今年5月1日に大型二輪MT免許を取得して、当面バイクを買う予定はないものの、いまどきの大排気量バイクに乗ってみたい。調べてみるとホンダドリーム名古屋中央にレンタルバイクがあるじゃないですか。しかし空いているのは6月下旬以後。梅雨時なので悩んだのですが、梅雨でなくても雨が降ることはある、降らないと信じて予約しました。レンタル料金は6時間で6,000円。じつは、前回 BMW 735i で帰省したときに、昔使っていたブーツとレインスーツ、革ジャンを持ち帰ってきたのです。雨でも乗る覚悟をしていれば晴れるかな、と。ちなみに、夏用のジャケットはクシタニ名古屋東店で買いました。 昔からウエアはクシタニなのです。
1週間前から天気予報が気になって仕方なかったのですが、当日は見事晴れー! (暑いくらい)
写真上が HONDA CB1300 ボルドール (2005年モデル)。カッコイイでしょ?
以前、ロータス・ツーリングに行った足助から稲武、そこから恵那に抜けてみようと思います。自分が乗っていると気にならない排気音も、自宅でエンジンをかけるとボーっと低く迫力のあるものでした。広小路通りに出て気づいたのは視点が高いので見通しが利くことと、車線が広く感じること。右手に100馬力の貯金があるので気持ちにゆとりがあります。
それはともかく、膝が熱いのです。大排気量エンジンは発熱量も多いようで、ストーブに近づきすぎたように熱い。冬は好都合ですが、夏は最低。シートの腰を引いて膝を下げるか、股を開くしか逃げ道がありません。ジーンズでは熱いので教習所で使ったニーパッドが良いかも。(かっこ悪いか)
国道153号線を北上し、稲武の「道の駅」(どんぐりの里)でお昼にしました。こうして二輪車置き場に頭から突っ込むと、出すときに重いんです。反対側に倒したら大変なので緊張しました。
途中、猿投グリーンロードを走ってみたのですが、高速走行はつらいです。あ、つらいのはライダーであってバイクではありません。ジャケットがばたつくという問題もありますが、ハーフカウルでは風を防ぐことができず疲れるのです。タンクバッグの上に伏せれば風は頭上を通過していくので快適なのですが、その姿勢ではカーブが怖い。今日は半日ツーリングなので飛ばす必要もありません。四輪から二輪に乗り換えた途端、なぜか警察を身近に感じるもので、お世話にならないよう、のんびり行くことにします。
道の駅を出てトンネルを抜けたところで交差する国道257号線を左折すると、153号線より交通量が減って、川沿いを快適なツーリングが楽しめます。川の水は冷たくて気持ちよかった。このまま行けば恵那に出て、中央高速に乗るか、国道19号で帰るか、時間をみて決めようと思っていたのですが、どちらも気が進みません。もうすぐ恵那というところで、きまぐれに農道に入りました。斜面をどんどん登っていくと眼下に湖が広がっていき、細い道を上っていくとパッと視界が開けました。(写真下)
う、牛がいる。ここはどこ?
タンクバッグに入れてきた「ツーリングマップル 中部北陸」という地図をみると、東濃牧場だそうです。
こういうのが好きなんです。ちょっとわき道にそれたら雄大な景色に出会えたとか。ですから時間が許せば気分次第でコースを変えます。問題は道に迷うことがあるくらい。今回もすでに正確な位置はわかりません。それなのに牧場を過ぎて前進していくとクルマ1台しか通れないような狭い林道になって「舗装が途切れたらどうしよう? オフロードバイクじゃないし」などと心細く思いつつ「どっかに出るでしょ」。悲観と楽観が交錯しておりました。分かれ道に案内板もないので広い道に出そうな方向を選びつつ山を下っていくと「あれ、ここって?」。257号線に戻っていました。まだ時間があるので恵那に抜けるのはやめて稲武へ戻ることにしました。 (メーターパネルに時計が表示されているのは便利)
本日の走行距離200km。CB1300を堪能させていただきました。お尻が痛いけど、やっぱりバイクは楽しい。鉄の馬との一体感が素晴らしい。おまけに、ガソリン満タンで10Lなので、なんと20km/L! (735と比べちゃいけないと思いつつ)
CB1300は取り回しは重いものの、走り出してしまえば素直で乗りやすいバイクです。教習所でCB750に乗った人なら違和感なく乗れるはず。排気量はあまり気にしなくていいと思います。YAMAHA SR400では路面の段差で突き上げがありましたが、CB1300はそれがありません。乗り心地がよいのです。さすがにワインディングをヒラヒラという感じではありませんが、ブレーキもよく効くし、安定したコーナーリングをしてくれるので、わたしなどバイクにお任せ状態でした。 ただ、のんびり走ろうと思いつつ、気がつくとスピードが出てしまいがちでした。エンジンの鼓動感が希薄だからでしょうか。
低回転では大人しいバイクなのですが、思い切ってスロットルを捻るととんでもないパワーが炸裂します。自分が乗ると300kgはあるだろう塊がぐっと前に出る感覚、それがこのバイクの魅力。このパワフルさは気に入ってます。帰りにお店でカタログをいただきましたが、実際に自分で買うとなると問題はエンジンフィール。4気筒エンジンはパワーはあるのですが、エンジンの鼓動を感じるのがむずかしいので2気筒の大排気量バイクにも乗ってみたい。以前、トライアンフ・ボンネビルに試乗させてもらいましたが、ちょっと乗ったくらいではわからないのが難点。DUCATIやMOTO GUZZI、輸出モデルのYAMAHA MT-01にもちょっと興味があります。楽しみながら悩むことにします。(笑)
今日はCB1300のおかげで「俺も大型バイクに乗れるんだ」という自信がつきました。自分の世界が広がったことがうれしい。 ほらほら、このブログを読んでくださっているアナタ、大型二輪免許を取りたくなってきたんじゃないですか?
★後日談★
ふだんは肩こりとは無縁なわたしが、翌日肩がパンパンに張ってつらかった。馴れないからか、肩に余計な力が入っていたのか。
大きさについて、赤信号でとまったときに、昔YAMAHA SR400では当然のように左を抜けて先頭に出ていたのですが、CB1300ではためらいました。狭いところをこちょこちょ抜けるのは得意ではありません。
重さについて、ツーリング途中、バイクをとめるにも地面の場合、サイドスタンドが土にめり込んで倒れないかどうか心配でした。どこでも気軽にとめることができるバイクですが、あとのことを考えておかないとバックギアはついていないので押して出さないといけません。
大きさと重さについては、大きなエンジンを抱えているのですから当然ですし、それが安定感や乗り心地の良さにもつながっているのかもしれません。