マセラティ・シャマルの車検整備+リセット作業を承り、まずクラッチ交換から行うことにしました。
とにかくクラッチの切れが悪く、ギアが入りづらいのです。このままでは動かすのが大変なので先行して作業します。
トランスミッションを下ろしたあと、エンジン側のフライホイールが見えています。
クラッチディスク、クラッチカバー、レリーズベアリングの新旧を並べた横でミッションを掃除しています。
クラッチディスクもそれなりに磨耗していましたが、クラッチの切れが悪い原因はレリーズフォーク(黄矢印)の支点を留めているボルトが緩んでいたせいでした。長さにして15mmほども緩んでいたのでフォークの支点が大きくずれてしまって、どんなにクラッチペダルを踏んでも十分にクラッチが切れない状態になっていたわけです。こんなことになっているとは思いませんでした。
この時期のマセラティのクラッチはすべてPULL式。レリーズベアリングを引いてクラッチを切り離す方式です。
ここまでの作業で分解したパーツたち。ここには写っていませんがパワステラックも外してあります。
シャマルの復活を期してリセット作業は続きます。