2008年10月31日

Casa di Giulietta

軽く行方不明になりつつあるE-carsです。今日は書くだろうと言われ続けて限界ギリギリのテンパイ中に一息を!
という事で今回は先日少しの合間を利用して行ったVERONAでのお話を少しだけお付き合いくださいませ。
今月は密かにパリオートサロンに行き新型車をひとしきり眺めてきました。その後仕事の舞台をイタリアに移し一人でせっせと仕事をしておりましたが、ふとした
空き時間ができたので電車に飛び乗り行ってきました、VERONA。見たかったのはロミオとジュリエットの舞台となったあの場所。現実にあることを訪れた方から聞いてはいましたがこの機会を逃すともう行く機会はないと判断し行きました。
駅からは歩いて行ってみようと判断し歩き始めましたがかなりの距離で後悔はすぐに感じましたがガス水を飲みつつ目指します。アレーナを眺めつつその奥に続くブランド通りを歩きながら孤独感と恥ずかしさ(カップルが多い)を胸に約10分、到着しました。
IMG_0407.jpg

二階の出窓の下にはGiuliettaのブロンズ像、そしてその周りには恋に浮かれたカップルや愛を語らうカップルに溢れ、アジアのおかしなカメラマンは写真撮影を頼まれる係りになり果てていました。
この場所から最愛の人に気持ちを伝えると幸せになれるような事を聞き、写真を撮ってみました。
その後ゲイのカップルに思い切り見せつけられた挙句写真を頼むよと言われたのをきっかけに退散致しました。

今月は非常に多忙な月でした。次回に又クルマのお話などを!

2008年09月10日

360CS

先月の勢いはどこ吹く風のE−carsです。
フェラーリではかなり好きなモデルの360CSが入庫しました。最近の経済界を吹き抜ける厳しい逆風を背にショールームにたたずむその姿には本気を要求するモデルに特有の不思議なオーラを感じます。思わず画像などを付けてもらいました。
%8E%C1%8E%AC%8E%DA%8E%BD%8E%C4%A1%A1%8E%B4%8E%DD%8E%CC%8E%DE%8E%DA%8E%D1.jpg
最近この手のクルマに限らず国産車の2ドアクーペや、スポーツタイプの相場が総崩れのようです。寂しい限りですがこうして国産を含めたクルマ好きが好むモデルたちは不人気車両として中古車市場で扱われたりすることになります。ここが狙い目なんですけど。
今、少しスパルタンだけど乗ってみたかったモデルを買うことには追い風が吹き始めています。どうぞお好きな方々、じっくりと検討されてはいかがでしょうか?
私はKTMに行こうと心密かに企てていたりします。

2008年08月14日

キモチE

今日を逃してはいつがある?E−carsです。
昨日、京都から深夜当時の最高傑作と言われたアルファV6のSOHC2.5Lを積んだ75MILANOのマニュアルモデルを回送してきました。
今年、仕立てたこの個体は現段階で電動ファンが手動で動かさなければならない以外は快調で、80‘Sカーとしては確実にマイルを刻んでいる元気クルマです。レイアウトからして箱のSZと言える日本未入荷のレアモデルです。SZに載る3.0Lよりも吹け上がりの鋭さに気持ちよさを感じるのはピストンの粒の小ささが大きく影響しているのでしょう。
祇園をゆっくり流して四条まで、周りの新し目のクルマたちとは一線を画したボディは街並みを歩く外国人からの注目が高く、異質な感じが共有なされているのかもしれません。しかし、京都の街を粋に走るMILANOは私が歩行者側にいてもおそらくカッコイイクルマに映っているように感じます。
京都夜ランを終えて高速へ。
気持ち良く流して適度なスピードでコーナリングを楽しんで、また流して。スロットルに対して現代の素早いレスポンスに慣れた感覚が徐々に80‘Sに馴染んだ頃にエンジンの気持ち良さが実感できます。アクセルワークもブレーキングも決定的にドライバーの技術の一つだと感じる瞬間が好きです。単純に速いだけの気持ち良さではない自分の中にある感覚だけの世界。しかし操縦しているというリアルな実感を感じられるのが素敵です。あっという間の新名神でした。
京都→名古屋くらいを走り切るとクルマが体に完全に馴染んでいて挙動からサイズまでを完全に把握して更に楽しさを感じる感覚だけが研ぎ澄まされていく事を感じます。なんでもない302号の加速にすら気持ちイイのです。
クルマの面白さを知らないままクルマ好きな若い世代が減っている感じがしています。少しだけ休憩した御在所SAのパーキングにはミニバンの展示会場と化した観がありました。お盆の帰省の時期に重なったの事もあるのでしょうがかなり驚きました。しかも一人や二人で乗っているパターンの20代のドライバーを多く見かけて、MILANOの横に佇む自分の異質さを感じてしまったりもしました。寂しい時間でした。
ルッソに戻るとMILANOの気持ち良さをひとしきりITO君に話し切りほっとした次第です。
心から喜ばしてくれるクルマたちをこれからも仕立て直して残していく事が我々のミッションだと心に決め(勝手に)エアコンが効くTOYOTA車に乗り込みたい熱帯夜でした。
夜ランは夏の夜も最高です。

2008年08月01日

12気筒、集まる

ひょっとしたら月内3回更新かっ?と言われたE−carsです。
今週は週の始まりからずっと12気筒に関わっていました。このエコが叫ばれガソリンは留まることなく価格上昇を続けている今、12気筒を考えていました。
大排気量、マルチシリンダーの魅力を運転しながら、横に乗せて頂きながら、眺めながら、考えていました。
始まりはアウディA8、W12でした。4.2V8をきっちりと乗り込んだオーナーと二人で夜ランです。走り出しのトルクの出方や絶対的なパワーの差はアクセルを踏み込んで加速を始めた瞬間に感じられます。1.8Lの排気量の差をリアルには感じられませんでしたがシリンダーが増えている事でエンジン自体の回り方にきめの細かさを感じました。V8ユニットでも相当スムーズで低振動だと感じていましたがこの12気筒はさらに滑らかに吹け上がってくれるのです。高速道路での追い越し加速やクルージングも非常に好印象。寡黙なアメフト部キャプテンっいていう感じがしました。
そして612スカリエッティ。なんだか妙に吠えるんです。575Mオーナーとの昼ランからスタートでした。市内を流しながら絶対おかしい二人組は妖しい魅力に照れ笑いの連発です。昼からシャンパンを飲む気持ちはきっとこれに近いのではないかと下戸の私は感じていました。高速に乗せて初めてスカリエッティのポテンシャルを垣間見た時に急激に欲しいモードは高まります。575よりも穏やかな性格に手なずけられた最高峰雅クルマはエンジン特性から足周りの味付けまでがフェラーリを感じさせてくれます。流していて感じるのが高級観、走らせて感じるのは高揚観。踏み込めばさらに深みに誘われる妖しい12気筒でした。
自分の知らない遊びを聞けば教えてくれる不良少年です。
この2台に12気筒を案内されて自社の展示車両を眺めれば、DD6が2台、550マラネロ、テスタロッサ、A8W12、612。知らないうちに集まってしまっています。この時代に逆行しているクルマが集まっているのは私のせいではなく皆様の仕業です。
言い訳を考えながら、自分も好きだと再確認した12気筒週間が終わります。

2008年07月18日

1974と1997

驚きの更新、E-carsです。
昨日、お世話になっている方から993カレラ4Sを譲っていただきました。1997年式の空冷最終モデルとなります。これにより私の手元には1974年式の930初期モデルと1997年式の993最終モデルが揃いました。
特に空冷ユニットに拘りがある訳ではないのですが74年911に乗り感じた楽しさと、97年911が持つ雰囲気とが同じ車が生き残ってきたことを感じさせてくれて感動しました。911が持つ歴史を感じて急激にクルマがかわいく思えている今日この頃です。
ポルシェとロータスは少年時代から不思議と縁がありました。今もショールームにはそのどちらかが必ず並んでいたりしますから相当のものかと思えます。
ロータスとポルシェに共通する感覚をつかみました。どちらもドライバーたる自分とクルマの密なる空間であるという事です。誰かを乗せて走ったり、出かけたりするよりも一人でクルマとつながりながら走っている事が何よりも素晴らしいと感じさせてくれるのです。スポーツカーの基本なのかもしれません。いつも一人で走っていて話相手が要らないクルマたちなのです。
明日の夜には思い出のクルマ、ギブリ5Fが戻ってきます。こうして一気に欲しいものが集まってくるのが面白いのです。来週の私はミッドナイトクルージング三昧かもしれません。