6

右フロントタイヤハウスから覗いたところ。クランクシャフトの上にウォーターポンプを外した跡が見えています。

ALFA 155V6

写真下が外したウォーターポンプ。LLCの赤が付着している部分で水漏れしていました。

ALFA 155V6

カムカバーを開いた2.5L V6ユニットを右側から見たところ。タイミングベルトは既に外してあります。

ALFA 155V6

イリジウムプラグも交換しましょう。

ALFA 155V6

カムカバーやインテークなど、外したときでないと洗えないパーツはできるだけきれいにしてから取り付けます。

ALFA 155V6

前バンクのカムのアップ。

ALFA 155V6

閉店後、シャッターを下ろした奥で、まだ作業は続いていたりします。

ALFA 155V6

走行距離や年式だけでなく、きちんと手の入っているクルマと、そうでないクルマは極端な場合、数メートル動かしただけでわかります。前者には安心を、後者には不安を感じます。

2006年09月06日

ALFA SPIDER シフトレバー交換

1999年式アルファロメオ・スパイダーにお乗りのお客様から「バックに入らなくなりました」。調べたところ、シフトレバーユニットが壊れており、交換することになりました。

ALFA SPIDER

シフトレバーの縦方向と横方向の動きを2本のワイヤーでトランスミッションに伝える仕組みになっているのですが、写真下の金色のフック(横方向)が固定軸が手前方向に抜けてきてしまい、シフトレバーの動きを伝達できなくなったのがトラブルの直接の原因です。奥側の銀色のフックはシフトレバーに直結しており、縦方向を制御します。つまり、スパイダーは3速と4速にしかギアを入れることができなかったわけです。

ALFA SPIDER

写真下の黄矢印で樹脂台座が割れて、横方向フックの軸(水色矢印)が抜けて、シフトレバーから飛び出しているバー(紫矢印)が届かなくなっていました。

ALFA SPIDER

重い荷物をぶつけたり、シフトレバーにあまり強い力を加えるとこのようなことになります。ご注意ください。

2006年09月07日

ALFA 145 点検

エンジンルームから異音がするとのことで、1997年式アルファロメオ145TS 16V の点検を承りました。現在67,000km。明らかな異音というのではありませんが、たしかにエンジンをかけるとギュンギュンと騒々しい。ベルトか、あるいはベアリングか。

ALFA 145

調べたところ、ドライブベルトを外してアイドラーベアリングを手で回すと「ガラがらガラ」。異音の原因はこれです。もしもアイドラーが壊れてベルトが外れるとオルタネーターで発電できなくなるのでバッテリーが空になった時点で自走できなくなりますし、高速走行中に起きたらと思うと怖いです。

「41,000km時にタイミングベルト交換済」とのお話でしたが、記録簿を拝見するとすでに5年経過しています。しかも「タイミングベルト」と「タイミングベルトテンショナーベアリング」しか換えていないようです。つまり、ドライブベルトもバランスベルトも未交換。この先、乗り続けられるのであればタイベルを含めてベルトとベアリング一式交換をお勧めしました。ここで換えておけば、ベルトに関してはこの先3年、3万kmは安心して乗ることができます。

タイミングベルトは3?4年あるいは3?4万kmごとの交換をお勧めしています。4万kmを超えたら即トラブルを起こすとは限りませんが、5万km、6万kmまで耐久テストをするのは危険です。万一のことがあると自走できなくなりますし、場合によってはエンジンが致命的なダメージを受けます。エアコンのホースが劣化していても、ガスが漏れてから替えればよいでしょう。でも、壊れる前に交換しなければならない部品もあるのです。

「タイミングベルト交換済」車両を購入される場合、その内容を確認されることをお勧めいたします。

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2006年09月13日

ALFA GT ブレーキパッド交換

今日のルッソは、フェラーリ328、F355、ロータス・エリーゼにエスプリ2台、ミニ、ディアブロとアルファGT。あ、表にロータス・コルティナもあります。イタリアとイギリスのおいしいところが集まってて、なかなか壮観です。ディアブロもリアからみると大きい。エリーゼが小さいので余計に目立ちます。

LUSSO

アルファGTのお客様が「ブレーキダストの少ないパッドに替えたい」とのことで(ノーマルパッドは残っていたのですが) GIGA's BASIC に交換しました。

ALFA GT

もったいない気もしますが、ホイールの汚れが気になる方にとって解決方法のひとつです。

2006年09月21日

ALFA 155TS 8V の 10万km

10万kmを超えた8Vに乗りました。全体のヤレは隠せませんが、独特のエンジンフィールという「味」は残っていました。

ALFA155TS 8V

2速、3速で走らせていると(決して軽いクルマではないものの)アクセルのツキが良いので軽快感があります。グッと踏み込むとクォーンっと盛り上がっていくエンジン音に痺れます。低速トルクは細いし、決してパワフルとはいえないのですが、エンジンの快感度は高い。最初だけ甘いガムではなく、噛むほどに味が出てくるスルメかな。

BMWのエンジンも好きなのですが、どちらかというと左脳で感じるのに対して、アルファロメオやフェラーリのそれは右脳で感じるのです。 納得できる楽しさと、理屈を超えた楽しさ。あなたはどちらがお好きでしょうか。

2006年09月23日

ALFA 156 V6 Q-System 車検整備

アルファロメオ156 2.5 V6 24V Q-System の車検整備とあわせてタイミングベルト交換を承りました。

ALFA 156 V6 Q-System

走行距離 69,000km で2回目のタイミングベルト交換になります。

ALFA 156 V6 Q-System

写真下は古いドライブベルト。内側がごらんのように痛んでいました。でも「すぐに切れる」というわけではありません。

ALFA 156 V6 Q-System

ベルトよりもベアリングが先に力尽きる場合もあります。

ALFA 156 V6 Q-System

エンジンの健康管理の基本は定期的なオイル交換ですが、タイミングベルト、ドライブベルト、ベアリングも(一部ではなく)セットで交換することをお勧めしています。

2006年09月27日

ALFA BRERA インプレッション

アルファ・ブレラ スカイウィンドウ 2.2 JTS が入庫しました。ディーラーから購入してナンバーをつけたもので、最新のアルファをスタッフで体験しようという次第。

ALFA BRERA

写真で見るよりも断然実車のほうがカッコイイ。GTVと比べるとひと回り大きいけれど、手に余るほどではありません。車検証では4人乗り。

ALFA BRERA

メーターパネルやダッシュボードも「イマ風」でスッキリと洗練されています。縦長のキーホールにキーを差し込んでSTARTボタンを押すとエンジン始動。6MTで操る2.2リッター直列4気筒エンジンはクラッチも軽く、低速トルクがやや細いものの、3,000rpmも回っていれば十分パワフル。ただ、アルファロメオに155TS 8Vで開眼したわたしにとっては、エンジンフィールは可もなく不可もなし。「再びタイミングチェーン駆動になってタイミングベルト交換から解放されたんだな」と思うばかり。

これはアルファロメオに限ったことではありませんが、それぞれのモデルにファンがいるため、世代交代のたびに賛成派と反対派に分かれます。個人にとっては自分が選んだアルファがベストのはず。ニューモデルに食指が動くとは限りません。75や155を大事に乗り続ける方がいる一方でニューモデルには新しいファンができてつながっていくのです。ブレラもデザインとブランドで選ぶクルマとしては十分魅力的だと思います。「ぜひ間近で見てみたい」という方はグースネック名古屋までお気軽にお問合せください。

2006年09月30日

ALFA156 SW と FIAT PANDA 4x4

手前のアルファロメオ 156 SWは車検整備、奥のフィアット・パンダはクラッチ交換とエアコン修理のため入庫しました。

FIAT PANDA 4x4

パンダの下回り。ほんとに四駆だ!

FIAT PANDA 4x4

エンジンの真上にあるエアフィルターを外すと「これはなに?」「インジェクターです」。昔でいう「シングルキャブ」みたいなものですか。

FIAT PANDA 4x4

ショールーム(グースネック名古屋)に AUDI RS4(新車)、BMW 645Ci カブリオレALFA 166 等が入庫しています。興味がおありの方はお運びくださいませ。

2006年10月19日

ALFA SPIDER 3.0 V6 復活宣言

E-wayamaに始まって、幾人かのオーナーを経て戻ってきた916スパイダー。整備が必要ですがまだ4万km弱。今後の身の振り方を案じていたのですが、このバトンを受け取ってくださる方が現れました。

ALFA Spider 3.0 V6

じつは「ALFAを155倍楽しむ方法 - No.2」でご紹介したスパイダーなのです。この記事は当時のNIFTY-Serveに投稿したものなので画像はありません。あれから11年、E-wayamaにとっても、ルッソにとっても「歴史」のある1台。きちんとリセットしてお渡しする予定ですが、ボディのお化粧直しから戻ってきたスパイダーは「まるで新車みたい」。むちゃくちゃきれいです。ボクのBMW735もきれいにしたいなー。

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2006年10月26日

ALFA155 V6 ラジエター交換

アルファロメオ155 V6の車検整備とあわせて、以前から懸案だったラジエター交換を行うことになりました。

ALFA155V6

水漏れの原因はラジエターの腐食。155に長く乗ると一度は交換を経験するはず。

ALFA155V6

ラジエターだけでなくホース類も新品に交換しました。

ALFA155V6

155は水の管理がひとつのポイント。水漏れだけでなく、サーモスタットや電動ファンリレーのトラブルでオーバーヒートすることがあります。水温計は時々チェックしてください。当時わたしはファンリレーが焼き付いて、イグニッションキーを抜いても電動ファンが止まらず、仕方なくバッテリーのマイナス端子を外したことがあります。(苦笑)

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2006年10月28日

ALFA155 V6 オルタネータ交換

アルファロメオ155 V6の「バッテリーが突然上がってしまいました」とご連絡を受けて(新品バッテリーを持参して)引き上げました。前回の交換時期から考えて、バッテリーの寿命ではありません。問題はなぜバッテリーが上がったのか、その理由です。

ALFA155 V6

新品バッテリーに載せ替えればエンジンがかかって走行できたのですが、イグニッションをOFFにしてキーを抜いてもバッテリーマークの充電不良警告灯が点灯しており、その日はバッテリー端子を外しておきました。

ALFA155 V6

これはどこかでショートしています。オルタネーターが怪しいということで接続端子を外したら警告灯は消えました。オルタネーター内部でショートしている可能性があるため交換することにしました。

ALFA155 V6

155のオルタネーターはエンジンの右後ろにあって、かなり交換しづらいのですが、写真上は交換後の様子です。警告灯も消えて、試運転でも異常なし。そのままひと晩おいてもバッテリーの消耗は見られないので納めさせていただきました。

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2006年11月01日

ALFA155 V6 タイミングベルト交換

アルファロメオ155 V6 の車検整備を承りました。走行距離が37,000km。

ALFA155 V6

3?4万kmで交換をお勧めしているタイミングベルトですが、この155の場合、高速走行で距離が伸びているため「45,000kmくらいでもよいでしょう」とお伝えしたのですが「それならいっそ車検と同時に交換してほしい」とのご要望を受けて作業しました。

ALFA155 V6

古いタイミングベルトは、それなりに使用感がありました。でも、ほんとうに心配なのはベアリングのほうです。

ALFA155 V6

新しいタイミングベルトを張ったところ。作業の過程で取り外したカムカバーやインテークなど、きれいに清掃してから組み付けます。アルファロメオのV6は「見せる(魅せる)エンジン」なのできれいにしておきたいのです。

2006年11月07日

ALFA GTV V6 TB タイミングベルト交換

アルファロメオGTV V6 TB の車検整備とタイミングベルト交換を承りました。

ALFA GTV V6 TB

希少なターボモデル。アルファロメオというと「NAが気持ちいい」というイメージがありますが、このターボは軽快な加速感が魅力です。

ALFA GTV V6 TB

写真上は右フロントのタイヤハウスからエンジン側面を覗いたところ。新しいウォーターポンプを取り付けて、タイミングベルトを張ったところです。テンショナーベアリングも交換済です。

ALFA GTV V6 TB

これはエンジンを左下から見上げたところ。右上に見えているのがトランスミッション。エンジン前部にターボがあります。

2006年11月11日

ALFA GIULIA SPIDER メモ

アルファロメオ・ジュリア・スパイダー・ヴェローチェです。隣のロータス・コルティナよりも古い。ルッソが「古いアルファロメオも始めました」というわけではなく、お客様から車検整備をご用命いただいたのです。

ALFA JULIA SPIDER

イグニッションキーはステアリングの左側にあって(ポルシェみたい)右に捻るとエンジンがかかるのですが、そのままキーを抜いても止まりません。それはともかく、シートベルトがないぞ。

ALFA JULIA SPIDER

エンジンは安定しています。細身の大径ステアリングにクラシックな3連メーター。60年代の雰囲気が漂っています。クラッチを踏んで2速をなめてから1速へ。さて、発進と思ったらお、重いんです、ハンドルが。径が大きいのには理由があったんですね。小径ステアリングだと車庫入れが大変です。 それとウィンカーレバーがデリケート。これくらい古いクルマに乗ってみれば、クルマにやさしい扱い方が身に付くかもしれません。

ALFA JULIA SPIDER

走るとエンジンはゴゴゴ、グォーン! 各部からいろんな音も響いてきてたいそうにぎやか。機械としての自動車らしさ満点。絶対速度ではBMW M5などに比べるべくもありませんが、スピード感はありますし、交差点でふつうに曲がったつもりでも165 R15のタイヤが鳴きますから、スピードを出さなくても十分楽しめそう。115スパイダーの先祖だということを実感しました。

ALFA JULIA SPIDER

ステアリングから右手を離すとすぐそこにシフトノブがある。秋空の下をマイペースでピョコピョコ流していると自然に頬が緩んできます。他車に追い越されようと、割り込まれようと許せてしまう。クルマの価値はスピードで決まるものではないと教えてもらいました。

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2006年11月12日

ALFA と ROMEO の DNA

アルファロメオのジュリア・スパイダーとGTVカップ。

ALFA ROMEO 101 & 916

おなじく 101スパイダーと、納車整備(リセット)中の916スパイダー。

ALFA ROMEO 101SP & 916SP

FFになり、エンジンが変わっても受け継がれているものがあります。それが伝統であり、陽気さなのではないでしょうか。 アルファロメオは明るく乗りましょう!

2006年11月18日

ALFA SPIDER TS16V 車検整備

アルファロメオ・スパイダー 2.0TS 16V の車検整備にあわせてタイミングベルト、ウォーターポンプ交換を承りました。

ALFA SPIDER TS16V

イグニッションコイルを外すと4番シリンダーのプラグがエンジンオイルに没しておりました。

ALFA SPIDER TS16V

16V ツインスパークエンジンはタペットカバーの構造上、4番シリンダーのプラグホール部分のパッキンの当たりが弱く、エンジンオイルが漏れやすいのです。それにしてもここまでひどいのは初めてです。

ALFA SPIDER 2.0TS 16V

写真上の左端にあるのが裏返したタペットカバーで、その右がタペットカバーパッキン。4番シリンダーは外周部分にくっついいてるのですが、1番から3番は別体になっています。プラグ、パッキンは新品に交換します。

ALFA SPIDER TS16V

SST(専用工具)でカムを固定してタイミングベルト交換を行います。

ALFA SPIDER TS16V

写真上がベルト、ベアリング、ウォーターポンプの新(上)と旧(下)。

ALFA SPIDER TS16V

新しいベルトを張りました。もうすぐ7万kmなので、タイミングベルトは10万kmを超えるまで大丈夫。つぎに時期が来るのはクラッチ交換でしょうか。ただ、あまり神経質にならなくても、1速でクラッチをつないで発進する際、ガガガっとジャダー(振動)が出るなど、なんらかの異常が出てきてから交換しても遅くありません。

2006年11月19日

ALFA 115 SPIDER VELOCE メモ

アルファロメオ・スパイダーといっても歴代のどのモデルを指すのかわかりづらいので、先日ご紹介したALFA GIULIA SPIDER を「型式」の数字をとって「101SP」(SP=スパイダー)と表記するならば、今日ご紹介するスパイダー・ヴェローチェは「115SP」になります。

ALFA 115 SPIDER VELOCE

101SPを知ったあとでは115SPも古さを感じません。「乗りやすい、新しいクルマ」だと思えます。この感覚って一般的じゃないかもしれませんけど、わかってくださる方もいらっしゃると思います。(笑)

ALFA155に乗り始めた当時、周囲に「アルファロメオを買った」というと「オープンカー?」。どうも「アルファロメオ=スパイダー」というイメージが一部にはあるようです。1967年に製作されたダスティン・ホフマン主演の映画『卒業』に登場したのは66年式 Spider 1600 Duetto。115SPはその流れを汲む最後のモデルになるのでしょうか。

ALFA 115 SPIDER VELOCE

FRのスパイダーに乗ると「スロードライブ」を楽しむことができます。信号などでの発進時、1速でガリっと鳴かないように2速の入口でクッと押さえてから1速に入れるので半テンポ遅れるのですが、それがスパイダーのリズム。急がなくていいから、ちょっとした外出もドライブになる。知らず知らずに移動の過程を楽しんでいる自分に気づきます。速く走ることで見過ごしている風景があります。

スパイダーとGTVの「916」が3台並んだので記念撮影しました。じつは3台とも車検整備とタイミングベルト一式交換を終えたところ。こうして眺めていても、ちゃんと整備してあるクルマ特有の安心感があります。その安心感がクルマへの信頼につながり、愛車に対する信頼があれば、いつ壊れるかとビクビクしたりしません。

ALFA 115 SPIDER VELOCE

「101SP」と比べるとFFの「916SP」は(当たり前ですが)ものすごく現代車。大きく重くがっちりパワフルで快適かつ乗りやすい。アルファロメオも着実に進歩しています。

クルマには長く大切に乗ることで出てくる味があります。オーナーが愛車を大事に思う気持ちが見えない盾(シールド)のようにクルマを守るのです。その「気持ち」はクルマにとってエンジンオイルと同じくらい重要なもの。不思議なもので、愛車を信頼していない人のクルマはよく駄々をこねます。そのあたりに、ちょっと古いクルマと上手に付き合うコツが隠されているような気がします。

2006年11月22日

ALFA 147 GTA メモ

久しぶりに147GTAに乗りました。 ハンドリングがクイックですが、基本的に扱いやすく、乗りやすいクルマです。旬の魚に脂が乗っているように、GTAのエンジンにはたっぷりトルクが乗っていて「美味」であります。個人的には、GTAは是非6速マニュアルで味わっていただきたい。

ALFA147GTA

名古屋高速から伊勢湾岸道に合流してアクセルを開けていくとクォーーーーンと快音を響かせてどこまでも加速していきます。と、途中でアクセルを閉じるわけですが、本当に気持ちいいクルマです。2台で移動していたのですが、あやうく後続車を置き去りにするところでした。(苦笑)

名古屋港

久しぶりの海。11月になって陽が傾くのが早くなりました。名古屋港に来ると「たまには船旅もいいかな」と思うのですが、船酔いするので「やっぱりクルマのほうがいい」と思い直すのでありました。

2006年11月24日

ALFA 75TS クラッチレリーズ交換

アルファロメオ75 ツインスパークのクラッチが切れにくくなり、時々クラッチペダルが戻って来なくなって(引っ張れば戻りますが)入庫しました。 クラッチがちゃんと切れていないと、ペダルを踏んだ状態でも(1速に入っていれば)クルマが前進します。危険を感じたらブレーキでクルマを止めてください。

ALFA 75TS

調べたところ、クラッチのレリーズシリンダーの不良と判断。安全のためクラッチマスターと合わせて交換することにしました。

ALFA 75TS

写真上は右リアタイヤ側から見上げたショット。たとえばアルファ155はFFなのでレリーズシリンダーはエンジンルーム内にあるのですが、75はトランスアクスルなのでリアについています。左手にトランスミッションとデフ、リアブレーキローターが見えています。黄矢印がクラッチレリーズシリンダーです。

ALFA 75TS

古いレリーズシリンダーです。一般論ですが、信号待ちなどでクラッチペダルを踏んだままにしないのがレリーズシリンダーを長持ちさせるコツ。信号ではギアをニュートラルに抜いてクラッチから足を放しましょう。

2006年11月28日

ALFA 155TS エアコン修理

ちょっと季節外れですが、アルファロメオ155TS 8V のコンプレッサーとエアコンホースを交換中。手前は車検整備のために入庫したポルシェ993カレラ4Sです。

ALFA 155TS 8V

アルファ155のコンプレッサーはエンジンの右うしろに付いているので、右のドライブシャフトを外して足回りをばらします。

ALFA 155TS 8V

コンプレッサーの新(右)と旧(左)。

ALFA 155TS 8V

写真下は納車待ちのAUDI A8。堂々たる風格とソフトな乗り心地の上級サルーンです。

AUDI A8 4.2 Quattro

2006年12月02日

ALFA 147 GTA 車検整備

アルファロメオ147GTAの車検整備を承りました。2003年式なので初めての車検ですが、走行距離はまだ2万km足らず。

ALFA 147 GTA

一度も交換されていないバッテリーは交換します。

ALFA 147 GTA

フロントタイヤの内減りがひどいので、気持ちよく4本とも交換することになりました。ミシュラン・パイロット・プレセダPP2の225/45-17に履き替えてから車検を通します。

ALFA 147 GTA

ルッソのマスコットです。胸に共同募金の赤い羽根をつけています。

ALFA 147 GTA

募金箱を提げた女の子が「ご協力をおねがいしまーす」と呼びかけるのを無視できなかったと熊は申しております。(笑)

2007年01月06日

ALFA 155 Q4 セルモーター交換

メカニックITOは正月休みに愛車たちの整備をしたようです。ルッソのデジカメに画像が残っていたのでご紹介します。 「納車整備レポート」や「ガレージレポート」、このブログのために、日頃から作業の様子を撮影するようにしていて、それを随時わたしがパソコンに吸い上げてレポートにまとめているのです。

ALFA155Q4

手前がポルシェ911ナロー、向こうがアルファロメオ155 Q4です。去年からQ4のセルモーターの調子が悪いと言ってましたっけ。

ALFA155Q4

155 Q4 のセルモーターはセンターデフに隠れてまったく見えないそうで「センターデフを外さないといけないの?」。しかし手探りで取り外して、隙間から抜くことができたとか。そういえばアルファロメオ156V6のセルモーター交換も大変でした。

ALFA155Q4

セルモーターの新(右)と旧(左)です。あとはトランスミッションオイルと前後ブレーキパッドを交換しました。 それと去年「ひょっとしてなくてもいいのでは?」とバランスベルトを外したものの、やはりエンジンの振動が大きいので戻したそうです。

本日発売の月刊「Tipo」2月号のP50にグースネック名古屋の広告「ロータス物語」第1部が掲載されています。来月もお楽しみに!

2007年01月07日

ALFA 155 V6 窓修理

アルファロメオ155 V6の運転席の窓が開かなくなり、調べたところウィンドウレギュレーターのモーターがかなり弱っているため交換することにしました。

ALFA 155 V6

写真上は新しいレギュレーターを取り付けているところ。モーターも一体となっています。写真下が古いレギュレーター。中央の黒い部分がモーターです。

ALFA 155 V6

窓の開閉が遅くなってくると、まずはグリスアップするのですが、それでも限界が来るとレギュレーター交換になります。

これは一般論ですが、レギュレーターを長持ちさせるコツは「余計な負担をかけないこと」です。たとえば、いちばん下まで開いているのにボタンを押し続けたり、逆に完全に閉まっているのにボタンを押したままにするのはよくありません。あとはスイッチを必要以上に強く押さず、カチャカチャいじらず、少ない回数でやさしく開閉したほうがいいと思います。アルファロメオだけでなく、ちょっと古いマセラティなどでは絶対遵守事項です。(笑)

「それじゃギブリは自分には無理かなぁ」と思ったアナタ、クルマをやさしく扱うクセをつけてしまえば苦になりません。クセというより習慣といったほうがいいかもしれません。クルマは買ってからもお金がかかるもの。モチベーションを下げないためにも安く乗る、安く維持することが大事です。クルマに対する思いやりをもつよう心がけてみてください。

2007年01月10日

ALFA 159 2.2 JTS 新車販売

新車でご購入いただいたアルファロメオ159 2.2 JTS セレスピード(ディーラー車)がオイル交換、ボディコーティング、カーナビ取付等のために入庫しました。向こう側のリフトではマセラティ・クアトロポルテの納車整備中。タイミングベルトも交換します。

ALFA 159 2.2 JTS

新車販売に関して「グースネック名古屋」ではディーラー車、並行輸入車とも取り扱っております。本国仕様をお望みであれば本国に直接オーダーいたしますし、日本仕様でよろしければディーラー車を最適の価格と納期でご用意させていただきます。価格交渉から納車後のメンテナンスまですべて私たちがエージェントとして動きます。ディーラー新車を販売しても私たちにはあまりメリットはありません。ただ、できる限り良い状態でお乗りいただいて、私たちのサービスにご満足いただければ、次の乗り換えもお手伝いさせていただけるかもしれません。売るだけではない、トータルなサービスと長いお付き合い。それが私たちの願いです。

ALFA 159 2.2 JTS

159は新型エンジンなので、エンジンルームの景色も156とはずいぶん変わりました。

DIABLO &ESPRIT

ディアブロ、エスプリ、フェラーリ328などに囲まれるとミニの背が高く見えます。(笑)

2007年01月12日

ALFA 147 GTA メモ

アルファロメオ147GTAは面白い!

ALFA 147 GTA

身体にフィットするシートにすっぽり包まれて軽やかにシフトを繰り返しながら名古屋城のそばを抜け、丸の内から名古屋高速に乗ったら合流するときから「お、こりゃいいぞ」状態。3.2リッターV6ユニットは力持ちで吹け上がりもいい。スピードメーターよりもタコメーターの針を振ることが快感につながり、エンジン音と共に気分が高揚していきます。147GTAは身軽だからスイスイと流れをリードできちゃう。久しぶりにクルマの「運転が楽しい」と感じさせてくれました。

わたしにとって147GTAは21世紀のSZです。コンパクトなV6搭載車。限定モデルではないけれど特別なクルマであることはまちがいありません。

2007年01月24日

ALFA 155TS ガソリン漏れ修理

アルファロメオ155 2.0TS 16V が「満タンにして走るとガソリンが漏れるんです」と入庫しました。最初は時々ガソリン臭がする程度だったそうですが、しばらくすると右リアタイヤのあたりにガソリンが落ちてくるようになったとのこと。(アブナイ)

ALFA 155TS

調べたところ、ガソリンタンクのエア抜きホースの付け根部分からガソリンがじわーと漏れてきているのでタンク交換となりました。写真下の左手、青緑のカバーがついているのが給油口、上面中央の白く丸い枠がついているのが燃料ポンプです。

ALFA 155TS

これは新品の写真ですが、写真上の右下部分のアップが写真下です。この溶着してあるようなホースの取付口の周囲から漏れていました。

ALFA 155TS

タンク交換後、確認のためにガソリンを満タンにして試運転したのですが、このツインスパーク16Vは軽さが身上。低速トルクが細いから無理なダッシュは控えて、自分のリズムで走らせればいい。それでも2速で引っ張ることで快感マシーンに変身。熱さを内に秘めたベルリーナです。

ガソリン漏れなどの問題がないことを確認して完成です。

2007年01月25日

ALFA GTV センターコンソール交換

アルファロメオGTV 2.0TB がボディコーティング、速度計作動不良修理などのために入庫しました。以前から懸案だったセンターコンソールも交換することになりました。

ALFA GTV 2.0TB

表面の塗装がベタベタになって気持ち悪いので新品に交換です。写真下はコンソールを取り外したところ。

ALFA GTV 2.0TB

こちらが古い部品。艶が出ているところがベタベタします。新聞紙の上に裏返して置いたら紙が付着してしまいました。

ALFA GTV 2.0TB

新品は艶消し黒で美しい!

ALFA GTV 2.0TB

次回はタイヤを換えましょうね。え、ホイールも一緒にですか?

2007年02月01日

ALFA GTV 2.0TB 整備中

アルファコルセ GTV 2.0TB のタイミングベルト交換を含めた車検整備を行っています。写真はすでにベルト交換を終えて組みつけているところ。このあとエンジンがかかります。貴重な2リッターV6ターボです。

ALFA GTV 2.0TB

天井のクロスが見事に垂れていたので張り替えることになりました。

ALFA GTV 2.0TB

ピラーが黒いので天井も黒に統一しました。

ALFA GTV 2.0TB

すっきりときれいになりました。オーナーさん、ごらんになってますかー?

2007年02月14日

イタ車のブレーキ

暑いくらいだったので窓を開けてアルファロメオ155を走らせていたところ、信号待ちでブレーキがちょっと鳴くんです。

ALFA155

ときどき鳴くのでわたしはあまり気にしないのですが、同時にうしろからも聞こえます。それはおかしいと思ってバックミラーを見たらランチア・デルタ、イタ車仲間でした。ブレーキでハモるというのは得難い経験でありました。

ALFA156TS

ちょうどいまルッソではALFA156TSの前後ブレーキパッド交換、フロントローター交換、リアローター研磨を行っています。パッドはおなじみGIGA'S BASIC。ダストが少なく、ホイールが汚れにくいので重宝しています。ひどいブレーキ鳴きもしないようです。

2007年02月15日

ALFA 75TS ご提案

アルファロメオ75TS、155TS 16V、155V6、164QVといったちょっと古いアルファたちが集まってきたので「90年代のアルファに乗ってみませんか」という提案をさせていただこうと考えております。

ALFA 75TS

あらためてクルマを感じるために自宅へ乗って帰った夜、E-wayamaあてに送ったメールはつぎのとおり。

「いいですねー、ナナゴー。ブランドものの古着のジーンズみたいに肌になじむというか、膝が抜けてるのがかっこいいというか、やわーくて、適度に舶来の危険な香りも漂ってて。155のように座ったときに腰高な感じがなくて、シートのクッションが適度に抜けてて目線が低いのもいい。文字通りソフトな乗り心地」

ALFA 75TS

この75は1991年式、シルバーメタリック、グレーファブリック、左H、5MT、D車、検20.3、89,000kmで、パワステラック交換、プロペラシャフトカップリング交換、天井張替え、エアコンガス漏れ修理といった納車整備込みで税込90万円。些細なことにはこだわらない方に「100万円でドロ沼に陥らない」方法を伝授いたします。(笑)

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2007年03月06日

アルファロメオ物語

月刊「Tipo」4月号の広告は「アルファロメオ物語」です。ぜひ書店でグースネック名古屋の広告ページを探してみてください。

アルファロメオ物語

アルファロメオの中古車が集まってきています。75赤、75銀、155V6赤、155Q4赤、164QV赤、GTVコルセ2.0TB赤、916スパイダー3.0V6黒に加えてSZ赤も入庫予定です。スパイダーは3リッターV6のSOHCエンジンで、軽い吹け上がりが魅力。75や155を通勤車として仕立ててみませんか?

名古屋から遠方のお客様でも、きちんと納車整備された車両であれば安心してお乗りいただけるはず。全国どちらへでも納車いたしますので、お気軽にお問合せください。

2007年03月09日

ALFA 166 パワステ故障

アルファロメオ166のお客様から「駐車場で切り返してバックする際、パワステオイルが漏れてハンドルが重くなってしまった」とSOSが入りました。

ALFA 166

オイルが漏れている個所を調べたところ、左フロントタイヤの内側のパワステホース(黄矢印)が抜けていました。

ALFA 166

パチっとはめるタイプの金属製ホースバンドで留まっているため、ホースが経年劣化で痩せて圧力に耐え切れなくなったのでしょう。ホースをはめて増し締め可能なホースバンドで留めました。パワステラックのトラブルでなくてよかったです。ラックが壊れるとお金がかかるので。(苦笑)

今回の現象はどんなに注意していても起こるときは起こるものですが、日頃から「ステアリングを据え切りしない」「ロックするまで切らない」ようにするだけでパワステ周りの寿命が延びます。これも「安く乗る」コツのひとつです。

2007年03月22日

ALFA156 GTA 水温下がる

アルファロメオ156GTA のお客様から「なかなか水温が上がらないし、高速を走ると水温が下がるんです」。それはサーモスタットが開いたままになっている可能性が高いです。

ALFA156 GTA

サーモスタットはエンジン左側の黄矢印のところにあります。エンジン側の水温が上がってくるとラジエターに水を流す仕組みになっていますから、ここが開いたままだと常にラジエターで水が冷やされるために水温が上がりにくくなります。

ALFA156 GTA

取り外したサーモスタットハウジング。反対側から水を入れてみたところ、手前のサーモスタット側から水が出てきました。冷めた状態では閉じていなければならないのに開いたままになっている証拠。

ALFA156 GTA

新品に交換して、冷却水を入れて完成です。

2007年04月10日

ALFA 916 GTV & Spider 納車整備

アルファロメオ 916 のクーペ(GTVコルセ)とオープンが(スパイダー3.0 V6 24V)揃って納車整備中です。

ALFA GTV & SPIDER

油脂類、プラグ、バッテリー、ワイパーブレード等の消耗品に加えて、スパイダーはタイミングベルト一式とウォーターポンプも交換します。

ALFA GTV & SPIDER

2リッターと3リッターの違いはありますが、どちらもアルファのV6。 旧モデルとなっても魅力は色褪せることがありません。

1枚目の写真にちらっと映っているMGFはクラッチレリーズシリンダーからオイル漏れのためクラッチが切れなくなって入庫です。 クラッチがすごく軽くなってスカスカです。クラッチを踏んだときの感触が変わって、1速とか低いギアが入りにくくなってきたら早めに工場に相談されることをお勧めします。

2007年04月11日

ALFA 164QV 洗車日和

ショールームのいちばん奥に展示してあったアルファロメオ164QVを出して洗車したところを撮影しました。時々こうして全展示車を出して入れ替えます。

ALFA 164QV

久しぶりに164QVに乗ったというか動かしましたが、いいですねー。164のすっきりしたボディデザインとサイズ、ゆったりした室内などの美点に加えて、白眉は純血V6エンジン。レスポンスが良いのと、決して大きな音ではないのですがエンジン音と排気音がビンビンと琴線に触れてきます。これぞイタリアのスポーツセダン!

写真は、再度ショールーム内に収めるまえにコンプレッサーのエアで水を飛ばして拭き取っているところです。

2007年04月13日

ALFA 155TS バッテリー警告灯

アルファロメオ155TS 16V のお客様から「バッテリー警告灯がついてエンジンルームから焦げ臭い匂いがしたんです」とお電話があり、そのままお預かりとなりました。

ALFA 155TS 16V

調べたところオルタネーターの故障でした。内部からガラガラと異音がしています。

ALFA 155TS 16V

オルタネーターは右フロントの足回りの奥(エンジンの右後ろ)についています。

ALFA 155TS 16V

マレリのオルタネーターの新(右)と旧(左)。

ALFA 155TS 16V

新しいオルタネーターがつきました。

155に限らずバッテリー警告灯がつくということはオルタネーターの発電不良が起きていることがあります。バッテリーそのものが弱ると始動時セルモーターの勢いがなくなったり、エンジンがかからなくなったりするので気がつくはず。もしも走行中バッテリー警告灯がついたなら、バッテリーが上がると動けなくなる可能性があります。すぐに帰宅するか(苦笑)、オーディオ、ナビ、エアコンなどを切り、夜間であれば信号などで停止するたびにヘッドライトを消灯するなどして「節電」につとめてください。

これは一般論ですが、クルマを「壊れたら直す」の繰り返しで乗っていると工場への入庫も増えますし、精神衛生上よくありません。たとえば消耗品を交換しなければいけないのを知りながら先延ばしにしていると、どんどんクルマが悪くなっていきます。本来、納車整備によってコンディションを良い状態に整えたうえで乗り始めていただき、きちんと愛車の健康管理をしていくことで安心して乗っていただくことができると考えています。

2007年04月15日

ALFA 164QV 車検整備

アルファロメオ164QVを車検整備のためにお預かりしました。現在114,700km。

ALFA 164QV

油脂類と冷却水、エアフィルター、ワイパーゴム、プラグ、バッテリーなどの消耗品を必要に応じて交換しますが、整備記録を確認して、交換不要のものは交換しません。車検だからといって、なんでもかんでも交換するわけではありません。

ALFA 164QV

リフトアップして各部を点検したのち、まずはエンジンオイルを交換します。ドライブシャフトとタイロッドもブーツがすこし破れています。

ALFA 164QV

そういえば以前から「11万kmくらいでタイミングベルトを交換しましょう」とお話していましたっけ。そろそろやりますか?

2007年04月26日

ALFA 166 納車整備

左のリフトでアルファロメオ166 3.0 V6 (6MT) 、右リフトではマセラティ・レーシングの納車整備を行っています。

ALFA 166

アルファ166は2000年式、21,000kmなのでタイミングベルト一式交換することにしました。

ALFA 166

先日、ASTON MARTIN V8 VANTAGEから166に乗り換えたら、シフトのストロークは大きいし、あちこち緩いし、比べる相手が悪いと洗練されているとは言えないのですが、それでもアクセル開度に合わせてグワーンと盛り上がってくるエンジン音とトルクの豊かなパワーフィールは快感です。

気持ちのいいエンジンを積んだアルファロメオはクルマ好きを自認する方には一度は乗ってみてほしいと思います。 ただし、中古車は値段で選ぶとあとで苦労することがありますのでくれぐれもご注意ください。事故暦の有無や内外装の程度も大事かもしれませんが、見えない機関部分の状態がわからないまま買うのは危険です。気持ちのいいアルファロメオ入門としてはALFA155V6あたりがお勧め。こちらなどはいかがでしょうか?

2007年04月27日

ALFA 147 窓修理

アルファロメオ147を車検整備の入庫をお受けする際、運転席の窓を開けるとガキっ!
「あのー、これは」
「そうなんです、動くんですけどイヤな音がするんです」
「ウィンドウレギュレーターだと思うので見ておきます」

ALFA 147

窓ガラスを(開閉用)ガイドに固定する樹脂パーツの爪が折れていました。樹脂パーツ単体では部品が取れないため(もったない話ですが)ウィンドウレギュレーター交換になります。

ALFA 147

写真上が新しいウィンドウレギュレーター。黒い棒がガイドで、下側のモーターとギアのユニットから左右にワイヤーが伸びて白い樹脂パーツを動かす仕組みになっています。

ALFA 147

左が新品、右が爪の折れた樹脂パーツ。これではまっすぐ上げ下げできず、いずれ窓が動かなくなってしまいます。窓を開閉する際に異音がしたり、引っかかることがあるのを放置しておくと、そのうち最悪のタイミングで閉まらなくなります。開かないより閉まらないほうが困る。出先でドアロックしても意味がないとか、雨が降ってくるとか。どうしようもなくなる前に修理しましょう。

ALFA 147

青い縦棒がガイド、(M)がモーターユニット、そこから上下にワイヤーが出ていて、ガイドに沿って上下する樹脂パーツにガラスを留めてあります。

今回の樹脂パーツを長持ちさせるには無駄なストレスをかけないことでしょう。小さなお子さんにオモチャにさせないことも大事。高速道路をよく使う方は(たとえ右ハンドルでも)ETCを利用することでしょうか。窓を開ける回数が減りますから。(そこまでする?)

部品の強度不足だという気もしますが「やっぱりアルファは壊れるんだ」と考えると乗れませんし、乗っていても楽しくありません。「いつかは割れるかもしれないけれど、上手に寿命を延ばしてやろう。それでもだめだったら気持ちよく交換しよう」と割り切って乗ればいいと思うのです。

2007年04月29日

ALFA SZ 水漏れ対策

アルファロメオSZからすこし水漏れをするということでお預かりして調べたところ、ラジエターサブタンクのキャップあたりから漏れているようなのでキャップを新品に換えたのですが、それでも微量ながら漏れてきます。

ALFA SZ

サブタンクに亀裂が入っているのでなければ、ウォーターラインの内圧が規定値よりも高くなっていてキャップから圧といっしょに水が逃げてくると考えられます。もしラインの詰まりがあるとすればラジエターか。今後の憂いをなくすためにもラジエターを交換することになりました。

ALFA SZ

写真上はラジエターを外したところ、エアコンのコンデンサーが見えています。

ALFA SZ

これはラジエターファン。

ALFA SZ

新品のラジエターに交換して、テストしたところ水漏れは止まったので納めさせていただきました。

2007年05月26日

ALFA 75TS デスビ交換

アルファロメオ75TSのエンジンをかけると前からキュルキュルと異音がするのを調べたところ、デスビ(デストリビューター)から音が出ていました。ツインスパークなのでデスビは2個(黄矢印)。向かって左のエンジン下部についているほうを交換しました。タイミングライトで調整して完了。

ALFA 75TS

写真下は古いデスビ。シャフト(黄矢印)を手で回すとかなり重くなっていました。新品は軽く回ります。

ALFA 75TS

きのうの雨が嘘のように晴れて暑いくらい。昼休み、愛車MINIを調整中の図。 どこか壊れたかな?(笑)

MINI

そういえば、今日ALFA147のお客様が「速度計と回転計が動かないんです」とご来店。そもそも左のスモールバルブが切れて、しばらく放置しておいたらメーターが動かず、窓も開かなくなったとか。

「幸いウィンカーとブレーキランプは灯くので自走してきたんです」
「エアコンが動いててよかったですね」
「たしかに。窓が開かなかったらエアコンが効かないと昼間は乗れません」

ところがスモールバルブを交換したら全部直ってしまいました。その前にヒューズやリレーを触った(チェックした)から接触不良が直った可能性もあります。

「いま38,000kmなので40,000kmまでにタイミングベルト交換しましょうね!」

2007年06月07日

ALFA 115 SPIDER 納車整備

アルファロメオ・スパイダー・ヴェローチェの納車整備を行っています。

ALFA 115 SPIDER

油脂類、プラグ、エアフィルター、ワイパーゴム等の消耗品に加えて、エンジンマウント(2個)も交換しました。「これ、どうやって外すんだ?」と悩みながら作業しているので「知っている人に教えてもらえば?」というと「安易に教えてもらうと覚えないんです」。作業スケジュールに支障をきたさない範囲で「悩む」ことにしているようです。

写真下は右が新品マウント。筒状の部分がゴムでできています。

ALFA 115 SPIDER

フロント左右のアッパーアームジョイントのブーツが破れていたので(ブーツを)交換しました。アッセンブリーでは部品が出ませんでした。

ALFA 115 SPIDER

ATでゆったり、のんびり操るベローチェも洒落ています。

2007年06月15日

ALFA 75TS 納車整備中

アルファロメオ 75 ツインスパークの納車整備を奥リフトで行っています。

ALFA 75TS

エンジンのカムカバーからのオイル漏れがすこしでもマシになればと、カムカバーパッキンを交換します。

ALFA 75TS

75と155(8V)までのツインスパークエンジンはタイミングチェーン(黄矢印)でした。155 16V以後、タイミングベルトになりました。

ALFA 75TS

カムカバーを閉じたところ。きれいになると気持ちいい。

ALFA 75TS

エンジンマウント(黄矢印)を交換します。

ALFA 75TS

これが新品。115SP ヴェローチェのそれと似ています。ゴム部分が円筒から四角柱に変わったくらいかな。

ALFA 75TS

エンジンマウントを交換するにはマフラーや遮熱板を外す必要がありました。

75の作業はまだまだ続きます。

2007年06月19日

ALFA 156 燃料漏れ

アルファロメオ156V6の燃料ポンプからガソリンが漏れていました。リアシートの中央後ろ寄りに燃料ポンプがついているのですが、写真下の黄矢印部分からガソリンが溢れていました。白い樹脂のキャップ部分だけは部品が出ないため燃料ポンプまるごと交換になりました。

ALFA 156

写真下が燃料ポンプ全景。黒い樹脂製ボール(黄矢印)が浮きになっていて、根元が燃料レベルセンサーにつながっています。燃料が少ない状態が長く続くとレベルセンサーが(ガソリンに沈まないせいか)接触不良を起こすことがあります。

ALFA 156

最近、同様のトラブルが156TSでも起きました。156の室内後方から強いガソリン臭がする場合はすぐに点検を受けてください。

2007年06月21日

ALFA 75TS 納車整備中-2

 アルファロメオ75TSの納車整備の続きです。エンジンマウントは片方がちぎれていました。

ALFA 75TS

リアのマウント、ブッシュ類を交換するために、トランスミッションとドデオンを下ろしました。

ALFA 75TS

写真下がミッションマウントの新(右)と旧(左)。古いものは切れかかっていました。

ALFA 75TS

プロペラシャフトのカップリングも交換します。

ALFA 75TS

エンジンマウント(リア)の新(右)と旧(左)。上のブラケットの左の丸穴にはまります。

ALFA 75TS

ワッツリンクのブッシュを社外の強化ブッシュにはめ換えたところ。脇に置いてあるのが元ついていた純正品です。

ALFA 75TS

あとはショックアブソーバーを交換して組み戻していきます。

2007年06月28日

ALFA 147TS タイミングベルト交換

2001年式アルファロメオ147TS セレスピードのタイミングベルト交換を承りました。昨年12月の車検時に「4万km超えたら交換しましょう」とお話していたのです。

ALFA 147TS

いつものように専用工具でカムを固定して1番シリンダーの上死点を出します。

ALFA 147TS

タイミングベルトは適度に消耗しておりました。交換時期です。

ALFA 147TS

ある意味、タイミングベルトよりも心配な樹脂製テンショナーベアリング。対策品は金属製になっています。

ALFA 147TS

アルファ147の隣では、マセラティ・シャマルの整備見積中。

MASERATI SHAMAL

作業が始まったら様子をご紹介する機会もあるかと思います。

2007年07月12日

ALFA 155TS エアコン修理

アルファロメオ155TS 8Vがエアコン修理のために入庫しました。 奥リフトではマセラティ・シャマルのリセット作業が続いています。今日は突然大雨が降ってきてびっくりしました。みなさんのところは大丈夫でしょうか。

ALFA 155TS

エアコンガスを入れるとエンジンルームからカチンっとコンプレッサーのクラッチがつながるのですが、コンプレッサー自体オイルまみれだったのでガス漏れがひどいと判断し、コンプレッサー交換となりました。

ALFA 155TS

上の写真の左が古いコンプレッサー。右のオルタネーターを外す必要がありました。オルタネーターは交換せず元に戻します。

ALFA 155TS

コンプレッサーはエンジンの右うしろにあって、交換作業が楽な場所ではありません。 それでも初代ムルティプラのウォーターポンプ交換よりはやりやすいとか。

ALFA 155TS

リキッドタンクも交換します。これはエアコンシステムのフィルターのようなものなので、本来一定期間ごとに交換すべき部品です。

2007年07月20日

ALFA 75TS クラッチ交換

アルファロメオ75TSの納車整備として、クラッチ交換およびプロペラシャフトカップリング交換を行います。

ALFA 75TS

75やSZで見慣れた光景。トランスミッション手前のお椀部分からクラッチを取り外しました。

ALFA 75TS

取り外したクラッチ(上)と新品パーツ(下:クラッチカバー、レリーズベアリング、クラッチ板)。

ALFA 75TS

古いクラッチ板は磨り減って溝がきれいになくなっていました。

ALFA 75TS

外したプロペラシャフト。

ALFA 75TS

前と中央、後ろ側のカップリングを3個とも交換します。

ALFA 75TS

★今週わたしはロータス・ヨーロッパSで通勤させてもらっています。マニュアルシフトを厭わなければ通勤にも問題なく使えます。贅沢させてもらってます。

2007年07月25日

ALFA 156JTS & GT 整備

右のリフトではアルファロメオ156JTS (MT) のショックアブソーバー交換、左のリフトではアルファGTの車検整備およびタイミングベルト一式交換を行っています。

ALFA 156JTS

156のショックアブソーバーはモンローに替えます。固さは純正に近いので、とくに足回りにこだわるのでなければ手頃だと思います。

ALFA 156JTS

アルファGTの2リッターJTSエンジンに新しいタイミングベルトを張ったところ。

ALFA GT

古いタイミングベルトとテンショナーベアリング。3年、28,000km でこのとおり。交換しておいたほうが安心です。

ALFA GT

エンジン前部を横切っているウォーターパイプ(黄矢印)に水漏れ跡が見られたため交換することにしました。

ALFA GT

樹脂の合わせ目(黄矢印)から漏れていました。しかし、タイミングベルト交換よりも、この部品を外すほうが大変でした。

ALFA GT

ちょっとでも水漏れ跡があればすべて交換というわけではなく、そのクルマの使われ方や、遠方のお客様かどうかなどの事情も加味して検討しています。

2007年07月28日

ALFA 159 センターコンソールパネル交換

アルファロメオ159 2.2 JTSのセンターコンソールパネルを交換します。

ALFA 159

昔に比べると作りがしっかりしてきただけ分解に手間取ることがあります。

ALFA 159

パネルについている部品を移設していきます。

ALFA 159

パネルの奥の様子。ご参考まで。(だれの?)

2007年08月07日

ALFA166 燃料レベルセンサー交換

アルファロメオ166の燃料計が正しい値を指さないということで燃料レベルセンサーを交換することになりました。

ALFA166

燃料レベルセンサーは燃料ポンプについています。そして燃料ポンプは燃料タンクの中(黄矢印)にあります。トランクの荷物とスペアタイヤまですべて下ろして作業します。

ALFA166

写真下の右にあるのが燃料ポンプ。左に取り出したのが燃料レベルセンサーの新(左)と旧(右)。

ALFA166

古いセンサーは接点が焼けたように擦り切れていました。

ALFA166

新品のセンサーはごらんのとおり、接点はきれいです。

ALFA166

トランク内の作業は暑さとガソリン臭のために結構大変です。

ALFA166

この166は左ハンドルのMT。3リッターV6のエンジンフィールが美味であります。今日ALFA155TS 8Vにも乗って思うのは「アルファロメオをドライブするのは楽しい」ということ。ALFA159 Q4のMT、ATともに乗ってみて、妙な先入観に囚われなければ十分楽しめるのではないかと思うのです。新車に乗るとまるでドイツ車のようにしっかり感があるものの、厳密にはドイツ車とは違うというか「しっかり作ろうとした気持ちはよくわかるけど」という感じ。そういう意味ではALFA159もイタリア車なのでしょう。それがちょっとうれしかったりします。

2007年08月18日

ALFA156 車検整備 2題

アルファロメオ156GTA(手前)と156V6(奥)の車検整備を承りました。156V6は5年目 45,000kmなので今回タイミングベルト交換も行いますが、156GTAは5年32,000kmなので4万kmでタイミングベルト交換をご案内する予定です。年数と距離だけでなく、お客様の乗り方も勘案してご案内しています。

ALFA156

以前から欲しかった露出計(SEKONIC L-308S)を買いました。まだ使い方がよくわかっていませんが、ASAを400にしてシャッター速度を選んで被写体の前でボタンを押すと適正な絞り値が表示されます。そのとおりに撮影してみたところ、確かに明るすぎず暗すぎず、良い感じで撮れます。ただ、こんなものを使うと明るいレンズが欲しくなります。

また、撮影した画像が自分のパソコンのモニタでどう見えるかは別問題。カラーマッチングを取らないとズレが生じます。わたしのノートPC(VAIO)では多少明るさを補ってやる必要がありました。

L-308S

156GTAのオーナーはとってもキレイ好き。エンジンルームもごらんのとおり、ピカピカです。

ALFA156

そういう意味で、このラジエターサブタンク内部の汚れは許せないそうで「交換してください」。E-wayamaいわく「全然問題ないと思うけどなー」。たしかに亀裂が入って水が漏れているわけではないので機械的な不都合はないのです。あくまで気分的な不具合です。(笑)

ALFA156

アルファロメオに限らず輸入車は、ちゃんと整備せずに乗り続けると消耗していきます。人間でいえば疲労が蓄積していくような感じ。無理をするとある日突然倒れます。普段のエンジンオイル交換に加えて、せめて車検のときには必要な消耗品交換はきちんと行いましょう。それが安心して乗る基本です。

おなじアルファロメオ156でも、2台はべつの「お題」なので、対応もそれぞれ異なるというお話でした。

2007年08月23日

ALFA 166 水漏れ修理

アルファロメオ166 3.0 V6の「冷却水が減る」ということでお預かりしたところ、エンジンルームの右側から水漏れがしています。ラジエターホース交換くらいで済んでくれるよう願っていたのですが、嫌な予感は当たるもので、原因はウォーターポンプでした。ウォーターポンプを交換するにはタイミングベルトを外さないといけません。前回のタイミングベルト交換から2万km。まだタイミングベルト交換時期ではないのですが、前回ウォーターポンプを換えなかったのが敗因です。お客様のご了解をいただいてタイミングベルト+ウォーターポンプ一式交換となりました。

ALFA 166

こういうことが起こるからアルファロメオのウォーターポンプはタイミングベルトと同時に交換すべきなのです。それはマセラティにも言えること。右のマセラティ・クアトロポルテはエアコン修理。ホース交換とガスチャージを行います。

ALFA 166

アルファ166から外したウォーターポンプ。指差しているめくら蓋から水が漏れていました。

ALFA 166

ウォーターポンプのためにこれだけ分解してタイミングベルト一式交換になりました。費用を抑えるためにプラグ交換は見送ろうかと思ったのですが、V6の奥バンクのプラグ交換にはインテークを外さないといけません。「気持ちよく換えてください。お客様にはわたしがご説明します」。

名古屋では朝のうち久しぶりに雨が降って涼しかったのですがお昼にはすっかり晴れ渡って暑いです。(苦笑)

2007年09月04日

ALFA RZ タイミングベルト交換

3万kmを超えたアルファロメオRZのタイミングベルト一式、オルタネーター、前後ブレーキパッド交換等を承りました。

ALFA RZ

タイミングベルトはそれなりに消耗していました。

ALFA RZ

エンジンの左下についているオルタネーター(黄矢印)。先に交換しました。

ALFA RZ

タイミングベルトテンショナーをOHしています。右端に見えているビニール袋がOHキットです。

ALFA RZ

新しいタイミングベルトを張ったところ。ドライブベルトも交換し、以前から懸案だったボンネットインシュレーターも貼り替えました。

ALFA RZ

ブレーキパッドはDIXCELを使ってみました。いかがでしょうか?

2007年09月11日

ALFA 166 納車整備中

アルファロメオ166 3.0 V6 (右H、6MT)の納車整備として油脂類、冷却水、タイミングベルト一式、ウォーターポンプ、ドライブベルト、バッテリー、プラグ、エアフィルター、エアコンフィルター等の交換を行います。

ALFA 166

作業前のエンジン。

ALFA 166

インテークとタペットカバーを外したところ。手前バンクのカムシャフト2本が現れました。

ALFA 166

ここまでで取り外した部品たち。

ALFA 166

タイミングベルトを張り替える際、1番シリンダーの上死点を出して専用工具でカムを固定し、正しいバルブタイミングに合わせます。

ALFA 166

32,000kmの距離を支えたタイミングベルトです。

ALFA 166

同時にウォーターポンプも交換します。上が新品。

ALFA 166

新しいタイミングベルトを張りました。

ALFA 166

右フロントのタイヤカバーを外したところにエンジン右側面が見えます。

ALFA 166

タイミングベルト交換は今日で終わります。

マニュアルシフトで味わうアルファV6ユニットは最高です。どうぞご堪能ください。

2007年09月18日

ALFA 155TS 16V 異音修理

アルファロメオ155TS 16V(約15万km走行)の「エンジンルームからベルトの音がするんです」とお電話をいただいて入庫となりました。

ALFA 155TS 16V

実際に聞いたところ、ベルトというよりベアリングの音。アクセル開度に応じて「ギューン、ギューン」と鳴きます。

ALFA 155TS 16V

異音の原因はドライブベルトで回しているモノだと考え、ドライブベルトを外し、アイドラーベアリングを手で回してみたところガタガタでした。異音の原因はコレです。

ALFA 155TS 16V

テンショナーベアリングとドライブベルト自体も消耗していたので同時に交換し、異音は消えました。

2007年10月06日

ALFA 164QV 納車点検

アルファロメオ164QVと166 3.0 V6 が並びました。どちらも左ハンドルのMTです。

ALFA 164QV

久しぶりにQVに乗って感動を新たにしました。決して軽いボディではないのですが、ピックアップも良く、吹け上がりも鋭い。QVのエンジンは素晴らしい!

ALFA 164QV

タイミングベルト一式交換をはじめ、きちんと「リセット」してお納めする予定です。

2007年10月17日

陸上競技 Vs.水上競技

シトロエン・サクソ・カップを車検整備のためにお預かりしました。動かすのは2年ぶりだとか。(苦笑)

CITROEN Saxo Cup

まったく乗られていないとはいえ、冷却水と油脂類は交換します。もちろんバッテリーも。

CITROEN Saxo Cup

メタルクラッチを通常のクラッチに交換してあるので乗りやすいのですが、足が固いので路面が荒れているとモーたいへん。体力を消耗するという点ではバイクを思い出しました。やはりサーキットを走らせたいクルマです。

なんて話していたらメカニックKIDOいわく「ぼくのMINIに比べたらサクソ・カップは乗り心地いいですよ」。わざと潰れたラバーコーンを使って車高を下げているとか。「それギャップで飛びません?」「飛びます」。やっぱりルッソは社会的基準からは大きく外れているようです。(笑)

ALFA 115SP

現行アルファ・スパイダーの型式が939、その前が916、その前の115がこれ、通称「ヴェローチェ」です。奥ではランボルギーニ・ムルシエラゴが点検、オイル交換中。

ALFA 115SP

サクソ・カップから115SPに乗り換えたときは感激しました。なんて快適な乗り物なのでしょう。道路ではなく川を下っていくボートのよう。ミッションを労わりながら、ゆったり流すのもいいし、交通事情が許せばアクセルを踏み込むことでスピードも出ます。

オーナーが「酒なんかなくても、このクルマがあれば酔えます」というのがわかります。気持ちよく酔っていただくために今回の車検整備にエンジンマウント交換も追加させていただきました。

2007年10月24日

ALFA 147GTA & 916SP

奥ではアルファロメオ147GTAの納車整備、手前では大阪からお預かりしてきたアルファスパイダー(916)の車検整備を行っています。

ALFA 147GTA & 916SP

147GTAはタイミングベルトとウォーターポンプ一式交換します。

ALFA 147GTA

916スパイダーはインマニを磨いていました。(笑)

ALFA 916SP

スパイダーは他にブレーキパッド(GIGA's BASIC)交換、ブレーキローター研磨等も行います。

2007年11月05日

ALFA 155TS 8V ドライブシャフトブーツ

アルファロメオ155TS 8V の納車整備として、まずドライブシャフトブーツの交換を行いました。

ALFA 155TS 8V

155はFFなのでドライブシャフトは前にあって、右側のアウター(外側)のブーツが破れています。

ALFA 155TS 8V

基本的にドライブシャフト自体を取り外す必要があるため工賃がかかりますが、このままでは車検が通らないだけでなく、グリスが飛び散り、そこから砂や埃が入ってドライブシャフト自体を傷めてしまうので早めにブーツ交換すべきです。

ALFA 155TS 8V

エンジンおよび下回りのゴム製品はすべて消耗品だと割り切りましょう。

2007年11月14日

ALFA 145 車検整備

アルファロメオ145の車検整備を承りました。久しぶりの入庫です。乗っても乗らなくても半年に一度はエンジンオイル交換をお勧めします。アルファロメオでもJTSなど直噴ユニットであればロングライフオイルを使うことでオイル交換のサイクルを伸ばすこともできますのでご相談ください。

ALFA 145

エンジンオイル、ミッションオイル、ブレーキオイル、冷却水、ラジエターキャップ、バッテリー、ワイパーゴムなどを交換します。

ALFA 145

ロアアームのボールジョイントに亀裂が入りかけているので交換をお勧めしたいと思います。

年数は経っていますが、走行距離はまだ28,000km。エンジンのコンディションは良好。久しぶりに145に乗って、楽しいクルマだということを思い出しました。

2007年11月18日

ALFA 156TS 車検整備

アルファロメオ156TSの車検整備を承りました。左ハンドルのMT車で現在の走行距離は57,000km。

ALFA 156TS

油脂類はエンジンオイル(+フィルター)、ミッションオイル、ブレーキオイル、パワステオイルを交換します。

ALFA 156TS

右のドライブシャフトのインナー(内側)ブーツに亀裂があります。人間でいえば指の爪が割れているようで痛々しい。放置しておくと封入されているグリスが飛散し、ゴミやほこりなどでドライブシャフトが痛んでしまいます。しかも車検が通りません。

ALFA 156TS

手当てするには、ドライブシャフトごと取り外し、ブーツを交換します。下が新品です。

ALFA 156TS

新しいドライブシャフトブーツを取り付けました。クルマの下回りを見ていて、新しくなった部品があると手が入っていることがわかって頼もしく感じます。

ALFA 156TS

他にドライブベルト、バッテリー、ワイパーゴムを交換して完成しました。

ALFA SZ 速度計修理

アルファロメオSZの速度計が動かないことがあるということで入庫したのですが、それ以前にエンジンの調子が悪いのです。

ALFA SZ

6気筒ともちゃんと弾けているのかどうか確かめるためにプラグを外してみます。

ALFA SZ

全体に燃料が濃いようですが、中心電極の先端は白く焼けているなかで2番シリンダーのプラグだけ真っ黒。火花が飛んでいません。

ALFA SZ

清掃してプラグを入れ替えてみたところ2番シリンダーも復活。プラグコードが抜けかかっていたようです。

ALFA SZ

スピードメーターを取り外してみたところ、基板につながっている入力コード3本の半田がやり直してありました。ということは以前にも接触不良が起きていたと考えられます。最終的に、ユニット交換して解決しました。

2007年11月29日

ALFA 166 ヒーターコア水漏れ

アルファロメオ166のエンジンオイル交換とボディコーティングの際、お客様から「水温が高い」と伺った点について調べたところサブタンクの冷却水が減っており、クーラント(冷却水)の甘い匂いも漂っていました。

ALFA 166

水が温まってくると漏れてくる場所から、水漏れの原因はヒーターコアだと判断し、交換することにしました。

ALFA 166

エンジンルームのフロントガラス側中央にエアコンユニットがあって、エアコンフィルター、エバポレーター、ヒーターコアが収まっています。

ALFA 166

写真下はヒーターコアの新(左)と旧(右)。ホースがつながるタンク部分が樹脂なので金属のかしめ部分から水が漏れていました。 一般に、経年変化により樹脂が痩せてくるとどうしても水漏れが起きます。

ALFA 166

新しいヒーターコアを取り付けました。真空引きのうえ、エアコンガスチャージを行いました。

ALFA 166

また、エンジンオイル交換の際、左ドライブシャフトブーツの外側が破れているのを発見したため、交換させていただきました。オイル交換時にはリフトアップして下回りの目視点検も行いますので消耗品の劣化やオイル漏れなどの早期発見につながります。

ALFA 166

最後に、半年ごとのボディコーティングを行い、きれいな状態で納めさせていただきました。

2007年12月14日

ALFA SPIDER Twin Spark

アルファロメオ・スパイダーの2.0 Twin Spark に乗る機会がありました。

やっぱりアルファの4気筒はいい。決してパワフルとはいえないけれど、軽く吹け上がって、回転に応じて盛り上がっていくエンジン音がそそります。アルファロメオって、機械としては定規で引いた線からはみ出すことが多いかもしれないけれど、気持ちいいエンジンを作るという点では素晴らしいものをもっています。とくにツインスパークはアルファロメオ最後の4気筒エンジンといえます。1気筒あたり2本ずつスパークプラグを配置して燃料効率を上げて云々という理屈はどうでもよくて、とにかく気持ちいいのです。(強引?)

ALFA SPIDER Twin Spark

E-wayamaもちょうどALFA155TS 16Vに乗ったばかりで「軽飛行機みたいで高速も気持ちいい」。そう、飛行機にたとえるならツインスパークは軽飛行機。400馬力オーバーの「ジェット戦闘機」でなくても空は飛べるということを教えてくれます。高速道路は滑走路。操縦は「MT」が基本です。(笑)

ALFA SPIDER Twin Spark

このツインスパークユニットを大事に持っていれば、じきに貴重なモデルとなるはず。いまグースネック名古屋に06年式ディーラー最終モデルが入庫しています。興味のある方は「名古屋在庫情報」をごらんください。

2007年12月20日

ALFA SPIDER 始動せず

アルファロメオ・スパイダー 3.0 V6 のエンジンがかからなくなったとご連絡があり、お引取りのうえ点検しました。

ALFA SPIDER

バッテリーには問題がなく、セルモーターは回れどエンジンのかかる気配がない場合、最初に疑うのがガス欠。次にメインリレーと燃料ポンプリレー。写真下(右ヘッドライトうしろの樹脂カバー内)の銀色のリレーを2個交換したところ、無事エンジンがかかりました。ちなみに、これはマセラティやフェラーリでも起こりえます。

ALFA SPIDER

もしもリレーを替えてもエンジンがかからない場合は、燃料ポンプが動いてるか、プラグで火花は飛んでいるかを調べていきます。

2007年12月26日

ALFA 147 ロアアーム交換

アルファロメオ147TSのお客様から「フロントの足回りから異音がするんです」ということでお預かりして調べたところ、右フロントのロアアームのボールジョイントから音が出ていました。ハンドルを切るたびに盛大に異音がします。

ALFA ROMEO 147TS

写真下が右フロントの足回り。

ALFA ROMEO 147TS

こちらがロアアームの新(左)と旧(右)。ボールジョイントだけ交換することはできず、ロアアームごとの交換となりました。

ALFA ROMEO 147TS

ここが問題のボールジョイント部分。外した部品を手で動かしたら、縦方向はよいのですが横方向に動かそうとすると固くて動きが悪くなっていました。

ALFA ROMEO 147TS

異音が出ていたのは右だけなのですが、お客様とご相談のうえ、左右のバランスを取るために左ロアアームも交換して一件落着しました。

2008年01月29日

ALFA155 V6 クラッチマスター交換

今朝、アルファロメオ155 V6にお乗りのお客様から「クラッチペダルが外れました」。メールしていただいた写真(下)を拝見すると、クラッチマスターのアームがクラッチペダルから外れてしまっています。本来一体でなければならないゴムのブッシュだけペダル側(黄矢印)に残っています。

ALFA155 V6

「すぐに伺います」と出向いて、現地で割りピンを抜いてゴムのブッシュからボロボロになっているゴムを除去し、クラッチマスターのアームを仮止めしてルッソまで乗って帰りました。その途中ブレーキの警告灯がついたり消えたり。これはサイドブレーキを引いたときにも点灯しますが、ブレーキフルードが減ったときにも点きます。つまりブレーキ(クラッチ)フルードがどこかから漏れている可能性があります。

ALFA155 V6

ルッソに戻り、メカニックITOにクラッチレリーズシリンダーも点検してもらいます。過去に交換した記録がないのと、ここは155の弱点のひとつなので要注意なのです。お客様に状況をご説明したところ「必要ならばレリーズシリンダーも交換してください」。結果、ブレーキフルード漏れが見られるため、クラッチマスター(ブッシュだけは部品が出ないためアセンブリー交換)といっしょに交換することにしました。

ALFA155 V6

写真上の黄矢印がクラッチレリーズシリンダーです。右側につないであるホースでフルードを抜いているところです。

ALFA155 V6

写真上が新品のクラッチマスター(上)とクラッチレリーズシリンダーです。クラッチマスターのゴムブッシュ(黄矢印)がだめになって外れたのです。155では比較的珍しいケースですが、走行距離72,000kmですからありえないことではありません。

2点とも部品を在庫していたのでITOがすぐに交換してくれて、夕方にはお客様に納めさせていただきました。あらゆる部品を在庫しているわけではありませんが、アルファロメオとマセラティのよく出る交換部品は在庫するよう心がけています。部品さえあれば、今回のように即日修理してお返しすることが可能になるからです。

いまグースネック名古屋ではALFA155/147/156/75/SPIDERといったモデルを集めてご案内しています。「古いアルファロメオはトラブルが怖くて手が出せない」という壁を打ち壊して「ちゃんと整備すれば乗れます」ということをお伝えしたいのです。そのためにルッソがあり、「LUSSO JAM」という、このブログでご紹介しているのです。

常に今回のような対応ができるかどうかは諸事情にもよりますのでお約束できかねますが、わたしたちはお客様のために最善を尽くします。それこそがルッソの存在価値ですから。

2008年02月21日

ALFA 164 Super 12V メモ

1997年式 アルファロメオ 164 Super 12V が入庫したので「乗って帰ってもいいですか?」。いやぁ、やっぱり164はいいクルマです。それにこの12Vはまだ37,000km弱できれいです。大事にしてもらっていたことがわかります。興味のある方は弊社ストックリストをごらんください。

ALFA 164 Super 12V

アクセルのツキがよくて吹け上がりも軽いのが12V (SOHC)の特長です。わたしが以前乗っていたALFA164 Super 24V (DOHC)は高速では力強く伸びていくのですが、この軽さは持ち合わせていません。

ALFA 164 Super 12V

全長のわりに幅があるので、運転席がゆったりしていて快適。164のボディサイズは今でもパーソナルセダンとしてぴったりだと思っています。BMW735はちょっと大きい。これはアルファに熱さを求めない方が「平熱のアルファ」として付き合えるモデルです。車庫入れで、いつもより1回多く切り返すことになって「やっぱり164だわ」。(笑)

ALFA 164 Super 12V

マセラティ・クーペで164のうしろを走っている図。グランスポルトもすごく魅力的なクルマです。ほどよく緊張したあとの164 Super 12Vはまた格別にホッとする空間でした。

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2008年04月07日

ALFA75 MILANO 5MT メモ

アルファロメオ 75 ミラノのエンジンに必要な整備を施し、パワステとエアコンを直して、ドアの内張りもハンドル部分が壊れていたので内張りごと交換。ラジエターも水漏れしていたので交換して、天井とボンネットインシュレーターも張り換えて、タイヤを新調すると同時に(右に流れるので)アライメント調整をして復活しました。

ALFA75 MILANO 5MT

細かいことを言い出すとキリがないので割り切りも必要でしょう。アルファ75+2.5リッターSOHC V6エンジンを5速MTで楽しむ! これに尽きます。ブレーキが甘いというのは聞いていましたが効かないわけではありません。それよりもペダルが深いのが気になるので、もう一度エア抜きしてみます。

ALFA75 MILANO 5MT

155TSから155V6に乗り換えたとき同様、トルクがあるので発進もストールの心配がなくてラクチン。パワーがあるのでスピードも出ます。踏んでいくとクォーンっと刺激的なエグゾーストが最高です!

ALFA75 MILANO 5MT

75のボンネットを開けたときにV6ユニットが見えるというのは妙な感じがします。現代のアルファにお乗りのみなさんにとっては縦置きエンジンも珍しいでしょう。往年のロメオを垣間見ることができるモデルを残すことができてうれしい。 このバトンを受け取ってくださるお客様に感謝しております。ルッソで最終調整後、納車させていただきます。

2008年04月19日

ALFA GTV 3.0 V6 メモ

1999年式アルファロメオGTV(左ハンドル、5MT)をお預かりして名阪国道と東名阪道を走って帰りました。すごく良かったです。気持ちいいのクルマです。高速道路でも余裕のパワーと、クォーンと滑らかに吹けるV6エンジン!

ALFA GTV

スタッフ ichida は最近アルファ156でツインスパークエンジンの魅力に目覚めたようですが、わたしは155TS 8Vでツインスパークについては免許皆伝なので(笑)、アルファロメオではV6を担当させていただきます。ケーキにたとえると、V6はスポンジベースのチョコレートケーキ、直列4気筒のツインスパークは歯ごたえが魅力のタルトでしょうか。(わかります?)

クルマは生き物なのでオーナーの愛情もコンディションを左右します。そういう意味で、このGTVも大事にしてもらっていることがわかります。そのお気持ちに応えるべく努めさせていただきたいと思います。

2008年04月21日

ALFA 156GTA ヘッドライト曇り除去

アルファロメオ156GTAの「左ヘッドライトの内側が曇るのでなんとかしてほしい」というご依頼を受けてフロントバンパーを外しました。こうしないとヘッドライトが取れないのです。

ALFA 156GTA

ヘッドライトユニットを外したあとはこんなふうです。バンパーの内側には黒い発泡スチロールがついています。

ALFA 156GTA

外したヘッドライトはこつこつとシール剤を取り除いて、透明のカバーを外して内部を清掃しました。手間のかかる仕事ですが、メカニックITOは黙々と取り組んでおりました。

2008年04月22日

ALFA75 MILANO & 930

先日ご紹介したアルファロメオ75 ミラノ(5MT)を納車させていただく準備が整いました。すでに手に入らない部品もあるため、最後はメカニックITOがコツコツ修理して仕上げました。わたしはポルシェ930から乗り換えたもので全体にソフトな印象を受けました。2.5リッターV6エンジンも気持ちよく回ります。930と比べると、なんといってもエアコンが効くんです! 今日も暑かったので助かりました。

ALFA75 MILANO

いえ、そうじゃなくて、エアコンは大きな問題ではありません。ポルシェ930に比べるとアルファロメオのエンジンはWETで、ポルシェはDRYです。ギターにたとえるなら、ギブソンのレスポールと、フェンダーのテレキャスターでしょうか。

MERCEDES BENZ 320SL

その後に1997年式のメルセデスベンツ320SL に乗りました。大ぶりな革シートに身体を預けて両足を前に放り出して、くつろいで流すのが似合う、しっとりとした乗り味が魅力の高級クーペです。

最近、以前にも増して90年代のクルマを新しく感じるのです。ますます偏っていく自分がいます。(笑)

2008年05月02日

ALFA 156SW タコメーター交換

アルファロメオ 156 スポーツワゴンの車検整備を承った際に「タコメーター内の球切れ警告灯が点滅するんです」とのこと。

ALFA 156SW

ライトを点灯していないにも関わらず球切れ警告灯が点く、しかも点滅するのはおかしいということで調査して、たどり着いたのがタコメーター自体。

ALFA 156SW

基板のICチップの端子部分が焦げた跡がありました。メカニックITOいわく、外した際に熱をもっていたとか。お客様にお電話で状況をご説明してタコメーターを交換させていただきました。

ALFA 156SW 

2008年05月15日

ALFA SPIDER (939) メモ

現行アルファ・スパイダーでE-wayamaと幌を開けて出かけました。昼間は暑いけれど日が暮れるとまだ肌寒く「オープンじゃ寒いですかね」「シートヒーターもエアコンもあるのだから大丈夫でしょ」ということで出発。 意外に風の巻き込みは少ない。

ALFA 939 SPIDER

ビデオカメラを固定する場所がなかったので助手席のわたしが手持ちしたのですが横から撮るのはむずかしい。おまけに結構揺れるので液晶モニタを覗いていると酔いそうです。これをビデオクリップに編集することなどできるのでしょうか。E-wayamaは「オープンだと匂いが入ってきますね。うなぎが食べたくなってきた」(笑)。肩から上が寒いけれど、バイクに比べれば天国です。

「やっぱりアルファはオープンですね。見上げれば空というのがいいじゃないですか」
「空はいいけど、大きな案内板の真下というのは怖いですね」(苦笑)

ALFA 939 SPIDER

帰路はわたしがスパイダーにひとりで乗って帰りました。2.2 JTSなのですが、とってもスムーズで扱いやすいエンジンです。発進や加速時に踏み込むとフォーンっとエンジン音が聞こえますがクルーズ中は至って静か。壊れそうな雰囲気が皆無で、安心してどこへでも走っていけそう。アルファロメオも進歩しました。

やっぱりスパイダーはかっこいい。オープンカーをお探しの方はぜひ候補に加えてみてください。

2008年07月03日

ALFA156V6 水温上昇

「急に水温が高くなってきたんです」と来店されたアルファロメオ156 2.5 V6 Q-System。考えられる原因は電動ファンか、サーモスタットか、水漏れか。エンジンルームからブーンと電動ファンの回る音は聞こえています。エンジンを止めてボンネットを開けるとラジエターサブタンクに水がほとんど残っていません。どこかから水漏れしているようです。

ALFA156V6

メカニックITOに調べてもらったところ「ラジエターから漏れています」。ということで写真のようにフロントバンパーを外してラジエター交換となりました。あわせてラジエターのアッパーホース、ロアーホース、サブタンクも換えます。念のためサーモスタットを調べたら開きっぱなし。これでは冬にオーバークールになってしまうので交換します。9月の車検時にお勧めする整備内容をご案内して納めさせていただきました。

水温が高くなってきたら「電動ファンが回っているか」「ラジエターサブタンクの冷却水量」を確認してみてください。

2008年07月10日

ALFA BRERA 油温計

ALFA BRERA 2.2JTS(左ハンドル、6MT)のお客様から「たまに油温計が動かないことがあるんです」。保証期間内のディーラー車なので、ディーラーさんに相談して、まずはカプラー等の点検をしていただいたのですが、しばらくして「油温計がまったく動かなくなりました」ということで油温センサー交換となりました。

ALFA BRERA

油温センサーはエンジン下部のオイルパン内部にあるので交換には手間がかかりますが、これは保証修理です。写真上の左から燃料計、水温計、油温計。すべてちゃんと動作しています。

また、MERCEDES BENZ CLS350の最初の車検が近づいてきたのでお預かりしたところ、エンジンルームから「チリチリチリ」とかすかな異音が聞こえます。ルッソで点検したところ「ウォーターポンプの軸から水が漏れています」。ディーラーさんに確認してもらい、後日保証修理と相成りました。

ディーラー車であれば、そのメリットを最大限に生かして、上手にお乗りいただくお手伝いをさせていただいています。

2008年07月15日

ALFA156V6 水温上昇-2

水漏れしていたラジエターとアッパーホース、ロアーホース、サーモスタットを交換して納めさせていただいたALFA156V6が「高速道路を走ったら、また水温が上がりました」。ボンネットを開けるとサブタンクから冷却水が噴いた形跡があります。今回水温が上昇した原因は水漏れではないようです。早速アイドリング状態と多少スロットルを開けた状態で固定して水温が上昇するかどうか検証したところ問題ありません。高速走行時だけ水温が上がるとしたらメカニックITOいわく「ひとつ考えられるのはウォーターポンプの軸が高速時に空転しているか、フィンにクラックが入っているか」。

ALFA156V6

ITOがウォーターポンプを外してみたところ、内側の樹脂製フィンにクラック(黄矢印)が入っていました。エンジンが高回転になったときにフィンがきちんと回らず冷却水の循環が不十分になって水温が上昇したと考えられます。

ALFA156V6

新しいウォーターポンプに交換したわけですが、そのためにはタイミングベルトを外さねばなりませんでした。一度外したタイミングベルトを再使用すると寿命を計るのが困難になるため、お客様に事情をご説明のうえ交換させていただきました。

ALFA156V6

作業完了後、高速道路および市街地を十分に試運転して(エアコンONでも)水温が90℃前後で安定していることを確認してから納めさせていただきました。

2008年07月28日

ALFA147 車検整備

4月に納車させていただいたアルファロメオ147TS セレスピードの車検整備を承りました。

ALFA147

納車後、タイヤとホイールを新調されたこともあって「ダストの少ないブレーキパッドに替えたい」というご要望にお応えして前後パッドともGIGA's BASICにしました。作業中、タイヤを外してあるうちにホイールの内側も洗っておきました。

ALFA147

他にはエアコンフィルター、エアフィルター交換だけの予定でしたが、納車後3ヶ月間で6,000km走行されていたのでエンジンオイルも交換させていただきました。

ブレーキのローターやパッド交換後、メカニックITOが試運転してブレーキの当たりをつけるようにはしていますが、交換前とは当初ブレーキの効き具合が変わるので「しっかりと当たりがつくまではご注意ください」と申し添えて納めさせていただきました。

2008年08月01日

ALFA SZ & RZ

アルファロメオSZとRZ(ES30)に続けて乗る機会に恵まれました。ちょっとクセのあるポジションに自分が合わせてイグニッションを捻ると3リッターV6エンジンが目覚めます。シフトレバーをコクっと1速に入れてクラッチをつないでいくとスルスルと動き出します。この季節、エアコンが効くのがうれしい。風量は少ないですが冷たい風が出てきます。

ALFA SZ & RZ

ついエンジンを回したくなるのですがガマン、我慢。東山で撮影した下の写真は風景が流れていますがスピードは出していません。(ホントに) 

ALFA SZ & RZ

1枚目の写真がSZ、下の写真がRZのコックピットです。

ALFA SZ & RZ 

最近では輸入車といっても「右ハンドルのAT」が増えています。たしかに、初めての左ハンドルやMTは不安だったり億劫だったりするかもしれませんが、輸入車が好きならば「左のマニュアル」で確実に世界は広がります。チャンスがあってもハンドルを握ることができなかったクルマを運転できるようになるのです。 もしも左ハンドルやMTにためらっている方はちょっと勇気を出してごらんになってはいかがでしょうか。

2008年08月06日

ALFA 145 Fロアアーム交換

アルファロメオ145のフロント・ロアーアームのボールジョイントブーツが破れていて、放置するとガタがひどくなっていくため、ロアーアームを交換することになりました。

ALFA 145

写真下がロアーアームの新(下)と旧(上)です。

ALFA 145

左右ともボールジョイントのブーツがこのように破れております。

ALFA 145

新しいロアーアームを取り付けました。(写真下は右フロント)

ALFA 145

どうもガソリン臭がするということでメカニックITOが原因を調べたところ、燃料ポンプのフタのところからガソリンが漏れていました。お客様にご連絡したところ「あ、それでエンジンを切ったあと、ガソリン臭かったんですね。原因がわかってよかったです」。燃料ポンプも交換することになりました。

2008年08月08日

ALFA 145 燃料ポンプ

先日フロントのロアーアームを交換したアルファロメオ145です。燃料ポンプからガソリンが漏れていることがわかって急遽部品を取り寄せて交換することになりました。

ALFA 145

リアゲートを開けて床板を取り外し、スペアタイヤ右上のカバーを開けると燃料ポンプが見えます。ポンプ中央の筒状の突起部分に溢れたガソリンが溜まっています。

ALFA 145

こういう場合、燃料ポンプASSY交換となります。右が新品で、ゴム製ガスケットも同時に替えます。

ALFA 145

新しい燃料ポンプが付きました。周囲の枠を回すとネジで固定されるのですが、外すときはかなり力が要るので、通常ポンプを外すための専用工具を使います。もしご自身で交換される場合は怪我しないよう、壊さないようご注意ください。

ALFA 145

燃料ポンプはガソリンタンクの中にどっぷりと浸かっているので、古いポンプを抜くときに多少はガソリンもいっしょに上がってきます。室内がガソリン臭いときは燃料ポンプも疑ってみる必要があります。

2008年08月10日

ALFA SZ ブレーキ

アルファロメオ SZ の車検整備を承った際に「低速では問題ないけれど、スピードを出してブレーキングすると右に流れるんです」。

ALFA SZ

ブレーキキャリパーを換えてみたのですが変化なし。ブレーキパッドを軽く研磨して試運転したところ、左右で4枚のうち1枚だけブレーキダストがほとんど出ていないように見えたので左右のパッド(純正ではなくレース用?)を入れ替えてみたところ、今度は左に流れるようになりました。原因はブレーキパッドでした。

ALFA SZ

ブレーキパッド交換するにはブレーキローターの研磨も必要です。

ALFA SZ

これでブレーキングしても右や左に流れることはなくなりました。

2008年09月02日

ALFA166 納車整備中

1999年式 アルファロメオ166 3.0 V6 24Vの納車整備を行っています。走行距離27,000kmで、タイミングベルト一式交換もあわせて行います。

ALFA166

タペットカバーを開いてカムをSST(専用工具)で固定し、1番シリンダーのゲージで上死点を出した状態で新しいタイミングベルトを張ります。

ALFA166

詳しい整備内容は後日「ルッソカーズ・レポート」でご紹介する予定ですが、ウォーターポンプ(写真下)の内側にある樹脂製のフィンにクラック(黄矢印)がありました。この状況は以前ALFA156V6でもありました。クラックが広がってフィンが空転を始めると冷却水が正常に循環しなくなりオーバーヒートにつながる恐れがあります。

ALFA166

ウォーターポンプは古くなってくると水漏れを起こす可能性もあり、タイミングベルト交換時に同時に交換をお勧めしています。あとでウォーターポンプを交換するにはタイミングベルトを外す二度手間(すなわち余分なコスト)を避けるためと、「転ばぬ先の杖」をつくという意味があります。安心してお乗りいただくための納車整備としては「タイミングベルト一式交換」からウォーターポンプは外すことができません。

2008年09月04日

ALFA 147 DUCATI CORSE

ジュリエッタ・レッドのアルファロメオ147 ドゥカティ・コルセです。アルファ・レッド(ロッソ・アルファ)よりも明るい、朱色に近い赤です。 エンジンはツインスパーク16V、セレスピードの右ハンドルです。

ALFA 147 DUCATI CORSE

各所にDUCATI CORSEエンブレムをあしらってあります。個人的にDUCATIのバイクは大好きです!

ALFA 147 DUCATI CORSE

専用18インチホイールがまたかっこいいのです。納車前にルッソでETCを取り付け、セットアップします。

ALFA 147 DUCATI CORSE

このようにディーラー新車もお取扱いいたします。販売に関するお問合せは 052-800-0788 までどうぞ。

2008年09月07日

ALFA 75 MILANO メモ

アルファロメオ75ミラノのマニュアルモデルで高速道路を走りました。E-wayamaもブログでご紹介したミラノです。

ALFA 75 MILANO

最初は無理せずにゆっくり走らせていたのですが、交通量が減ったところでじわっとスロットルを開けていったところ、息の長い加速を見せてくれました。これこそ2.5リッターV6ならではでしょう。2リッターのツインスパークであればシフトダウンしたくなるところでも5速のままでOKでした。エアコンの効いた室内で、柔らかいファブリックシートに沈み込んでステアリングを握り、快適なハイウェイクルーズを楽しむことができました。「って、でも傍からみると75なんだよな」。「速い75」というのが痛快でした。

75でも930でもエスプリでも、本来のポテンシャルを引き出せば現代の道路でも十分に通用するはず。ルッソカーズとしては今後、そういった魅力的なモデルを1台ずつリリースしていきたいと思っています。現在、シトロエンDS 2.0 Pallas を準備中です。

2008年09月19日

ALFA 155 Q4 マフラー交換

アルファロメオ155Q4 のマフラーが錆びてしまい、交換することになりました。

ALFA 155Q4

マフラーといっても、センターマフラーとサブマフラーです。

ALFA 155Q4

Q4は4WDなので、プロペラシャフトを跨いで、ごらんのように取り付けられています。

ALFA 155Q4

マフラーに関するトラブルとしては、錆びて穴が開いて排気漏れを起こしたり、ひどい場合は錆びて折れることもあります。また、マフラーを吊るためのマフラーゴムが切れることもあるので、点検、車検などで入庫したおクルマのマフラーゴムが劣化している場合は(ゴムは消耗品ですので)交換をお勧めしています。

2008年09月26日

ALFA155TS 8V 足回り

アルファロメオ155 TS 8V を6ヶ月点検、エンジンオイル交換のためにお預かりしました。現在の走行距離は82,000km。新車からワンオーナーで、非常に大切にされている8Vです。

ALFA155TS 8V

前回点検時にフロントのロアーアーム交換をお勧めしていたのですが「その日の発進時しばらくの間だけフロントからコトコト異音がする」とのこと。

ALFA155TS 8V

写真上がロアーアームの新(下)と旧(上)。写真下のようにボールジョイントブーツが左右とも破れていました。

ALFA155TS 8V

異音対策としてFアッパーマウント(左右)を交換し、写真下のようにつぶれてきていたFスタビライザーリンクロッドブッシュも交換しました。

ALFA155TS 8V

数日間、何度も足回りから異音が出ないかどうかを確認したうえで納めさせていただきました。フロントの足回りにしっかり感が出て、あらためて8Vのエンジンの良さを堪能することができました。足回りがシャキっとすると、その時はじめて消耗していたことを実感したりします。たとえば、気がつかないうちに窓ガラスが汚れて曇っていたのがきれいになった瞬間、視界が晴れて気持ちよく運転できるようになるのです。雲が切れて陽が射す感覚。やっぱり8Vはいいなぁ!

2008年09月27日

ALFA156GTA SW ブレーキオイル

アルファロメオ156 GTA SW セレスピードを点検、エンジンオイル交換のためにお預かりしました。

ALFA156GTA SW

時々ブレーキの警告灯が点くということなので調べたところブレーキオイルが減っています。原因はブレーキマスターシリンダーからのオイル漏れでした。

ALFA156GTA SW

写真下がブレーキマスターシリンダーの新(右)と旧(左)です。交換後、ブレーキのエア抜きを手伝いましたが、なかなか踏み応えがありました。

ALFA156GTA SW

2004年式ですから4年、走行20,000kmでもこういうこともあります。 「おかしいな」と思ったら点検しましょう。

2008年11月01日

アルファロメオ V6

今日は3連休初日の秋晴れ。アルファロメオSZと155 V6の2ショットです。

ALFA SZ & 155V6

SZはセンターマフラーとリアマフラー交換、155V6は車検整備およびボディコーティングでピカピカ!

どちらのV6エンジンも魅力的。良い状態で走り続けてほしいクルマたちです。

2008年11月21日

ALFA RZ ブレーキ強化

アルファロメオRZのフロントブレーキをBremboブレーキセットに交換することになりました。

ALFA RZ

新しいブレーキローターとキャリパーが付きました。

ALFA RZ

フロントホイールの隙間から見える真っ赤なキャリパーがかっこいい!

ALFA RZ

試運転でも、たしかにブレーキが効くようになりました。後日オーナー様の声を聞きたいと思います。

2008年11月23日

ALFA 155V6 ラジエター交換

 アルファロメオ155V6 (走行距離152,000km)が「冷却水が減るんです」とのことで入庫しました。「最初はラジエターホースから漏れていると思ったんですけど、ラジエターからも漏れているみたいです」。

ALFA 155V6

調べてみたところ、たしかにラジエターから漏れています。これは(ラジエターを)交換しなければなりません。

ALFA 155V6

そのためにはフロントバンパーの脱着が必要となります。バンパーが外れると一体なんのクルマだかわからなくなります。

ALFA 155V6

写真上がラジエターの新(下)と旧(上)。

ALFA 155V6

古いラジエターはごらんのとおり、水漏れを起こしていました。ラジエターホースもあわせて交換しておきました。

2008年12月15日

ALFA 75 クラッチホース

アルファロメオ75TS の点検および油脂類交換を承りました。

ALFA 75

その際「ステンメッシュのクラッチホースを見つけたんです」。

ALFA 75

交換させていただきました。ステンメッシュホースに替えたからクラッチのフィーリングが改善されるというわけではありませんがホースは消耗品ですから新しい部品に交換しておくのは安心につながります。

ALFA 75

この75のオーナーは最近レーシングカートを始められて「わき腹が痛い」とか。カートや工具のお話で盛り上がりました。

気がつくと今年もあと半月。もうすぐクリスマスではありませんか。皆様もお忙しいことと思いますが、風邪など引かれませんようご自愛くださいませ。

2008年12月27日

ALFA GIULIA SPIDER メモ - 2

アルファロメオ・ジュリア・スパイダー・ヴェローチェを車検整備のためにお預かりしました。

ALFA GIULIA SPIDER

現行モデルのアルファ・スパイダーと比べると時代を感じますが、旧いクルマには趣きがあります。2台並べて写真を撮ればよかった。

ALFA GIULIA SPIDER

昔は人とクルマが相棒のような関係で、クルマもがんばるけれどドライバーもがんばる、みたいな。とくにアルファロメオはドライバーの気合いが重要だったりします。Belstaffのジャンパーのおかげで身体は温かいものの、頭がすごく寒かったです。気合いです。(苦笑)

2009年01月23日

冬のスパイダー

アルファロメオ・スパイダー 2.0TS の納車点検整備のため、ショールーム(LussoCars)からルッソへ回送しました。ショールームでは幌を開けた状態で展示していたのでそのまま出発したら寒かった。今日の昼間は暖かくて車内は暑いくらいだったのに、夜になってまだ1月だということを思い出しました。(苦笑)

ALFA 916 SPIDER

外の空気をそのまま感じるというのはオープンカーでしか体験できないこと。冬は寒くて当然! それに走行距離6,000km弱のツインスパークユニットは気持ちいい。重さを感じさせないボディと相まってアクセルのレスポンスが良いのです。

この2リッター直4ユニットの気持ちよさは「頑張り加減」がちょうどよいために、こういうフィーリングが好きな方の琴線に触れるのではないでしょうか。思い通りの加速をするにもアウディS8と、この916SPを比べると後者では「がんばる」必要があります。一方、前者ではあっさりと猛ダッシュが可能です。それも痛快であり快感なのですが、クルマといっしょになって「がんばる」のも楽しいのです。

ALFA 916 SPIDER

工場に着いてから幌を閉じるあたりがルッソ流かもしれません。そういえば、もう1台オープンカーのお話があります。

2009年02月16日

ALFA156 エンジン始動不良

2001年式アルファロメオ156TS SW (走行距離70,000km)が時々エンジンがかからなくなるということで入庫しました。バッテリーにもセルモーターにも問題はありません。

ALFA156SW

テスターを当てて調べたところ、rpmセンサー(クランク角センサー)のエラーが入っていました。

ALFA156SW

これがrpmセンサーです。セルモーターは勢いよく回るのに(ガス欠でもないのに)エンジンがかからない場合、今回のようにセンサーが原因であることがありますがテスター診断が必要となります。ルッソではALFA159/Brera/Spider、FIAT500にも対応するテスターを完備しております。

2009年02月24日

ALFA 156 V6 ラジエター

アルファロメオ156 V6の冷却水が減るということで原因を調べたところラジエターから漏れていたので交換することになりました。

ALFA 156V6

写真下がラジエターの新(右)と旧(左)。古いラジエターの(写真下の)左上に漏れた跡が見えます。

ALFA 156V6

他に、クラッチマスターシリンダー(写真下の左)とクラッチレリーズシリンダー(写真下の右)も交換しました。

ALFA 156V6

クラッチの切れが悪くなったときにはこれらの部品も点検する必要があります。

2009年03月16日

ALFA156 SW 納車整備中

ヌゥボラホワイトのボディが美しい 2004年式 アルファロメオ 156 2.5 V6 スポーツワゴンの納車整備を行っています。

ALFA156 SW

カロッツェリアHDDナビに地デジチューナーとバックカメラを追加で取り付け、HIDヘッドライトも組み込みました。外したホイールの内側の汚れもきれいに取り除きました。

ALFA156 SW

走行距離36,000kmなのでタイミングベルト一式とウォーターポンプも交換します。エンジンのカムカバーを開けて、カムを固定してある状態です。基本に忠実に作業を行っています。

ALFA156 SW

安心してお乗りいただけるよう、きちんと仕上げさせていただきますので楽しみにお待ちくださいませ。

2009年03月24日

ALFA156 SW 納車整備

2004年式 アルファロメオ 156 2.5 V6 スポーツワゴン納車整備の続報をお届けします。

ALFA156 SW

右フロントのタイヤハウスからエンジンの右側が見えます。写真下は、クランクシャフトの上にあったウォーターポンプを取り外したところです。

ALFA156 SW

ウォーターポンプの新(上)と旧(下)ですが、古いものはめくら蓋(黄矢印)から水漏れした跡がありました。ここから水漏れするようになったら交換時期です。

ALFA156 SW

交換部品(タイミングベルト+テンショナー+アイドラー、ドライブベルト+テンショナー+アイドラー、スパークプラグ、ウォーターポンプ)の新(上)と旧(下)です。

ALFA156 SW

走行距離4万km未満ですが新旧を比べるとタイミングベルトは痛んでいました。ベルトがこのような状態になっているならベアリングも同時交換が原則です。

ALFA156 SW

新しいタイミングベルトを張りました。アルファロメオの2.5リッターV6エンジンが蘇ります。

ALFA156 SW

前後ともブレーキローター研磨、ブレーキパッドを交換(写真下はリアブレーキ)しました。次回ブレーキパッド交換時にはローターも交換します。

ALFA156 SW

他に、エンジンオイル+オイルフィルター、ATF、ブレーキオイル、冷却水、エアコンフィルター、メインリレー、燃料ポンプリレー、リアワイパーブレードを交換し、試運転で問題ないことを確認して納車整備完了です。最後にクルマの内外をきれいに仕上げて納車させていただきます。

2009年04月14日

ALFA 155 TS 16V 車検整備

アルファロメオ155TS 16V の車検整備を承りました。現在の走行距離は約54,000km。

ALFA 155 TS 16V

T/Mオイルを交換し、サーモスタットの開き方が遅くなってきているので今回交換することにしました。

ALFA155TS 16V

写真上がサーモスタットの新(上)と旧(下)。写真下のようにエンジン左側(黄矢印)につきました。

ALFA155TS 16V

冷却水を交換して、いまリアのブレーキローター、ブレーキパッド、ブレーキホースを交換しています。

ALFA 155 TS 16V

2009年04月17日

ALFA Spider 車検整備

アルファロメオ・スパイダー (916) の車検整備とあわせてショックアブソーバー、アッパーマウント、ブレーキホース交換を承りました。

ALFA 916 Spider

日頃から早めに整備していただいているおクルマなので、整備履歴を見て必要な消耗品(油脂類、エアフィルター)を交換します。このあと四輪ホイールアライメント調整とボディコーティングを行います。

2009年04月18日

ALFA GTV ペダル取付

アルファロメオGTVのABCペダルとフットレストの取付けを承りました。

ALFA GTV

下の写真が Before & After です。

ALFA GTVALFA GTV

なかなかカッコよくなりました! 操作性が向上したかどうかなど、後日またインプレッションをお聞かせください。>オーナー様

ALFA GTV

それと、痛んでいたウェザーストリップも(助手席側もあわせて)交換しました。目に付きやすいところにある部品を新調すると気分が変わりますね。

2009年05月27日

ALFA155TS メモ

このアルファロメオ155TS 16Vはまだ走行距離 9,500km。クラッチ踏んで右手でギアをローに入れて発進。3,000rpmあたりから4,000rpmを超えて盛り上がっていくエンジン音がいい! やはり155TSがわたしの「メートル原器」です。

ALFA155TS

「天使と悪魔」(ダン・ブラウン著/角川文庫)に「アルファロメオ155ツインスパーク」が登場します。4台の155がローマを猛スピードで駆け抜ける場面は映画では(まだ見ていませんが)再現されているのでしょうか。

2009年06月04日

ALFA SPIDER 納車整備中

アルファ ・スパイダー 3.0 V6 の納車整備を行っています。

0906041.jpg

タイヤを外した際、ホイールを4本とも(裏側からも)清掃しました。来週、納車させていただきます。

2009年06月26日

ALFA 166 ヒーターコア

アルファロメオ166が水漏れのために入庫しました。あわせてエアコンの効きが悪い原因も調べます。

ALFA ROMEO 166

水漏れの原因はヒーターコアとラジエターのブリーダープラグでした。ヒーターコアは(車両前方から見て)エンジンの向こう側に納まっています。冷却水が漏れているヒーターコアを取り出して新品に交換。圧力テストを行い、他に水漏れ個所がないことを確認しました。

ALFA ROMEO 166
ALFA ROMEO 166

エアコンのエクスパンションバルブを交換しました。

ALFA ROMEO 166
ALFA ROMEO 166

真空引きを行い、ガス漏れがないことを確認してガスチャージ。今年の夏も暑くなりそうです。どうかご自愛ください。

2009年06月30日

ALFA75TS ブレーキ

アルファロメオ75TSのブレーキ交換、タイヤ交換等を承りました。

ALFA75TS

フロントブレーキローターは研磨とし、交換するのが前後ブレーキパッド、リアブレーキローター、ブレーキホース、ブレーキオイルです。

ALFA75TS

前述の交換作業後、メカニックITOが試運転したところ、ブレーキマスターシリンダーも交換すべきだと判断。また、エアコンが効かないということでガス漏れ点検と同時にエアコンバルブのムシを交換後ガスチャージを行いました。リークテスター(ガス漏れ検知剤)を注入しておいたので、再度ガス漏れを起こしたときには漏れている場所がわかるはずです。

2009年07月02日

ALFA 115 SP クラッチオイル

アルファロメオ・スパイダー・ヴェローチェの「クラッチオイルが減る」ということで入庫しました。

ALFA 115 SPIDER

調べたところ、クラッチマスターシリンダーからオイルが漏れていたので交換します。

ALFA 115 SPIDER
ALFA 115 SPIDER

あわせてクラッチレリーズシリンダーも換えておくことにしました。

ALFA 115 SPIDER
ALFA 115 SPIDER

クラッチオイルのエア抜きを行い、他に異状がないことを確認してお納めしました。

2009年07月05日

ALFA 916 SP 車検整備

アルファ 916 スパイダーの車検整備を承りました。

ALFA 196 SP

油脂類(E/Gオイル+フィルター、T/Mオイル、ブレーキオイル、クラッチオイル、冷却水)以外に前後ブレーキローター研磨+パッド交換を行いました。

ALFA 196 SP

ブレーキパッドは、ダストの少ないGIGA'S BASIC(ジガ・ベーシック)を選びました。純正ブレーキパッドから換えればホイールの汚れがあまり気にならなくなるはず。洗いづらいホイールの場合は手間が減りますし、なにより精神衛生上、好ましいです。

2009年08月04日

ALFA GTV 納車整備

アルファロメオGTV 2.0 TB をセカンドオーナーに手渡すべく納車整備を行います。

ALFA GTV 2.0 TB
ALFA GTV 2.0 TB

弊社管理車両なので過去の整備記録に基づいて点検を行い、油脂類(エンジンオイル+フィルター、T/Mオイル、パワステオイル)交換以外にタイミングベルト+ウォーターポンプ交換を行うことにしました。

ALFA GTV 2.0 TB

エンジン右側のタイミングベルトカバーを外したところ。右フロントタイヤハウスからクランクシャフトプーリーが見えます。

ALFA GTV 2.0 TB
ALFA GTV 2.0 TB

タイミングベルトとウォーターポンプを外したところです。

ALFA GTV 2.0 TB
ALFA GTV 2.0 TB

ウォーターポンプの新(上)と旧(下)、タイミングベルト、ドライブベルト、テンショナーベアリングの新(右)と旧(左)です。

ALFA GTV 2.0 TB
ALFA GTV 2.0 TB

新しいウォーターポンプを取りつけ、新しいタイミングベルトを張りました。

ALFA GTV 2.0 TB

エアコンのコンプレッサーを点検したところ、ガス漏れが始まりかけており、検討の結果、予防整備の意味と安心して乗っていただきたいという願いを込めて交換させていただきました。

ALFA GTV 2.0TB

運転席シートの左側が乗降時にどうしても擦れて、多少痛んでいた部分はきれいにリペアして納めさせていただきます。

2009年08月07日

ALFA 166 納車整備-1

アルファロメオ166(左ハンドル、6MT)の納車整備を行います。

ALFA 166

油脂類等の消耗品以外に、タイミングベルト交換、クラッチ交換、ヒーターコア交換を行います。

ALFA 166

右フロントの足回りを分解しました。ブレーキパッドはそろそろ交換時期なので新調し、ブレーキローターは研磨します。

ALFA 166

クラッチ、タイミングベルト交換を効率よく行うため、あえてエンジンを下ろすことにしました。

ALFA 166

エンジンルームが空っぽだと思ったら...

ALFA 166

エンジンがサブフレームごと下におりていました。

ALFA 166

エンジン右側のドライブベルトを外し、タイミングベルトカバーを開けました。

ALFA 166

エンジン左側のトランスミッションは外され、クラッチカバーが見えています。

ALFA 166

下したばかりの6速トランスミッション。内側は真っ黒ですが、取り付ける前にきれいに清掃します。

ALFA 166

クラッチカバーを取り外すとフライホイールが現れました。初期の馴染みをよくするため、組み付け前にペーパーで表面を馴らしておきます。

ALFA 166

エンジン右側のベルト、ベアリング、ウォーターポンプを取り外したところです。

ALFA 166

ウォーターポンプの新(上)と旧(下)。

ALFA 166

タイミングベルトとそのテンショナーベアリング、アイドラーベアリング、ドライブベルトとそのテンショナーベアリング、アイドラーベアリングの新(右)と旧(左)。

ALFA 166

1番シリンダーにゲージをセットして上死点を出した状態で(専用工具で)カムを固定し、新しいタイミングベルトを張ります。

ALFA 166

スパークプラグも6本とも新品に交換しました。こうして次々と真新しいパーツに変わっていくのは気持ちいいですし安心につながります。(後編へ続く)

2009年08月12日

ALFA 166 納車整備-2

ALFA ROMEO 166 の納車整備の続編です。

ALFA 166

クラッチディスクとクラッチカバー、クラッチレリーズベアリングの新(下)と旧(上)です。

ALFA 166

クランクリアシールを交換しました。手に持っているのが古いシールです。

ALFA 166

新しいクラッチカバーを取り付けました。

ALFA 166

タイミングベルトカバーを閉じ、ドライブベルトを張りました。

ALFA 166

トランスミッションを取り付けたエンジンが載り、右フロントタイヤハウスから右側面が見えています。研磨済のブレーキローターと新しいブレーキパッドも組み付けられました。

ALFA 166

ALFA166ではいずれヒーターコアから水漏れを起こすため、予防整備として交換することにしました。エンジンルームの後ろ側、フロントウィンドウの下あたりにヒーターコアはあります。

ALFA 166

ヒーターコアの新(上)と旧(下)です。

ALFA 166

エアコンフィルターも交換します。

ALFA 166

新しいヒーターコアを組み付けました。

ALFA 166

今回の作業の過程でエアコンのエクスパンションバルブからオイル漏れ(ガス漏れ)が見られたため交換しました。

ALFA 166

このとおりエンジン廻りを再び組み上げ、エンジン始動、試運転を終えて完成。

ALFA 166

最後に室内、室外ともにきれいに仕上げました。どうぞ3リッターV6エンジンをMTでお楽しみください!

2009年10月11日

ALFA 155TS タイミングベルト交換

アルファロメオ155 TS 16V (走行距離 約67,000km)のタイミングベルト、ウォーターポンプ一式交換を承りました。

ALFA155TS

前からエンジンを見たところ。ツインスパークの名のとおり、1シリンダーあたりプラグが2本ずつ、計8本あります。

ALFA155TS

右フロントタイヤハウスからエンジン右側のドライブベルト、タイミングベルトが見えます。一番下のクランクプーリーの外側にかかっているのがバランサーベルト、内側にかかっているのがタイミングベルトです。

ALFA155TS

1番シリンダーにゲージを挿して上死点を出した状態でカムを専用工具で固定し、タイミングベルトを張ります。

ALFA155TS

カムカバーを開いたエンジンを真上から見たところです。2本のカムシャフトが各々1か所ずつ固定されているのがわかります。

ALFA155TS

今回交換した部品の新(下)と旧(上)。ウォーターポンプ、タイミングベルト+テンショナーベアリング+アイドラーベアリング、バランサーベルト+テンショナーベアリング、ドライブベルト+アイドラーベアリング、スパークプラグ、カムカバーパッキン。

ALFA155TS

新しいタイミングベルトを張りました。

ALFA155TS

カムカバーを閉じて、新しいスパークプラグを取り付けました。

ALFA155TS

エンジンオイルを交換して試運転し、問題がないことを確かめて納めさせていただきました。

2009年10月24日

ALFA156 燃料ポンプ

アルファロメオ156を「室内でガソリン臭がする」とのことでお預かりしました。

ALFA ROMEO 156

リアシートを取り外して燃料ポンプ(写真上)を見たらガソリンが染み出してきていました。樹脂に亀裂が入ってそこから出てくるのです。

ALFA ROMEO 156

そこで燃料ポンプ交換となりました。針金の先についている黒いボールが燃料レベルセンサーの「浮き」です。

ALFA ROMEO 156

新しい燃料ポンプに替えて一件落着。

2009年11月12日

ヴェローチェ !!!

アルファロメオ・スパイダー・ヴェローチェがルッソに集まりました。

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納車整備、車検整備の2台と、ショックアブソーバーとタイヤ交換を終えた1台です。

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みなさん、大変大事にされているのでとてもきれいです。今後も素晴らしいコンディションで維持していくためのお手伝いをさせていただければ幸いです。

2009年11月24日

ALFA ROMEO 75TS 車検整備

アルファロメオ75TSの車検整備を承りました。

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走行距離9万kmを超えていますが、たいへん大事にされていて、消耗品も早め早めに交換していただいております。

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写真上がフロントから、写真下がリアから見上げたところです。

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今回はエンジンオイル+オイルフィルター、T/Mオイル、冷却水、ブレーキオイル(ブルーレーシング)、バッテリー、燃料フィルターを交換しました。今後とも75の乗り味を楽しんでいただくお手伝いをさせていただければ幸いです。

2009年12月02日

ALFA 155V6 オルタネーター交換

アルファロメオ 155 V6の1年点検を承りました。

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お預かりする際「最近エンジンのかかりが弱くて心配なんです」とのこと。前回バッテリー交換して1年半ですからバッテリーの寿命は考えにくい。バッテリーケーブル端子が傷んでいたので交換したうえで点検したところ、オルタネーター(発電機)のほうが寿命でした。

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オルターネーター(黄矢印)はエンジンの右うしろに位置しており、交換しづらいのです。

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オルタネーターステイを取り外し、ブローバイカバーOリングを交換します。

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オルタネーターの新(右)と旧(左)です。

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新しいオルタネーターが付きました。他に、エンジンオイル、オイルフィルター、ワイパーゴム、パワステオイルを交換させていただきました。

このようにエンジンオイルの交換時期などにあわせて1年点検をご用命いただきますと(人間の健康診断のように)トラブルの早期発見につながります。

2009年12月07日

ALFA 156V6 クラッチ交換

アルファロメオ 156 V6 のギアがバックに入らなくなって入庫しました。

ALFA 156V6

樹脂製のシフトコントロールユニットが破損して特定のギアに入らなくなることがあります。シフトレバーにあまり強い力がかかると破損することがあるのでご注意ください。

ALFA 156V6

シフトコントロールユニットは下へ抜かねばならないため、フロントパイプなどを取り外す必要があります。写真下がシフトレバーとサイドブレーキレバーが通る穴です。

ALFA 156V6

それにあわせて、クラッチ3点セット、エンジンマウント、T/Mマウント、オルタネーター等の交換も承りました。走行距離7万kmなのでそろそろクラッチ交換時期なのと、来月の車検整備を先取りする形で行います。

ALFA 156V6

写真上がサブフレームについているエンジンマウント、下がT/Mマウントです。

ALFA 156V6

こちらはエンジントルクロッドの新(右)と旧(左)です。

ALFA 156V6

エンジンの右うしろにあるオルタネーターを交換します。

ALFA 156V6

オルタネーターの新(右)と旧(左)。

ALFA 156V6

新しいオルタネーターを取り付けました。

ALFA 156V6

下ろした状態のT/M(トランスミッション)です。

ALFA 156V6

右下がフライホイール、左下がクラッチカバー内のクラッチディスクです。

ALFA 156V6

トランスミッションを下ろし、フライホイールを外したエンジンブロック。オレンジ色のクランクリアシールも交換しておきます。

ALFA 156V6

クランクリアシールの新(左)と旧(右)です。

ALFA 156V6

新しいクランクリアシールがつきました。

ALFA 156V6

お客様のご要望でフライホイールを研磨して軽量加工を施しました。

ALFA 156V6

クラッチカバー(右)とクラッチディスク(左)。上が新品です。

ALFA 156V6

トランスミッションのインプットシャフトシールも新しいものに換えました。

ALFA 156V6

最後にシフトコントロールユニットを交換のうえ取り付けます。

ALFA 156V6

また、T/Mを下ろしたときにパワステオイルホースのオイル漏れを点検して、ホースバンド交換も行いました。右ハンドル車はパワステホールの引き回しが長いので要チェックなのです。他に油脂類(エンジンオイル、T/Mオイル、ブレーキオイル、パワステオイル)も交換して納めさせていただきました。

2009年12月23日

ALFA MiTo メモ

ALFA MiToの右ハンドル、6MTに乗りました。キーを差し込んで一段捻ると速度計と回転計の針が一旦右まで振り切れます。「おぉ、スバルみたい!」。この手の演出をわたしはスバル車で初めて見たのです。

ALFA MiTo

今時のクルマですからステアリングもクラッチも軽くて操作はラクチン。ボディもコンパクトなので取り回しもラクチン。でも、それだけならMiToである必要はありません。シフトレバーの脇にある「アルファd.n.a.」スイッチを「dynamic」にするとパワフルになります。実際にはスロットルレスポンスが良くなり、パワステの手応えが増し、ESP(横滑り防止装置)の介入が遅くなるそうですが、この「dモードで踏む」とギューンっとエンジン音が響き、ある回転に達するとドンっとパワーが弾けるのです。こいつはオモシロイ!

ALFA MiTo

1.4リッター直列4気筒ターボエンジンが155馬力だとかいう数字ではなく「走らせるのが楽しい」という意味でMiToにはアルファロメオの血を感じます。個人的にはやはりマニュアルで乗ってほしい。

「ルッソカーズ」では右ハンドルも左ハンドルも取り扱っております。お気軽にご相談ください。

2010年01月18日

ALFA156V6 燃料ポンプ

1999年式アルファロメオ156 V6(走行距離88,000km)でガソリン臭がするということで入庫しました。

ALFA ROMEO 156 V6

リアシートを取り外して燃料ポンプの状態を確認しました。

ALFA ROMEO 156 V6

燃料ポンプ上面の樹脂に亀裂が生じて、そこからガソリンが染み出していました。これは156の室内でガソリン臭がする場合に多々見られる症状です。

また、ドライブシャフトブーツ右外側が破れていたため、あわせて交換作業を行ってお返ししました。

ALFA166 ラジエター交換

1999年式アルファロメオ166 3.0 V6 24V (走行距離 84,000km)のラジエターから水漏れして入庫しました。

ALFA ROMEO 166

フロントバンパーを外してラジエターおよびラジエターロアホース交換となります。

ALFA ROMEO 166

166の水漏れといえばヒーターコアでも起きますが、この166は交換済です。

運転席側のドアロックアクチュエーターが不動となっていため、あわせて交換してお納めしました。

2010年01月30日

ALFA156TS タイミングベルト交換

1998年式 アルファロメオ156 TS(走行距離約71,000km)のタイミングベルト交換を行います。

ALFA 156TS

エンジン右側のカムプーリーにかかっていたタイミングベルトだけでなく、ドライブベルトとバランサーベルトも取り外しました。

ALFA 156TS

古いタイミングベルトのアップ画像。劣化が進むとこのように細かいヒビが入ります。

ALFA 156TS

1番シリンダーにゲージを入れてピストンの上死点を出した状態で(専用工具で)カムを固定し、新しいタイミングベルトを張ります。同時にウォーターポンプも交換しています。

ALFA 156TS

あわせてT/Mマウントとエンジンマウントも交換しました。

ALFA 156TS
ALFA 156TS

これは私見ですが、アルファロメオのセダンの中でたとえば75、155、156と新しくなっていくにつれて、信頼性や実用性が高まり、より生活に密着したクルマになってきたように感じます。「乗って楽しい」156をきちんとメンテナンスして永く付き合うというのも素敵な行き方だと思います。

2010年09月25日

Il Mostro!SZ and RZ

イル・モストロと呼ばれるアルファロメオSZと、そのオープンモデルである
アルファロメオRZがルッソに並んでいます。

ルッソに立ち寄られたお客様がショールームを訪れたときに、
SZとRZ2台が並んでいましたね。
と喜んでお話になりました。
実は私も昨晩、同じ感想をもち撮影をしておりました。
あの姿を見ると、みなさん同じような気持ちになるのでしょう。

同じクルマを見て、お客様と同じ気持ちになっていることを知ると
なぜかうれしくなります。

2015年06月05日

Alfa Romeo GT 1300 Juniorを学ぶ pt.1

こんにちは♪
LussoCars新人の有働です★
先月中旬、イタリアにて様々な素敵な車を現地確認し仕入れてきました。
その様々な車をpick upして皆様に紹介していこうと考えてブログとして更新していこうと考えております。
新人でまだ、知識もなく不甲斐ない私ですがどうぞ見守っててください(笑)
また、ここは違うなどご指摘があればどんどん教えてください。
今回、イタリアから日本到着までpick upしていこうと考えているのはこちら
GT1300Junior.11-1.jpg
今日は諸元表を紹介します。
エンジン:水冷直4DOHC
出力:89hp/6000rpm
トルク:12.3kgm/3000rpm
最高速度:170km/h
車両重量:930kg

こちらです★
次回もお楽しみに♪
ちなみに最近の私のバイブルがこちらです(笑)
DSC_0601.JPG


2015年06月06日

Alfa Romeo GT 1300 Juniorを学ぶ pt.2

こんばんわ★
新人の有働です♪
今日はエンジンについて少し書きたいと思います。
GT 1300 Juniorのパワーユニットは、そもそもジュリアがジュリエッタに拡大したものなので、レイアウト、材質など基本的なところはまったく変わりません。
すなわち水冷直列4気筒ツインカム、シリンダー・ブロック、ヘッドともに軽合金製で、気筒あたり2バルブ。
ボア×ストロークはφ74×75mmでストロークが短くほぼスクエアに近く、このエンジンが高回転型だと思われます。
回転数を上げ、ドライビングの楽しみを感じさせてくれそうです★
早く乗ってみたいです…(笑)
2015-05-14%2014.35.49.jpg

2015年06月07日

Alfa Romeo GT 1300 Juniorを学ぶ pt.3

こんばんわ★
昼夜の寒暖差が身にしみますね(笑)
今回はエクステリアの特徴を書きます。
スプリントGTヴェローチェに似ていますが
ラジエータグリルが3本から1本に
エンブレムがGT1300Juniorとなっており
専用のデザインホイール・キャップが装着されています。
軽くになりますが今回はこれでお終いです。
次回をどうぞお楽しみに♪

2015年06月09日

Alfa Romeo GT 1300 Juniorを学ぶ pt.4

こんばんわ★
LussoCars新人の有働です。
前回はGT 1300 Juniorのエクステリアに触れてみましたが
今回はインテリアに触れてみたいと思います。
メーターの配置や、ウッド風のパネルを貼ったダッシュボード、シートの内側のデザインなど、基本的なところは変わっていないのですが
スピードメーターのフルスケールが220km/hから200km/hに、ステアリング・ホイールが樹脂製になっているところが特徴です。
インパネのスイッチがいくつか省かれ、シガー・ライターも装着されず、フロアマットもモケットから、ビニールレザーになっているそうです。
廉価版ということもありますがけっこうな変更点ですね…
また、次回もupしますので楽しみに♪

2015年06月13日

Alfa Romeo GT 1300 Juniorを学ぶ pt.5

更新が遅れておりましてすみません。
新人の有働です★
今回はざっくりとですがマイナーチェンジについて
1966年発表から3年後にマイナーチェンジが実施されます。
最大の変更点はインテリアで、各メーターが独立した新しいインパネになっている他、速度計が200km/hから220km/hに!
ステアリングはアルミスポークを2本もつタイプとなりクラッチの変更、リアスタビライザーの追加などが追加された模様です。

画像が用意できてないので少し寂しいページですみません…

Alfa Romeo GT 1300 Juniorのあまり聞かないネタを上げる予定ですのでどうぞお楽しみに♪

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