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2007年10月27日

★ALFA 147GTA 納車整備

走行距離3万kmのALFA 147GTAを次のオーナーへバトンをお渡しするにあたって、タイミングベルト、ウォーターポンプ、クラッチ交換等の納車整備を行います。リセット作業はある部分「消耗品交換」なのですが、調子が良くなるような工夫を加えながら行う、究極の予防整備でもあります。

アルファロメオやマセラティなど、わたしたちが得意とするモデルを「グースネック名古屋」でご購入いただく場合、ルッソにおける納車整備が安心のオプションであると自負しております。遠方のお客様であっても、一度リセットしておけば1~2年はトラブルフリーでお乗りいただけるはずです。

ALFA 147GTA

この3.2リッターV6エンジンがGTAの大きな魅力。低回転からトルクがあって扱い易く、踏めば滅法速い。ヤンチャ坊主です。

ALFA 147GTA

エンジンルーム内、バッテリーの前方にあるエアクリーナーを点検します。

ALFA 147GTA

真っ黒だったので新品(右)に交換します。

ALFA 147GTA

インテーク、イグニッションコイル等を外していきます。

ALFA 147GTA

右フロントのタイヤハウスからクランクプーリー等が見えます。

ALFA 147GTA

ウォーターポンプの新(上)と旧(下)。

ALFA 147GTA

1番シリンダーにダイヤルゲージを挿して上死点を出した状態で(専用工具で)カムを固定します。バルブタイミングが正しい位置でタイミングベルトは張らなければなりません。

ALFA 147GTA

クラッチを交換するためにはトランスミッションを外す必要があります。

ALFA 147GTA

そのためにはマフラーや足回りが邪魔になるため、サブフレームごと下ろしました。

ALFA 147GTA

下ろしたミッション(写真下)と、ミッションの陰から現れたクラッチカバー(写真上)。

ALFA 147GTA

ミッションから出ているシャフトの付け根にガイドチューブがあって、そこにレリーズベアリングがはまっています。

ALFA 147GTA

今回、クラッチ板の中心を通るシャフトが錆びていたため、クラッチを踏んだときのフィーリングが良くありませんでした。ここは新しいクラッチ板に熱に強いグリスを塗って対策しておきました。

ALFA 147GTA

クラッチカバー、クラッチ板、レリーズベアリングの新(右)と旧(左)。新品が大きく見えるのは台に載っているからで、大きさは同じです。

ALFA 147GTA

クラッチを取り付けるまえのフライホイール(写真上)。

ALFA 147GTA

再度トランスミッションを載せました。

ALFA 147GTA

サブフレームを付けて、足回りやマフラーを元に戻して、作業は夜遅くまで続きました。

ALFA 147GTA

翌朝、試運転して完成しました。クラッチは軽くスムーズです。フロントのブレーキパッドが現在、残り半分くらいなので、あと1万kmを超えたら交換するとよいでしょう。わたしたちにとっても思い入れのあるモデルです。どうぞ可愛がってあげてください。

2007年11月07日

★MASERATI Quattroporte Evo.V6 納車整備

1999年式マセラティ・クアトロポルテEvo.V6 は走行距離 38,000km。納車整備としてタイミングベルト一式交換等を行います。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

作業前のエンジン。CHECK ENGINE(警告灯)が点いていて、エンジンの調子が悪いのも直します。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

エンジン回りを分解していきます。万が一にもボンネットが落ちてこないようにつっかえ棒をして作業します。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

まずはドライブベルト、タイミングベルトを外します。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

上はタイミングベルトのテンショナーベアリングとアイドラーベアリング。下の新品ベアリングに交換します。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

古いウォーターポンプはめくら蓋(黄矢印)から水漏れした形跡があります。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

新しいウォーターポンプが付きました。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

ベアリングがついて、新しいタイミングベルトも張りました。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

スパークプラグの新(下)と旧(上)。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

新しいプラグをつけているところ。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

タイミングベルトカバーがつきました。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

デフオイルを交換した際、ドレンボルトの磁石に鉄粉がついていました。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

エアフィルターも真っ黒だったので交換しました。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

つぎにサージタンクを取り外して、その下にある水回りのホース類を交換するのですが、サージタンク背面のホースも要チェック!

MASERATI Quattroporte Evo.V6

ゴムホースに裂け目(黄矢印)がありました。ここからエアを吸ってエンジン不調(CHECK ENGINE)を引き起こしていた可能性があります。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

サージタンク下のホースとホースバンドを交換し、スターターモーターが接触不良を起こさないように点検しました。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

運転席の窓を閉める際、途中で引っかかることがあったので急遽ウィンドウレギュレーターを交換させていただきました。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

ECLIPSE AVN076HDという1DIN インダッシュナビ+オーディオとETCを取り付けました。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

他に、バッテリー、ワイパーゴム、下回りのタイロッドエンド、パワステラックブーツ、フロントスタビライザーブッシュ、ATマウント、マフラーゴムを交換しました。

MASERATI Quattroporte Evo.V6

試運転したところ、エンジン不調が直ってCHECK ENGINEも消えました。最後にボディコーティングを施し、納車準備が整いました。洒落たエクステリアを持つ4ドアサルーンですが、なんといってもマセラティです。ちょっと強めに踏めば過給がかかって飛び出します。どうか上手に、楽しくお付き合いください。

2007年11月15日

★BMW M3 (E36) 納車整備

BMW E36 M3の納車整備を行います。

BMW M3 (E36)

エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、冷却水にエアコンフィルター交換。これはグラブボックスを外してセンターコンソールの奥へアクセスする必要があります。

BMW M3 (E36)

古いフィルターは真っ黒でした。下が新品。

BMW M3 (E36)

前からエンジンを見上げたところ。オイル交換中。

BMW M3 (E36)

ラジエターのアッパー/ロアーホースも交換します。写真下はラジエター右側のロアホース。

BMW M3 (E36)

こちらはラジエター左側のアッパーホース。

BMW M3 (E36)

他にお勧めメニューとしてエンジンマウント、トランスミッションマウント、フロントスタビライザーリンクロッド交換もあったのですが、それは来春の車検時に行うことになりました。新オーナーとしては、それよりもリアマフラー、ホイール+タイヤ交換に興味があるご様子。そういう悩みも楽しみのうちでしょう。

BMW M3 (E36)

最後にテスターでメンテナンスリセットを行って完成です。 面白くてカッコいいクルマです。どうか楽しんでください。

2007年11月27日

★PORSCHE 964 TURBO 納車整備

ポルシェ964ターボの納車整備を行います。走行距離は約55,000km。

PORSCHE 964 TURBO

リアのエンジンルームは他の964に比べてぎっしり詰まっています。メカニックにとって「ターボがいちばん狭い」とか。

PORSCHE 964 TURBO

インタークーラーを外したら、その奥にある黒いエアクリーナーボックスを外します。

PORSCHE 964 TURBO

ファンベルトがかなり痛んでいました。

PORSCHE 964 TURBO

リアから見上げたところ。エンジンオイルを抜いています。右側のオイルタンクからも抜きます。

PORSCHE 964 TURBO

エアクリーナー、エアーポンプのホース類を外しました。

PORSCHE 964 TURBO

エンジン左側の手前にある銀色のリレーがメインリレーなので交換しておきます。

PORSCHE 964 TURBO

メインリレーの奥にあるのが燃料フィルター。

PORSCHE 964 TURBO

燃料フィルターの新(右)と旧(左)。

PORSCHE 964 TURBO

スパークプラグの新(下)と旧(上)。かなり古いようです。

PORSCHE 964 TURBO

タペット調整が2万kmごとの指定点検項目になっているのとオイル漏れも若干見られたのでカムカバーを開けていきます。写真下は左下のカムカバーを開けたところです。

PORSCHE 964 TURBO

次が右下のカムカバーを開けたところ。

PORSCHE 964 TURBO

デスビキャップ

PORSCHE 964 TURBO

キャップとローター

PORSCHE 964 TURBO

ローター

PORSCHE 964 TURBO

キャップ

PORSCHE 964 TURBO

オルタネーターとコンプレッサーベルトに亀裂が入っていました。交換です。

PORSCHE 964 TURBO

カムカバーセット。ナットとワッシャー付。

PORSCHE 964 TURBO

左上のカムカバーを閉じたところ。

PORSCHE 964 TURBO

エアフィルターの新(下)と旧(上)。

PORSCHE 964 TURBO

ドライブベルトとファンベルトを新しく張りました。

PORSCHE 964 TURBO

ボンネット内のリレーボックス。写真下の左下の53番リレーが燃料ポンプリレーです。

PORSCHE 964 TURBO  

タイヤをMICHELIN Pilot Sport ポルシェ認証タイプに交換しました。サイズはフロントが205/50-17、リアが255/40-17。その後、4輪アライメント調整を行いました。

PORSCHE 964 TURBO

右のヘッドライトレンズの内側が曇っていたので外しました。

PORSCHE 964 TURBO

レンズのシールゴムが一部めくれていたので直しておきました。

 PORSCHE 964 TURBO

整備を終えて試運転したところ、2,000rpmあたりでエンジンから異音がするということで調べたところ、オルタネーターと電動ファンベアリングの間にガタがあることが判明。双方とも交換することになりました。

PORSCHE 964 TURBO

写真下の左からファン、ファンベアリング、中央がオルタネーターの新(下)と旧(上)、ファンハウジング。

PORSCHE 964 TURBO

ファンベアリングの新(下)と旧(上)です。

PORSCHE 964 TURBO

新しいオルタネーターとベアリングを使ってファンハウジングを組みました。

PORSCHE 964 TURBO

ファンを再度取り付けてベルトを張りました。

PORSCHE 964 TURBO

試運転して問題ないことを確認して完成です。

PORSCHE 964 TURBO

来年ルッソは964も力を入れていく予定です。空冷ポルシェファンの方はどうぞお楽しみに!

2008年01月17日

ポータブルナビ「GORILLA」使用記-1

ゆうべE-wayamaから「コレ、使ってみてください」と渡されたのが、SANYO GORILLA NV-SB250DT本体とACアダプターと説明書。バッテリー内蔵だから外に持ち出すこともできて、ワンセグ対応ポータブルナビゲーションです。使ってみるなら、やっぱりレポートしなくちゃいけないでしょう。というわけで使用記-1です。

ポータブルナビ「GORILLA」

ゆうべ自宅で説明書を見ながらせっせと「地点登録」。よく行く場所をあらかじめ登録しておくわけです。「ルッソ」は電話番号で検索できましたが「グースネック名古屋」は住所から検索して名称を登録しました。今朝はバッテリーを充電して車内のシフトレバーに立てかけて「グースネック名古屋」へ。

ポータブルナビ「GORILLA」

ずっと画面を見ているわけにいきませんが、窓際でなくても内蔵GPSアンテナでちゃんと衛星を拾っています。小さいながらも頑張ってます。しかし、バッテリー駆動では音声案内とリルート(再探索)がされません。地図の見た目がちょっと寂しいけれど実用上不便はありません。

ポータブルナビ「GORILLA」

翌日ルッソで専用スタンドと12Vシガーライター接続ケーブルを箱から取り出してつないでみました。本来ならば写真上のあたりに車載用取付キットで固定するのがよいのですが、これは会社で持ち回すことを考えているので使うとしてもデスク用スタンドにしたい。(誰が最初に車内に置き忘れてくるでしょう?)

ポータブルナビ「GORILLA」

シフトレバーの周囲では運転の妨げになるので、助手席側のダッシュボード上に置くしかなさそうです。ちょっと遠いけれどなんとかなるでしょう。出かける前に目的地を地点登録してルート案内状態にしておけば、クルマに乗ってからあれこれ操作する必要はありません。

ナビは欲しいけれど、10万円以上する本体とモニタを買って取付費用を出して、クルマを買い換えるときには取り外しを依頼して、というのは気が重いという方にはポータブルナビをお勧めしたいと思います。

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2008年02月08日

ポータブルナビ「GORILLA」使用記-2

所用で知多半島のほうへ出かける際、ポータブルナビ「GORILLA」を持ち出しました。ごらんのとおりカーナビがついているのですが今回は使いません。クルマに乗ってから目的地を検索するのではなく、事前に目的地を「地点登録」してバッグに放り込んでおけば、すぐに出発できるのが便利。バッテリー内蔵なので帰りに駅まで歩くときにも使えます。ポータブルナビは、現在地がわかる「地図帳」です。

ポータブルナビ「GORILLA」

GPSがすべてなので、トンネル内や高架下では衛星を見失って位置情報を表示できなくなるのですが、名古屋高速の東山トンネルに入ってもしばらくはちゃんと地図上を移動しています。感心していたら3分くらいして(ナビ上で)停止してしまいました。ただ、トンネルを出れば現在地に戻るのでとくに問題はありません。ふつうトンネル内で分岐はないでしょうから。

帰りに名古屋高速を途中で下りるよう案内されたのを無視しても、すでに下りたものとして案内を続行していました。「300m先を右方向です」「ムリです」。実際に高速を下りたかどうかの判断はむずかしいようです。それでも、衛星が見えている限り、ちゃんと目的地まで案内してくれます。音声ガイドを含めて、通常のカーナビと比べても遜色はないと思います。

問題があるとすれば車内での置き場所です。使用するクルマが限られていればステイを取り付けておくことができますが、わたしたちは仕事柄、どのクルマで移動するかわかりませんから、きちんと取り付けることができません。写真のように置くと、カーブするたびに落ちそうになるので工夫の余地があります。ナビ底面にカメラ三脚用のネジ穴があるとよいのですが、そこまでは対応していません。良いアイディアが浮かんだらまたレポートします。

2009年02月25日

MASERATI Quattroporte Evo.V8 納車

■ 2000 マセラティ・クアトロポルテ Evo.V8

弊社管理車両の納車整備に先立ち、点検の結果を整備記録と照らし合わせ、油脂類(エンジンオイル、デフオイル)以外にバッテリー、アンダーカバー、ワイパーゴム、ウィンドウウォッシャーホース、タイヤ(MICHELIN Pilot Sport PS2)を交換することになりました。

MASERATI Quattroporte Evo.V8

▼ ブレーキマスターシリンダーを交換しました。エンジンの左側、つまり運転席の前にあります。同時にブレーキオイル交換およびエア抜きを行っています。

MASERATI Quattroporte Evo.V8

▼ Carozzeria のiPod対応CDデッキをセンターコンソールの1DINスペースに収め、ダッシュ上にユピテルのレーダーナビ「イエラ」(YERA)を取り付けました。コンパクトタイプのナビですがどんどん良くなっていて、画面も見やすく実用的です。「本格的なナビは要らないけれど、あると便利かな」とお考えの方にお勧めします。

MASERATI Quattroporte Evo.V8

▼ ただし見やすい位置にどうやってコンパクトナビを取り付けるかが問題。今回、マセラティの内装を傷つけないように専用のステイを作りました。整備内容はもちろんですが、こういう部分にもこだわっています。

MASERATI Quattroporte Evo.V8

本日ショールーム(LussoCars)にて納車させていただきました。どうぞ「大人のクアトロポルテ」の世界をご堪能ください。また感想などお聞かせいただけるのを楽しみにしております。

2009年02月26日

FORD FOCUS RS 納車

■ 2004 フォード・フォーカス RS

納車点検のうえ、エンジンオイル(YACCO VX1703 ロングライフオイル)+オイルフィルター、スパークプラグ4本、フロントワイパーゴムを交換しました。

FORD FOCUS RS

タイヤはMICHELIN Pilot Preceda PP2 225/40-18 を新調しました。どんなにクルマの調子が良くてもタイヤが悪ければドライバーの「思い」が路面に伝わりません。それとアーシングも施しました。

FORD FOCUS RS

▼ HIDを取り付けました。白い光が精悍な印象を与えてくれます。

FORD FOCUS RS

ガラス系ボディコーティングを施してあるのでピカピカです。本日、お客様のもとへ向かって旅立っていきました。お納めするクルマを通じて私たちの思いが届きますよう願っております。

2009年03月03日

FERRARI 550 Maranello 納車整備

■ 1998 フェラーリ 550 マラネロ

▼ アズーロカリフォルニアのボディカラーが美しい、フロントに5.5リッターV12エンジンを搭載したFRクーペ「550 マラネロ」。4,550×1,935×1,270mmというボリューム感溢れるボディからは「V12」のオーラが漂ってくるようです。

FERRARI 550 Maranello

▼ 納車点検を終え、整備前に内装全体のクリーニングと補修を行うことにしました。ひどく汚れていたり痛んでいる部分はありませんが、電動シート調整スイッチカバーが白っぽくなっているのと、シートベルトが擦れるパイピング部分や、シートベルトキャッチが擦れるサイド部分などは補修が必要です。

FERRARI 550 Maranello

▲ シート全体をクリーニングしたのち、黒ずんでいる部分は薄く塗装して目立たないように、きれいにしていきます。オリジナルの風合いや手触りを損なうことのないよう慎重に作業します。光の当たり具合で革の色がちがって見えるので何度も色合わせしました。

FERRARI 550 Maranello

 ▲ センターコンソールの灰皿の塗装がベタついているので、ベタつきを除去したのち再塗装。右側の小物入れは交換することにしました。

FERRARI 550 Maranello

 ▲ ルッソでリフトにかけて整備開始。ボンネットを開けると、V8フェラーリではリアから見える景色がフロントから見えて、思わず「重そうだな」。タイミングベルト交換のため、エンジン前部を分解していきます。

FERRARI 550 Maranello

▲ 左右バンクのタイミングベルトが現われました。カムプーリーが2個ずつありますからDOHCです。12気筒あるから48バルブ! ちなみに、最高出力 485ps/7000rpm、最大トルク 58.0kgm/5000rpm です。そのパワーを発揮させるためにもタイミングベルトは新調しておきたい。

FERRARI 550 Maranello

 ▲ タイミングベルトとテンショナーベアリングの新(下)と旧(上)です。

FERRARI 550 Maranello

 ▲ 古いタイミングベルト2本(左)を新品(右)を比べると十分使用感があります。見た目だけで寿命の判断はできませんが参考にはなります。距離は走っていないれど年数が経過して交換することになった場合、一見きれいでもゴムが劣化して細かい亀裂が入っていることがあります。

FERRARI 550 Maranello

 ▲ 新しいタイミングベルトを張りました。カムプーリー径が小さく、ヘッドの幅は意外にコンパクトに作られています。 同時にドライブベルト(オルタネーター/エアコンベルト、ウォーターポンプ/パワステベルト)とサーモスタットも交換しました。

FERRARI 550 Maranello

 ▲ スパークプラグの新(上)と旧(下)。まさに12気筒を実感する写真です。(笑)

FERRARI 550 Maranello

 ▲ つぎはクラッチ交換に取りかかります。マフラーを全部取り外し、クラッチハウジングにアクセスできるようになりました。

FERRARI 550 Maranello

▲ エンジンマウント左右2個と ▼ トランスミッションマウント左右2個も交換します。

FERRARI 550 Maranello

▼ エンジンマウントの新(右)と旧(左)を並べてみました。古いものは横からみると潰れてしまっていることがわかります。これではマウントとしての機能を十分に果たすことができません。

FERRARI 550 Maranello

▼ 前後重量配分を考慮してトランスアクスルを採用しているため、リアにあるトランスミッションを下ろしました。黒いトルクチューブが砲身に見えます。

FERRARI 550 Maranello

▼ クラッチディスク、クラッチカバー、クラッチレリーズベアリング、レリーズベアリングシール類の新(上)と旧(下)。写真右下が古いクラッチディスクです。溝はまだ残っていますが、ここでリセットして良い状態で乗っていただくことにしました。たとえばブレーキパッドでもギリギリまで使い切るのもよいのですが、交換時期を逃すと困ったことになります。予算が許すならば「納車整備」というのは絶好のタイミングです。

FERRARI 550 Maranello

▼ 再びクラッチハウジングを取り付けたところにトランスミッションを載せてトルクチューブを接続します。

FERRARI 550 Maranello

▼ マフラーを元通りに組み付け、新しいエアフィルターを取り付けてエンジン回りを組み上げていきます。

FERRARI 550 Maranello

▼ 下回りをフロントから見上げたところ。白い円筒が2個並んでいるのがエンジンオイルフィルター。V12はエンジンオイルを12リッター飲み込みました。他に、トランスミッション/デフオイル、ブレーキオイル、パワステオイル、LLC、バッテリーも交換しました。

FERRARI 550 Maranello

▼ 整備を終えて試運転。タイヤ交換、四輪アライメント調整し、CDヘッドユニットと(トランク内に)サブウーハーボックスを取り付け、最後にガラス系ボディコーティングを施して完成しました。

FERRARI 550 Maranello

イグニッションを捻るとキュルキュルキュル、フワーンっとV12が目覚めます。重めのクラッチペダルを踏んでギアを1速に入れてスタート。街中を流れに従って走らせるだけなら2,000rpmまでで事足ります。それが3,000rpmを超えるあたりから刺激的なエンジン音とパワーフィールが伝わってくるのです。高速道路では「このまま踏み続けたら一体どこまで加速するんだろう」と心配になるくらいパワフルです。

FERRARI 550 Maranello

550 マラネロは街乗りも難なくこなす一方、踏めば応えるスポーツマインドを秘めたスポーツGTです。アクセルペダルを通じてフェラーリV12を操り、そのレスポンスを味わうのは至福の時。6速MTでマラネロを駆り、ご堪能ください。

2009年06月20日

MASERATI 3200GT納車整備

マセラティ3200GTの納車整備の様子をまとめてご紹介いたします。

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油脂類(E/Gオイル、T/Mオイル、デフオイル、ブレーキオイル、クラッチオイル、パワステオイル、LLC)交換しました。CHECK ENGINE警告灯がつくのでテスターで原因を調べたところO2センサーの不良とのことで2個とも交換しました。

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CHECK ENGINEはエンジンVバンク内にあるノックセンサーが原因でつくことも多いので(念のため)交換しておこうと考え、エンジン上部のサージタンクを外していきます。

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ウォーターマニホールドも外します。

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Vバンク内のホース、ホースバンドを点検します。

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Vバンクの底に2個ついているノックセンサーを交換します。

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いちばん奥にあるセルモーターを(予防整備として)交換しました。

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変わり果てた姿のウォーターホースを交換します。

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タイミングベルト、ウォーターポンプ交換にとりかかります。

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ウォーターポンプを交換します。

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テンショナーベアリングベアリング、アイドラーベアリングも新調し、新しいタイミングベルトを張ります。

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スパークプラグも8本交換しました。

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元通りサージタンクを(新しいOリングをつけて)元に戻して組んでいきます。

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他にバッテリー、ドライブベルト、ワイパーゴム、灰皿を交換し、オルタネーターをオーバーホールしました。6速MTで駆るツインターボ3200GTをどうぞご堪能ください。

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