アウディA8 4.2 クアトロが走行中ぐんぐん水温が上昇するようになり、サーモスタットの固着と判断、入庫しました。というのも以前別のA8でも同様のトラブルがあったのです。今回のA8は2004年式で、3年間の保証が切れていたため、ルッソで交換作業を行うことにしました。ところが、サーモスタット1個のためにタイミングベルトを外さないといけないため手間がかかります。2台とも走行38,000km。まだトラブルが出るような距離でもないと思うのですがサーモスタットには要注意です。
ショールームからルッソまで回送したとき、水温計はしばらく真ん中の90℃を指して動かなかったので「おかしいなー、異常ないのかな?」と思っていたら、いきなり110℃。130℃スケールの4分の1ずつ急に動きます。アナログメーターの顔して、動きはデジタルです。水温計の針が中央より右に振れたらすでに異常です。オーバーヒートするまえに停車してディーラーや販売店に相談したほうがよいでしょう。
正面から見た4.2リッターV8エンジンはコンパクトですが、作業スペースはそれほどありません。黄矢印あたりにサーモスタットがあります。
写真上の黄矢印の金属カバー内が冷却水の通路で、そこにサーモスタットが付いています。サーモスタットはラジエーターに水を流すかどうかの調整役なので、これが壊れるとオーバーヒートやオーバークールが起きます。
写真上が外したサーモスタット。メーカーにも事情があるのでしょうけれど、もうすこし交換しやすい位置につけてほしかったと修理する立場としては思います。
タイミングベルトは10万km以上交換不要らしいのですが、この様子をみると「交換しておくに越したことはないだろう」ということで新品に換えました。(心配性?)
タイミングベルトを張り終えたところ。本日、洗車して納めさせていただきました。


