水漏れしていたラジエターとアッパーホース、ロアーホース、サーモスタットを交換して納めさせていただいたALFA156V6が「高速道路を走ったら、また水温が上がりました」。ボンネットを開けるとサブタンクから冷却水が噴いた形跡があります。今回水温が上昇した原因は水漏れではないようです。早速アイドリング状態と多少スロットルを開けた状態で固定して水温が上昇するかどうか検証したところ問題ありません。高速走行時だけ水温が上がるとしたらメカニックITOいわく「ひとつ考えられるのはウォーターポンプの軸が高速時に空転しているか、フィンにクラックが入っているか」。
ITOがウォーターポンプを外してみたところ、内側の樹脂製フィンにクラック(黄矢印)が入っていました。エンジンが高回転になったときにフィンがきちんと回らず冷却水の循環が不十分になって水温が上昇したと考えられます。
新しいウォーターポンプに交換したわけですが、そのためにはタイミングベルトを外さねばなりませんでした。一度外したタイミングベルトを再使用すると寿命を計るのが困難になるため、お客様に事情をご説明のうえ交換させていただきました。
作業完了後、高速道路および市街地を十分に試運転して(エアコンONでも)水温が90℃前後で安定していることを確認してから納めさせていただきました。


