« ALFA SPIDER シフトレバー交換 | メイン | FERRARI F355 タイミングベルト交換 »

ALFA 145 点検

エンジンルームから異音がするとのことで、1997年式アルファロメオ145TS 16V の点検を承りました。現在67,000km。明らかな異音というのではありませんが、たしかにエンジンをかけるとギュンギュンと騒々しい。ベルトか、あるいはベアリングか。

ALFA 145

調べたところ、ドライブベルトを外してアイドラーベアリングを手で回すと「ガラがらガラ」。異音の原因はこれです。もしもアイドラーが壊れてベルトが外れるとオルタネーターで発電できなくなるのでバッテリーが空になった時点で自走できなくなりますし、高速走行中に起きたらと思うと怖いです。

「41,000km時にタイミングベルト交換済」とのお話でしたが、記録簿を拝見するとすでに5年経過しています。しかも「タイミングベルト」と「タイミングベルトテンショナーベアリング」しか換えていないようです。つまり、ドライブベルトもバランスベルトも未交換。この先、乗り続けられるのであればタイベルを含めてベルトとベアリング一式交換をお勧めしました。ここで換えておけば、ベルトに関してはこの先3年、3万kmは安心して乗ることができます。

タイミングベルトは3?4年あるいは3?4万kmごとの交換をお勧めしています。4万kmを超えたら即トラブルを起こすとは限りませんが、5万km、6万kmまで耐久テストをするのは危険です。万一のことがあると自走できなくなりますし、場合によってはエンジンが致命的なダメージを受けます。エアコンのホースが劣化していても、ガスが漏れてから替えればよいでしょう。でも、壊れる前に交換しなければならない部品もあるのです。

「タイミングベルト交換済」車両を購入される場合、その内容を確認されることをお勧めいたします。

★ アルファロメオなど輸入車のメンテナンスに関して、わたしたちは特別なことをしているつもりはありませんし、何でもできるわけではありません。あくまで安心してクルマに乗るために必要な、ごく当たり前だと思われるメンテナンスをご案内し実践しているだけです。そのときに考えているのは、その場しのぎでない、クルマを良い状態に維持していくための道筋です。

たとえば車両価格が100万を切ったアルファロメオを買って楽しまれるならばリセット費用も予算に入れておくことをお勧めします。「壊れたら直せばいい」という考え方では年中工場に出入りすることになりかねません。それでは次第にモチベーションが下がってきて嫌になります。愛車をずっと好きでいるために、乗り出しのリセットは必須だと考えます。

そういった考え方に共感してくださる方のお力になりたいと願っておりますが、現在ルッソでは他店で購入されたお車の点検、整備を思うようにお受けすることができません。このホームページ(ブログ)の情報を参考にして上手にアルファロメオと付き合っていただければと願っております。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2006年09月07日 22:28に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ALFA SPIDER シフトレバー交換」です。

次の投稿は「FERRARI F355 タイミングベルト交換」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35