1999年式 アルファロメオ166 3.0 V6 24Vの納車整備を行っています。走行距離27,000kmで、タイミングベルト一式交換もあわせて行います。
タペットカバーを開いてカムをSST(専用工具)で固定し、1番シリンダーのゲージで上死点を出した状態で新しいタイミングベルトを張ります。
詳しい整備内容は後日「ルッソカーズ・レポート」でご紹介する予定ですが、ウォーターポンプ(写真下)の内側にある樹脂製のフィンにクラック(黄矢印)がありました。この状況は以前ALFA156V6でもありました。クラックが広がってフィンが空転を始めると冷却水が正常に循環しなくなりオーバーヒートにつながる恐れがあります。
ウォーターポンプは古くなってくると水漏れを起こす可能性もあり、タイミングベルト交換時に同時に交換をお勧めしています。あとでウォーターポンプを交換するにはタイミングベルトを外す二度手間(すなわち余分なコスト)を避けるためと、「転ばぬ先の杖」をつくという意味があります。安心してお乗りいただくための納車整備としては「タイミングベルト一式交換」からウォーターポンプは外すことができません。