名古屋高速 吹上ICの北側にあるトライアンフとカジバのお店(トライアンフ名古屋中央)に行ってきました。
カジバのショールームにはMVアグスタはありましたがDUCATIはありませんでした。
お店の前にはトライアンフの Scrambler(スクランブラー) と Bonneville(ボンネビル) T100 が置いてあります。
「これはお客さんのですか?」
「いえ、試乗車です」
跨ってエンジンをかけさせていただいたところ、Scramblerは膝がマフラーに当たって右足がつきにくい。大きな問題ではないのですが、夏は右足が暑そう。865cc 並列2気筒エンジンなのですが、排気音は拍子抜けするくらい静か。一方、となりのBonnevileはマフラーを換えてあるため、ババババッと、ビッグツインらしい音がします。「こっちのほうがいい!」
クルマはエンジンを居住空間から切り離しましたが、バイクは剥き出しのエンジンを抱えて走ります。ですから、バイクにとってエンジンフィールはきわめて重要なファクター。
「ボンネビルに試乗させていただけます?」
アンケートと誓約書を書いて、免許証のコピーを取ってもらって、試乗コースの説明(吹上から丸田町まで往復)を受けて出発。
跨った感じは教習所のCB750よりもはるかにスマート。燃料タンクのうしろが絞ってあるので膝でタンクを挟むよりもステップをしっかり踏んでいたほうがいいみたい。ポジションはわずかに前傾姿勢。軽いクラッチを左手で握って、左足でチョンと1速に入れ、右ウィンカーを出してトトトトトッと発進。
自動車に比べると視点が高いのと、身体の正面から風を受けるのが新鮮。若宮大通(通称100メートル道路)はクルマの流れが速いので、思い切ってアクセルを開けないといけませんでした。YAMAHA SR400のシリンダーが2本並んでいるのに等しい排気量があるのですが「あれー、この程度なの?」。 パワーと滑らかさは4気筒のCB750のほうが上なのは当然だとしても、もっとパンチがあるかと期待していたのです。ところがひたすらマイルド。排気量を意識させない、とっても乗りやすいバイクです。これだったら400ccに慣れていれば十分乗れそう。(KAWASAKI W650ってどんな感じなんだろう?)
やはり大型だとか中型だとか排気量を意識しなくてよくなると、バイクを見る眼が変わります。これが本来あるべき関わり方だったのだろうなー、といまは思います。
そういえば、YAHAMAのGT50(ミニトレ)から SR400 に乗り換えたときも「意外にマイルドだな」と拍子抜けした記憶があります。よほど尖ったモデルでもない限り、最新モデルに乗るということは(わたしの場合)そんなふうに感じるのかもしれません。Triumph Bonneville T100は、わたしの中で SR400 の延長線上に存在するモデル。今日みたいに天気のいい日にツーリングに出るには格好の相棒となってくれるでしょう。
じつは 1枚目の写真の隅っこに映っている Speed Triple(スピード・トリプル) もちょっと気になってます。水冷3気筒エンジンとまったく異なるのですが、現行トライアンフで選ぶなら Bonneville か Speed Tripleですね。今日は公道で大型バイクに乗ってしまいました。ちょっと感動。
最新の尖ったデザインを選ぶなら新車の意味もありますが、クラシックなデザインのバイクに乗るなら、ちょっと古いモデルを選ぶ手もあります。E32 BMW735i と同じ 1988年式のR80とか、いっそR100RS に乗ってみようかな。キーワードは「温故知新」。そのほうが「ルッソ的」ではあります。(笑)